令和7年度麻しん風しん混合(MR)ワクチンの予防接種のお知らせ

更新日:2025年07月01日

麻しん風しん(MR)の予防接種が勧められている理由は?

平成19年に若い世代を中心に全国で麻しんの病気が大流行したことを受けて、国は麻しん排除を目標に麻しん・風しん(MR)ワクチンを2回接種できる機会を設けました。対象時期は、1歳の時と幼稚園、保育所(園)の年長の時となっています。過去にかかったと言われたことのある方も、麻しん風しん混合(MR)ワクチンの予防接種を受けることができます。体調のよい、早めの時期にこの予防接種を受けておきましょう。

令和6年度にMRワクチンの偏在等により接種時期を逃したMR1期またはMR2期または風しん第5期の対象の方は、令和7年度~令和8年度に限り接種することができます。接種方法等詳しくはこのページ末をご参照ください。

接種対象者

伊丹市に住民登録があり、下記のいずれかの条件にあてはまる人

1期  1歳の誕生日前日から2歳の誕生日前日までの人

2期  生年月日が平成31(2019)年4月2日から令和2(2020)年4月1日までの人(幼稚園・保育所(園)の年長児)

実施期間

1期は2歳の誕生日の前日まで、2期は、令和7年度末の令和8年3月31日まで

接種回数

各1回

費用

無料

持ち物

母子健康手帳、マイナ保険証等、予防接種予診票(医療機関にもあります)

副反応について

注射部位の発赤・腫脹(はれ)、しこりなどの局所反応が主ですが、まれに発熱、発疹がでることもあります。接種後30分は医療機関で経過をみて、特に体調に変化がないことを確認してから帰宅しましょう。なにか気になる症状が現れたときは、医師の診察を受けましょう。

注意事項

定期接種の対象年齢は、予防接種法という法律で定められています。長期療養を必要とする病気で接種時期を逃した場合は、医師の専用書式への証明が必要ですが、接種できるようになってから2年間、対象期間を延長することができます。また詳しくは、下記のページでご確認ください。

最近では、接種歴について、大学等入学時や海外渡航時に求められることがあります。接種歴は大切に保管しておきましょう。

令和6年度MRワクチンの供給不足により接種を逃した次の方へ(経過措置)

令和6年度に一部の地域でMRワクチンの供給不足が起こっていたことから、令和6年度にMRワクチンの対象者であった方(MR1期、MR2期、風しん第5期(成人男性で抗体検査で抗体が基準より少なく予防接種対象と診断された方))について、国は、接種機会を設けるため、接種期間を令和9年3月31日まで延長することとしました。接種方法は以下をご参照ください。風しん第5期については、「令和6年度のMRワクチンの偏在により風しん第5期の予防接種対象と言われた方へ」をご参照ください・

MR1期 令和4年4月2日~令和5年4月1日生まれで、MRワクチンの偏在等が生じたことを理由にワクチンの接種ができなかった人
MR2期 平成30年4月2日~平成31年4月1日生まれで、MRワクチンの偏在等が生じたことを理由にワクチンの接種ができなかった人

風しん第5期

昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性であって、令和6年度末までに抗体検査を実施した結果、風しんの抗体が不十分であって、MRワクチンの偏在等が生じたことを理由にワクチンの接種ができなかった人(注意令和7年度以降、抗体検査を実施した方は対象外です。)

 

接種方法

令和6年度MRワクチンの偏在等により接種時期を逃した方は、まだ接種をしていないことを十分確認していただき、事前に市内実施医療機関へご予約の上、下記の持ち物を持参して接種してください。市外で接種を希望される場合は、「市外で定期の予防接種を希望される方へ」で事前申請が必要です。

マイナ保険証等、母子健康手帳、予診票(医療機関にもあります)

市内実施医療機関

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部保健医療推進室母子保健課

〒664-0898伊丹市千僧1-1-1(いたみ総合保健センター1階)

電話番号072-784-8034 ファクス072-784-3281