乳幼児定期予防接種Q&Aについて

更新日:2024年04月01日

予防接種に関するよくある質問とその回答

Q1 先月子どもを出産しました。予防接種に関する案内は届きますか?

A1  生後2か月を迎える頃に、予防接種に関するご案内を送付しています。予防接種のご案内、予防接種予診票(年長児の接種分まで)、予防接種と子どもの健康(冊子)などを送付しています。学童期で使用する予防接種予診票(日本脳炎2期、DT2期、子宮頸がん予防ワクチン接種)は、市内実施医療機関窓口でお受け取りください。予防接種のご案内や予防接種と子どもの健康(冊子)をよく読んで、予防接種計画を立てましょう。転入された方は、伊丹市立保健センターで予防接種のご案内と予防接種予診票をお渡ししています。母子健康手帳を持参のうえお立ち寄りください。

Q2 予防接種を受けようと思ったら感染症にかかりました。よくなってからどれくらい間隔をあけたら予防接種を受けることができますか?

A2  基本的には麻しん、風しん、水痘(みずぼうそう)、おたふくかぜ等にかかった場合には、全身状態が回復してから、麻しんは4週間後より、そのほか風しん、水痘(みずぼうそう)、おたふくかぜ等は2~4週間後より接種できると言われています。その他ウイルス疾患(突発性発心、手足口病、伝染性紅斑等)は1~2週間後より接種できます。予防接種は効果もありますが、まれに起こる副反応があることから、十分回復してから健康なときに接種をお勧めしております。

Q3 里帰りで市外にある実家に約3か月帰省します。定期予防接種を実家のある市町で受けることができますか。

A3  定期予防接種は、基本的に住民票のある市区町村が責任をもって行うことになっており、保健センターでは市内の実施医療機関で接種できるようご案内しております。しかし、かかりつけ医や里帰りなどやむを得ない事情で市外に所在する医療機関で定期予防接種を受ける予定がある場合、必ず事前に市保健センターでの手続きが必要です。詳しくは、下記の「市外での定期予防接種を希望される方へ」を、ご参照ください。

Q4 4種混合1期(又は日本脳炎1期初回)の1回目と2回目の予防接種間隔があきすぎました。大丈夫でしょうか。

A4  対象年齢内であれば、標準的な接種間隔を越えた場合でも、定期の予防接種として受けることができます。接種間隔は、長期にわたり、予防接種の効果を期待したいため、決められています。それぞれの予防接種の接種間隔に注意し、保護者の方は接種計画を立てられることをお勧めしています。

Q5 令和6年3月に4種混合ワクチン、ヒブワクチンの1回目を接種しました。令和6年4月から5種混合ワクチンが始まるとのことですが、5種混合ワクチンに変更することはできますか?

A5  4種混合ワクチン、ヒブワクチン、5種混合ワクチンはそれぞれ1回目と同じワクチンを接種することとなっています。それは、データは限られていて、それぞれのワクチン会社が安全性、効果を検証し、同じワクチンを接種することを勧奨しているためです。必ず母子健康手帳を持参し、その記録を大切に保管しましょう。

Q6 予防接種を受けに行きましたが、母子健康手帳を忘れました。健康保険証だけで接種は受けられますか?

A6 予防接種の記録は、病気からお子様の健康を守るために、接種履歴は大切な資料です。特に学校入学時や海外渡航時に予防接種記録を求められることがあります。また、接種していないという記憶だけだと、勘違いなどで同じ予防接種を過剰に接種してしまう間違いが起こることも予測されます。(この場合、事後で発覚した場合、接種費用は自費となります。)必ず予防接種の際は母子健康手帳を医療機関へ提出し、接種記録を確認しておきましょう。

Q7キャッチアップ接種対象者ですが、子宮頸がん予防ワクチン接種の9価ワクチンを接種できますか?

A7 キャッチアップ接種対象者(平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女子)は、小学6年生~高校1年生の時に接種している可能性もあります。必ず過去の接種歴について確認し、まだ接種していないことを確認しましょう。または、中には1回目、2回目で終わっている場合もあります。いずれの場合も残りの回数を接種できます。当時2価か4価のいずれかを接種し終わっている場合は、基本的に同じワクチンですが、希望により9価への変更も可能です。データはないため、効果やリスクについての科学的知見は限定されています。

Q8 長期療養で治療を受けていたため、定期予防接種が受けられず、対象年齢が過ぎてしまいました。どうしたらよいですか。。

A8  回復後、伊丹市立保健センターへ医師の理由書を添えて申請すれば、接種期間を延長することができます。詳しくは、「長期療養のため定期予防接種の機会を逃した方へ(事前申請要、各種条件あり)」をご確認ください。

Q9 定期予防接種を医療機関に受けにいきたいのですが、子どもの保護者の体調が良くないため、子の祖母にあたる人が連れていきたいのですが、大丈夫ですか。

A9 予防接種は効果もありますが、まれに起こる副反応も心配されます。従いまして、健康な時に接種することが望ましいため、いつもお子様の体調をよく知る保護者様が望ましいですが、特段の理由で保護者が同伴できない場合、医療機関へ委任状を提出すれば、接種できるよう対応しております。詳しくは、「定期予防接種で保護者が特段の理由で、同伴できない場合の委任状について」をご参照ください。

Q10 予防接種の接種間隔はどうして守らなければならないのですか?

A10 それぞれの予防接種には1回目、2回目や追加など接種間隔が設けられています。1回目に接種したワクチンの効果が下がったところで2回目を打つことにより、長期的にワクチンの効果を期待することができます。それぞれの予防接種には、対象者や接種間隔や回数が定められているのは、このためです。予防接種と子どもの健康等を確認し、決められた接種間隔で接種を受けていきましょう。

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