歴史

更新日:2024年09月11日

伊丹の歴史

縄文~弥生時代

阪神地域の縄文・弥生文化は、猪名川流域を中心に発展しました。 市域東部の口酒井遺跡のほか、北部・西部・南部の遺跡からも遺構・遺物の発見が相次いでいます。

浅鉢画像

『籾圧痕付き浅鉢(口酒井遺跡出土)』

古代

 奈良時代に伊丹廃寺(国指定史跡)ができ名僧・行基が登場。昆陽池や昆陽施院(現在の昆陽寺)をつくりました。

行基画像

『行基』

中世

14世紀の初めごろ、この地に伊丹氏を名乗る武士団が現れます。
伊丹氏は南北朝時代に伊丹城をつくり、摂津国の3分の1を支配していました。
この地域は南北朝時代から戦国時代、しばしば戦乱に巻き込まれ、伊丹氏もそのたびに出陣し、その本拠の伊丹城もしだいに整備されていきました。
天正2年(1574年)に荒木村重に追い落とされるまで、約300年にわたって活動しました。
荒木村重が伊丹城に入り、有岡城と改名(現在は有岡城跡として土塁の石垣などが残る)。

荒木村重画像

『荒木村重』

近世

「伊丹郷町」では酒造業が盛んになります。

酒造とともに俳諧文化も発展していきました。

江戸時代に伊丹の酒造り画像

 『江戸時代の伊丹の酒造り=「日本山海名産図会」から 』

近代

明治22年(1889年)、町村制にもとづき伊丹町誕生。
同24年には川辺馬車鉄道が開通し、のちに大阪と舞鶴とを結ぶ阪鶴鉄道に発展(現在のJR福知山線)しました。
大正9年(1920)には阪急伊丹線も開通し、これら鉄道によって産業経済が促進されるとともに、近郊住宅地としても発展しました。

旧伊丹町役場画像

『旧伊丹町役場』

昭和15年

11月 伊丹市制施行(10日)。市役所を伊丹字中ノ町(現中央3丁目)に置く。
12月 第1回市議会招集。

昭和20年

6月 空襲により、市内各所に被害出る(終戦までに死傷者28、被災家屋95)。

昭和22年

3月 神津村編入。人口53,296人、面積21.75平方キロメートル。
4月 東・南・西・北の4新制中学校設立。

昭和24年

1月 市営バス運行開始。

昭和30年

4月 長尾村の一部編入。人口68,982人、面積25.09平方キロメートル。

昭和33年

3月 「大阪空港」開港。

昭和34年

7月 大阪空港が「大阪国際空港」と改称。

昭和35年

1月 陸上自衛隊中部方面総監部開設。

昭和37年

6月 市の人口10万人突破。
養護老人ホ-ム「松風園」開所。

昭和38年

12月 文化会館オ-プン。

昭和39年

6月 大阪国際空港にジェット旅客機就航。
10月 大阪国際空港騒音対策協議会(11市協)が発足。

昭和40年

4月 千僧浄水場が完成。

昭和41年

3月 伊丹廃寺跡が国の史跡に指定される。

昭和43年

11月 阪急伊丹駅の高架化移設工事が完成。

昭和47年

7月 新しい市庁舎、水道局庁舎、図書館、博物館が完成。

昭和48年

4月 伊丹スポ-ツセンタ-が完成。
中央公民館が完成。
10月 大阪国際空港撤去都市を宣言。

昭和50年

11月 差別を許さない都市を宣言

昭和51年

7月 第1回伊丹市民まつり開催。

昭和54年

5月 第1回昆陽池まつり開催。
12月 有岡城跡が国の史跡に指定される。

昭和55年

4月 長崎県・大村市、島根県・頓原町と姉妹都市提携

昭和56年

4月 国鉄福知山線の塚口・宝塚間の複線電化工事が完成。
5月 新しい国鉄伊丹駅舎が完成。

昭和57年

3月 口酒井遺跡で縄文・弥生時代の遺物が出土。

昭和58年

5月 伊丹病院が新築移転。

昭和59年

11月 「柿衞文庫」が開館。

昭和60年

4月 ベルギ-・ハッセルト市と姉妹都市提携。
5月 中国・佛山市と友好都市提携。

昭和61年

4月 大手前女子短期大学、浪速短期大学伊丹学舎(現大阪芸術大学短期大学部)が開校。

昭和62年

9月 伊丹第一ホテルが開業。
11月 美術館オ-プン。

昭和63年

11月 JR伊丹駅前に再開発ビル「アリオ」と演劇の「アイホ-ル」が完成。

平成元年

1月 老人保健施設「ケアハイツいたみ」がオ-プン。
11月 工芸センタ-オ-プン。

平成2年

5月 「サンシティホ-ル」オ-プン。
中国・佛山市に伊丹佛山友好交流センタ-が完成。
8月 神津大橋が完成。
11月 こども文化科学館昆虫館オ-プン。
市制施行50周年記念式典開く。平和都市を宣言。
12月 大阪国際空港の存続決定(11市協と運輸省が協定書に調印)。
シャトルバス「シティ-ゴ-ランド」が運行開始。

平成3年

4月 「アイ愛センタ-」(障害者福祉センタ-)がオ-プン。
10月 証明書自動交付機の運用開始。
12月 「伊丹アイフォニックホ-ル」(音楽ホ-ル)がオ-プン。

平成4年

4月 「ラスタホ-ル」(生涯学習センタ-)、荒牧バラ公園オ-プン。

平成5年

4月 ケーブルテレビ局「ケ-ブルビジョンアイ」開局。

平成6年

9月 関西国際空港開港、大阪国際空港の国際線廃止。
集中豪雨(6日夜~7日未明)。床上・床下浸水3,029戸(総雨量300.5ミリメートル)。
総合教育センタ-がオ-プン。

平成7年

1月 阪神・淡路大震災(17日)。死者23人、負傷者2,716人、全半壊家屋8,894棟(平成12年5月1日現在)。
6月 市震災復興計画策定
11月 宮ノ前再開発事業の商業・住宅ビル「伊丹みやのまち4号館」オープン。

平成8年

12月 コミュニティ放送局「エフエムいたみ」開局。

平成9年

4月 震災を教訓にした地域防災無線の運用開始。

平成10年

2月 クリーンスポーツランドがオープン。
11月 新しい文化会館(いたみホール)オープン。
阪急伊丹駅が3年10カ月ぶりに復興・オープン。駅ビルの愛称は「REITA(リータ)」に。

平成11年

4月 特別養護老人ホーム「ケイ・メゾンときめき」と老人福祉センター「神津福祉センター」がオープン。
9月 伊丹市第4次総合計画(平成12年度~22年度)議決。
11月 伊丹市ホームページ開設。
宮ノ前再開発事業の商業・住宅ビル「伊丹みやのまち3号館」オープン。

平成12年

3月 県内初の在宅介護の専門的総合施設「ぐろーりあ」オープン。
4月 介護保険制度スタート。
伊丹のケーブルテレビ局「ケーブルビジョンアイ」が他2社と合併し、「阪神シティケーブル(HCC)」に。
5月 阪神北部広域行政研究会(伊丹・宝塚・川西の3市と猪名川町)が発足。
11月 市制施行60周年記念式典開く。
阪急伊丹駅前広場オープン。

平成13年

3月 「金岡雨水貯留管」「下河原緑地」完成
宮ノ前地区市街地再開発事業が完了
4月 「スワンホール(労働福祉会館・青少年センター)」と「伊丹商工プラザ」「みどりのプラザ」オープン
6月 「伊丹郷町館」オープン
11月 「ぽけっと伊丹」(携帯端末版市ホームページ)開設

平成14年

4月 「いたみいきいきプラザ」オープン
7月 「緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」受賞
9月 「バリアフリー化推進功労者内閣官房長官表彰」受賞
10月 「第1回いたみわっしょい~おどらんかい」開催
JR伊丹駅東に大型ショッピングセンターオープン

平成15年

8月 「まちづくり出前講座」受け付け開始
市バスJR中山寺駅に乗り入れ

平成16年

2月 「伊丹総おどり」完成
4月 「きららホール」オープン
7月 「市民まちづくりプラザ」オープン

平成17年

3月 「大鹿交流センター」オープン
4月 「昆陽南公園」開園
JR福知山線伊丹駅を出発した快速電車が尼崎市内で脱線。伊丹市民の死者18人、大惨事に
9月 大阪国際空港騒音対策協議会が大阪国際空港周辺都市対策協議会に改称
11月 千僧浄水場配水の水道水が高度浄水処理水に

平成18年

3月 「第1回全国高等学校なぎなた選抜大会」開催
4月 「笹原公園」開園
7月 「伊丹スカイパーク」開園
9月 「第1回全国花の俳句大会」開催

平成19年

4月 大阪国際空港と共生する都市宣言

平成20年

1月 伊丹市ポータル「いたみん」(官民共同の地域ポータルサイト)開設
4月 阪神北広域こども急病センター開設
6月 伊丹酒蔵通り地区が美しいまちなみ優秀賞を受賞
9月 伊丹大使に著名人15人就任
11月 農産物直売所「スマイル阪神」オープン

平成21年

10月 市マスコット「たみまる」デビュー

平成22年

11月 市制施行70周年

平成24年

 7月 図書館ことば蔵を開館

平成25年

 1月 市立伊丹病院に内視鏡センターを開設
 4月 防災センターが開所
神津こども園が開園

平成28年

 4月 こども発達支援センター「あすぱる」が開所
 5月 神津交流センターを開設
 6月 三軒寺前広場が第2回「まちなか広場賞」で特別賞を県内初受賞
11月 図書館ことば蔵が「Library of  the year 2016」で優秀賞を受賞

平成29年

 4月 1000台の見守りカメラとビーコン受信器を組み合わせた「安全・安心見守りネットワーク」を市内全域で稼働

令和2年

3月 安全・安心見守りカメラ200台増設
4月 男女共同参画センター「ここいろ」を開設
公民館の機能をスワンホールへ移転
幼児教育センターを開設
さくらだいこども園、わかばこども園が開園

11月 市制施行80周年

令和4年

4月 市立伊丹ミュージアムが開設
11月 伊丹市役所 新庁舎完成