偽警告「ウイルスに感染している」に注意!電話をかけないで!
令和6年(2024年)6月15日号の広報伊丹に掲載
トラブル事例
パソコン利用中に、突然警告音が鳴り、実在する企業のロゴとともに「ウイルスに感染している」と警告画面が表示された。慌てて画面に書いてあったサポート窓口に電話をかけると不自然な日本語を話す人が対応した。言われるままに遠隔操作ソフトをインストールした後「コンビニでプリペイド式電子マネー5万円分を買って払うように」と言われたので不審に思い電話を切った。どうしたらよいか。(70代、男性)

助言
パソコンに突然表示される警告画面は、偽警告の可能性が高く、よくある手口です。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のウェブサイトに遠隔操作ソフトの「アンインストール」と「システムの復元」の実施手順が載っていることを情報提供しました。
IPA情報セキュリティ安心相談窓口
ダマされないために
このような偽の警告画面は、ウェブサイト上に広告を表示する仕組みを利用したもので、実際のウイルス感染とは無関係のことがほとんどです。警告画面が表示されたり警告音が鳴ったりしても、記載されている番号に電話をかけないでください。
<偽警告の手口>
・突然警告画面や警告音が出て電話をかけさせる
・遠隔操作ソフトをインストールさせる
・遠隔操作で様々な画面を表示させ、不安をあおって有償サポートやセキュリティーソフト等の契約をさせ料金を支払わせる
<警告画面・警告音への対処>
1 音量を「0」(無音)にする
2 パソコンのキーボード「Alt」と「F4」を同時に押す
⇒「このサイトを離れますか」
⇒「はい」を選択
3 2で終了できなければ「Ctrl」と「Alt」と「Delete」を同時に押す
⇒表示された画面の右下の「電源ボタン」をクリック
⇒「再起動」を選択
(引用:消費者庁・独立行政法人国民生活センター)
サポート等の契約をした場合は、速やかに消費生活センターに相談してください。
消費生活や製品事故に関する相談は消費生活センターへ
電話775-1298(相談専用平日午前9時~正午、午後1時~4時15分)

そのセキュリティ警告画面・警告音は偽物です!「サポート詐欺」にご注意!!-電話をかけない!電子マネーやクレジットカードで料金を支払わない!-
この記事に関するお問い合わせ先
市民自治部市民サービス室消費生活センター
〒664-0895伊丹市宮ノ前2-2-2伊丹商工プラザビル1階
電話番号072-772-0261 ファクス072-775-3811
更新日:2024年06月14日