定期購入トラブル「最終確認画面」を読もう!

更新日:2025年08月13日

令和7年(2025年)8月15日号の広報伊丹に掲載

最終確認画面をスクショで保存しよう

トラブル事例

  • インターネットの広告を見て、1回だけのお試しだと思って化粧品を注文した。
    しばらくして2回目が届き、定期購入だとわかった。(20代女性)
  • 「初回980円。いつでも解約できる」と書かれていた、サプリメントの定期購入を申し込んだ。
    1回目の商品を受け取り、解約したが、通常価格との差額1万8千円を請求された。(60代男性)

助言

インターネット通販では、「最終確認画面(申込みボタン等をクリックすることで契約の申し込みが完了する画面)」の表示がわかりにくいために、契約内容を誤認して申し込んだ際には、取り消しができる場合があります。
わからなかった点を事業者に伝えて、話し合うようにと助言しました。

事業者は、「最終確認画面」に取引の基本事項(分量、販売価格、発送時期、申込みの撤回・解除に関することなど)を、わかりやすく表示する義務があります。
しかし、初回の価格のみが強調され、2回目以降の表示がわかりにくい場合があります。

最終確認画面のチェックポイント

  • 定期購入かどうか、解約条件は何かに注意して読む
    通信販売は法律によるクーリング・オフ制度(無条件契約解除)はありません。
    解約手続きがとても複雑な場合があります。
  • 必ず全文を読む
    読みづらい部分に大事な内容が書かれていたり、複数のパートに分かれ、スクロールしないと全文を読めなかったりする場合があります。
  • 必ず「最終確認画面」を記録する
    印刷かスクリーンショットで記録を残します。
    また、注文を確定する前後に『さらにお得なご案内』等の表示が出て、別のコースに誘導されることがあります。
    誘導されたコースの「最終確認画面」も同様に全文を読み、記録しましょう。


解約期間内に解約の電話がつながらなかったり、手続きが複雑で解約できなかったりした時は、その記録とともにメールやファクシミリ、手紙等で解約の意思表示をしましょう。
申し込みを完了する前に「最終確認画面」に書かれた契約の内容を正確に理解しておく事が大切です。
必ず「最終確認画面」をよく読みましょう!

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