令和7年度 骨髄移植等後の予防接種再接種費用助成について

更新日:2025年04月01日

骨髄移植等で定期予防接種の再接種が必要と医師より判断された方へ

 骨髄移植等(骨髄移植、末梢血幹細胞移植、さい帯血移植)を行った場合、定期予防接種を通じて、移植前に得られていた免疫が低下若しくは消失し、感染症に罹患する可能性が高くなります。そこで、再度予防接種を実施し、免疫を再獲得することにより、集団感染やまん延を防止すること、また接種を受けられる方の経済的負担を軽減するために、伊丹市では再接種費用の一部を以下のとおり助成します。

助成対象者(1~3の条件をすべて満たす方)

1.予防接種を受ける日において、20歳未満の伊丹市民
2.骨髄移植等によって、定期予防接種を通じて、移植前に得られていた免疫が低下若しくは消失したため、再接種が必要と医師が認める方。 ※骨髄移植等を受ける前に定期接種を受けている必要があります。
3.助成対象者及び助成対象者と同一世帯に属する方の市町村民税所得割額(住宅借入金等特別税額控除、寄附金税額控除等があれば【差引所得割額】も加算した額となります。)の合計が235,000円未満の方。

助成額

再接種にかかった費用から1割を差し引いた金額を助成します。ただし、市が設定する上限額を超えることはできません。上記対象者のうち、生活保護法による被保護世帯に属する場合は「生活保護受給証明書」を、中国残留邦人等支援法による給付を受けている場合は「支援給付受給証明書」を提出すれば全額助成となります。これらの証明書は、市福祉事務所で申請すれば交付を受けることができます。

注釈)償還により助成しますので、接種時には医療機関に一旦全額をお支払いください。
注釈)主治医による骨髄移植等後の予防接種の再接種に係る対象者該当理由書(様式第2号)の発行手数料、 抗体検査費用については、対象となりません。

助成対象となる予防接種

下記疾病に対する予防接種が助成対象となります。
ヒブ感染症、小児用肺炎球菌感染症、B型肝炎、ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ(4種混合、3種混合(DPT)、2種混合(DT))、不活化ポリオワクチン、麻しん・風しん(MRおよび単独ワクチン)、水痘、日本脳炎、ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)

注釈)ロタウイルスワクチン、結核(BCG)は対象となりません。

助成対象期間

令和7年4月1日~令和8年3月31日

手続きの流れ

1.再接種する前に交付申請する

再接種費用助成を希望される方は、接種前に下記書類をそろえて保健センターに申請ください。

(1)予防接種再接種費用助成金交付申請書(様式第1号)
(2)医師の理由書(様式第2号)
(3)母子健康手帳の予防接種記録ページの写し、または予防接種済証の写し
  (4)申請しようとする月の属する年度(4月から6月までの場合にあっては前年度)分の課税(所得・非課税)証明書(助成対象者及び助成対象者と同一の世帯に属する方全員分)

2.決定通知が届く

申請内容を審査し、助成の対象と認定された場合は「予防接種再接種費用助成金交付決定通知書(様式第3号)」を送付します。助成の対象外であった場合は「予防接種再接種費用助成金不交付決定通知書(様式第4号)」を送付します。

3.医療機関で再接種する

予防接種再接種費用助成金交付決定通知書(様式第3号)を確認し、該当する予防接種の再接種を受け、医療機関へ予防接種費用を支払います。

注釈)医療機関が発行した領収書および明細書はこの後の手続きに必要ですので、予防接種を受けたことがわかる内容となっているかを必ずご確認ください。

注釈)再接種は任意接種のため、健康被害が生じた場合の補償は医薬品医療機器総合機構(PMDA)により行われます。

4.再接種にかかった費用を申請する

以下の書類をそろえて保健センター窓口で申請ください。郵送でも申請できます。
(1)予防接種料を支払ったことがわかる領収書の原本(詳細が分かりにくい場合は、明細書も必要)
(2)接種した予防接種予診票の原本またはコピー
(3)申請者の本人確認書類【写真ありは1点(マイナンバーカード、運転免許証等)、 写真なしは2点(健康保険証、年金手帳等)】のコピー
(4)振込口座(銀行名、支店名、口座の種類、口座番号)がわかる通帳またはキャッシュカードの写し

(5) 生活保護受給証明書等の原本(該当する方のみ)
 注釈)郵送で申請される場合は、上記の書類に加えて、以下の添付の書類に必要事項を記入し、送付ください。
   1予防接種再接種実績報告書兼助成金交付額確定申請書(様式第5号)
   2予防接種再接種費用助成金請求書(様式第7号) 3【別紙】申請額計算書

提出期限および提出先

接種後は、すみやかに保健センターへ申請をお願いします。令和7年度の接種分の提出期限は 令和8年 3月31日 まで です。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部保健医療推進室母子保健課

〒664-0898伊丹市千僧1-1-1(いたみ総合保健センター1階)

電話番号072-784-8034 ファクス072-784-3281