令和5年1月~3月

こんにちは。教育長の木下誠です。
過去の日記は下記のリンクからご覧ください
3月31日(金曜日)退職校園長・所長へ教育委員会賞授与

一人ひとりに教育委員会賞を手渡しました
本日の午後から今年度末をもって退職される10名の管理職(小学校長6名、中学校長2名、幼稚園長1名、保育所長1名)に長年に渡り本市の教育・保育の発展・充実に尽力されたことに対し、感謝の気持ちを込めて『伊丹市教育委員会賞』を授与しました。
今年度退職される先生方は、1980年代前半、日本全体がバブルの絶頂期にあり、学校現場では校内暴力の嵐が吹き荒れていた時代に教員や保育士になり、約40年近くに渡って本市の教育や保育の充実に尽力してこられました。
今、どの学校も落ち着き、謙虚で礼儀正しい子どもたちが育っていますが、このような状況を築かれた先生方の功績は大変大きいものがあると思います。

管理職時代には様々なことがあったと思います
教育委員会賞を授与した後、それぞれの先生方からひと言ずつ思い出などを語っていただきました。先生方からは「教頭を拝命したときは、夜の1時2時まで勉強した。校長になってからは、組織で対応することと人材育成に力を入れた。管理職をやってみて初めてその良さが分かった。最後は人間性だ。」「教員生活で3回辞めたい時があった。1回目は保育がうまくいかなかったとき、2回目は子どもが産まれ子育てと保育の両立を図っていかけければならなったとき、3回目は管理職として職員をうまくまとめていけなかったとき、しかし、いつも救ってくれた人がいた。感謝の気持ちでいっぱいだ」「所長になって周りの人にやる気を出してもらうことの難しさを感じた。先輩の所長にかけてもらった『保育はチームでするもの』という言葉を大切に施設運営に取り組んできた。」など、しみじみと語っておられました。
最後に、私から長年にわたる本市教育の発展に努めていただいたことに感謝の気持ち込め謝辞を述べさせていただきました。
これまでの時代は、現役時代にピークを迎え、後は、なだらかな下降線をたどっていく富士山型の人生を多くの人が描いていたと思いますが、人生100年時代においては、退職後も1つや2つの山を持つ八ヶ岳型の人生が求められるのではないかと思います。健康には十分留意いただき益々活躍されることを願っています。

これまでの経験や思い出を伺いました

長年伊丹の教育にご尽力いただきありがとうございました
3月26日(日曜日)第18回全国高等学校なぎなた選抜大会

優勝旗返還
3月25日・26日の両日、伊丹スポーツセンターにおいて、全国46都道府県から105校、344名の選手が参加し「第18回全国高等学校なぎなた選抜大会」が開催されました。
この大会もここ3年間は、新型コロナの影響を受け規模を縮小し無観客で実施してきましたが、新型コロナも終わりが見えてきたことから、今年度は従来の形に戻しました。第1日目は、開会式及び女子の団体戦と男女の個人戦の2回戦までを実施しました。第2日目は、男女の個人戦と女子の団体戦の3回戦から決勝戦と閉会式を実施しました。

選手宣誓
開会式では、愛媛県立北条高校の近藤結選手から「コロナも収まり、少しずつ未来が開けようとしています。コロナとの歩みは私たちの成長の歴史であり、このような幸せな場に立てているのはすべての人のお陰であり、すべての人に感謝し全力で戦います」と心に残る選手宣誓が行われました。
また、全国なぎなた川柳コンクールで、今年度最優秀賞に輝いたのは、岡山県美作高校の森永響さんの『幼き日夢見た伊丹いざ頂点(トップ)』という句であり、開催市としてとてもうれしい気持ちになりました。

試合の様子
今年度の女子団体戦決勝は、京都府立南陽高校と大分県立大分西高校の戦いとなったのですが京都府立南陽高校が優勝しました。
男子の個人戦決勝戦は、沖縄県立知念高校の瀬長拓夢太選手と埼玉栄高校の倉島星央選手の戦いとなり瀬長選手が優勝しました。女子の個人戦決勝戦は、京都府立南陽高校の大久保咲那選手と同校の柳沢心選手の戦いとなり大久保選手が優勝しました。

表彰式の様子
なぎなたの魅力は、相手や自分の状態など様々な条件の中で、勝つにはどうすればよいかを自分の頭で考え、瞬時に判断し、行動に移すなど研ぎ澄まされた集中力であり、このような経験は今後の人生の大きな力になると思いました。25回大会までは本市での開催が決まっており、なぎなたに集う高校生にとってさらに魅力的な大会となるよう本市を挙げ全力で応援してまいります。
3月22日(水曜日)感染症対策本部会議(4月以降の学校での感染症対策の見直しについて)
文部科学省は3月17日(金曜)新学期からは、児童生徒や教職員にマスクの着用を求めないことを基本とする通知を発出しました。この通知を受けて本日「令和5年度入学式のあり方」について、幼稚園・小学校・中学校・高等学校の代表者を交え「伊丹市教育委員会新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を開催しました。
文部科学省は、入学式等の儀式的行事や体育的行事・文化的行事等においてもマスクの着用を求めないことを基本とすること、効果的な換気に取り組むこと、合唱やリコーダー演奏の場面では一定の距離を確保すること、給食で机を対面にさせる場合は1メートル程度の距離を確保し「黙食」は不要なことなど『新学期以降の学校におけるマスク着用等の考え方』を示しました。
この文部科学省や県教育委員会の方針を受け、感染症対策本部会議において「令和5年度入学式のあり方について(案)」を協議し、以下の通り決定しました。
令和5年度 入学式のあり方について
1 基本的な考え方
1.国歌・校歌の斉唱や合唱時・呼びかけ等も含めて、児童生徒・教職員・来賓・保護者とも、マスクの着用を求めないことを基本とする。
【感染予防対策】
場面・項目 | 留意事項 |
合唱時等 | 体の中心から前方1m程度・左右50cm程度を目安とした距離を確保する |
参加人数 | 来賓や保護者等については、着席を基本とし、座席間の触れ合わない程度の距離を確保した上で、感染対策上での来賓や保護者等の参加人数の制限は必要ない ただし、学校の規模や状況に応じて来賓や保護者等の参加人数の制限を行うことがある |
行事の精選・時間の短縮 | 感染対策上での実施内容の精選や時間の短縮を行う必要はない |
・発熱や咽頭痛、咳等の普段と異なる症状のある者は参加を控えるよう徹底する
・参加者への手洗いや咳エチケットを推奨する
・アルコール消毒薬の設置、こまめな換気などを行う
2.マスクの着脱を強いることのないようにするとともに、児童生徒の間でも着用の有無による差別・偏見等がないように適切に指導する
感染状況の変化によっては、上記内容を変更することがある
会議全体の様子
担当課が説明しています
教育長説明の様子
各々が意見を共有し検討しています
3月16日(木曜日)「公立幼稚園・認定こども園卒園式」
本日、公立幼稚園・認定こども園において「令和4年度保育修了証書授与式」が行われました。私はみずほ幼稚園に行ってまいりました。
みずほ幼稚園は、今年度が第55回の卒園式だったのですが、本市の基本方針に沿って、卒園生と保育者は全員マスクをはずして参加していました。
卒園式では、国歌清聴、園歌清聴に続いて、5歳児担任の安田先生から一人ひとり呼名し、子どもたちは藤本園長から修了証書を受け取っていました。子どもたちの背筋を伸ばし「はい」「ありがとう」ということばや姿勢に立派に成長したなと思いました。
引き続き、藤本園長から「お祝いの言葉」が述べられました。藤本園長は「ピカピカの天気になったね。鳥たちもピーピーとみんなの卒園をお祝いしているよ。皆さんに渡した保育修了証書には、みずほ幼稚園で遊んだり学んだりしたことがいっぱい詰まっているよ。毎日マスクの生活だったね。マスクをはずしていっぱいお話ししたかったね。マスクをしていてもマスクの下の顔がいつもニコニコしているのを知っていたよ」とお祝いの言葉を贈られました。また、保護者に対して「みずほ幼稚園では、子どもたちがやってみたいという主体性を大切にしてきました。これからもみずほ幼稚園を見守ってください」とお祝いの言葉が述べられました。
卒園生たち一人ひとりに一輪のカーネーションを送りながら見送る安田先生の温かい笑顔がとても印象的でした。最後に保護者代表から感謝の花束を受け、目にいっぱい涙をためておられました。また、多くの保護者も目にハンカチを当てておられ、簡素な中にもとても温かいものを感じる卒園式でした。
笑顔がみられる卒園生と保育者
温かい雰囲気の卒園式でした
背筋を伸ばして聞いています
修了証書を受け取りました
3月12日(日曜日)「第37回武道演武大会」
本日、伊丹市立緑ケ丘体育館において「第37回武道演武大会」が開催されました。武道に親しむ多くの人がこの日を待ち望んでいたのか、本日は8つの武道協会(空手道・なぎなた・剣道・合気・柔道・相撲・太極拳・居合道)に所属する実に多くの人が参加されていました。
開会式では、武道の大会らしく会場には凛とした空気が流れ、選手たちの背筋の伸びた姿勢にとてもさわやかな気持ちになりました。最初に、伊丹スポーツ協会会長の中尾一二三氏から「今年度最後の大会となるが、武道協会同士の交流をしっかり図ってください。」と挨拶がありました。引き続き、来賓を代表し私から祝辞を述べさせていただきました。私からは、3年間に及ぶ新型コロナの子どもたちへの影響や、私自身のスポーツを通した思い出、そして現在は様々なスポーツから元気と勇気をもらっていることなどを話しました.
続いて、来賓及び各協会の会長の紹介があり、空手道協会をスタートに各協会による演武が披露されました。躍動感のある動きや気迫に満ちた姿がとても印象的でした。また、小学校低学年の武道に親しむ子が多いことに驚きました。武道は、我が国固有の文化であり、自らを律する克己の心や互いに相手を尊重する態度を育み豊かな人間性を育む力があります。武道を通じてこのような資質を磨いていただきたいと思います。
大会の開催にあたりご尽力いただきました関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。
教育長挨拶
演武の様子
演武の様子
演武の様子
3月9日(木曜日)「中学校・伊丹特別支援学校(高等部)卒業式」
今日、市内8中学校・伊丹特別支援学校(高等部)で卒業式が行われ、私は西中学校の卒業式に参加しました。開式の辞の後、国歌・校歌が流れたのですが、私は西中学校の卒業生であり、懐かしさが込みあげてきました。式は厳粛な中にも涙を流す生徒の姿も見られるなど、とても感動的な卒業式でした。
クラス代表が卒業証書を受けました
卒業生のきびきびした姿勢に、これまで1つ1つのことに全力で取り組んできたことがよく分かりました。
卒業証書授与においては、担任から一人ひとり呼名し、クラスごとに代表が卒業証書を受けるのですが、どのクラスも担任の呼名に対する返事がとても凛々しく担任と生徒の温かい関係を感じました。
垣内校長が卒業生にはなむけの言葉を贈られました
垣内校長からは、「皆さんは新型コロナに翻弄された3年間だった。当たり前のことを当たり前にすることが難しい中にあって、授業や部活動、学校行事に前向きにチャレンジしてくれた」そして、最後に「長い人生いろいろなことがあるがしなやかに生き抜いてください」とはなむけの言葉を贈られました。
在校生代表が送辞を述べられました
在校生代表からは、「先輩たちは私たちの目標であり憧れでした。学校行事や生徒会活動などで丁寧にやさしく声をかけてくれてうれしかった。先輩からは責任を持って行動することの大切さを学びました。」と送辞が述べられました。
卒業生代表が別れの言葉を述べられました
2人の卒業生代表からは、576日間の歩みをふり返り、「1年生の時はすべての行事が中止となる中で学校へ通えることがうれしかった。体育大会において学校全体で盛り上がった感動は一生忘れない。これからの人生において、どんなに辛いことがあっても、ホップ・ステップ・ジャンプ、そしてチャレンジの精神でがんばります。」と別れの言葉が述べられました。
3年ぶりに卒業式に参加したのですが、改めて子どもたちはすばらしい力を持っていること、様々な制限のある中でも実に多くのことを学んでいること、また無限の可能性を秘めていることを感じました。
卒業生の別れの言葉を聞く垣内校長の目に光るものがありました。改めて教育のすばらしさを確認することができました。
2月26日(日曜日)「伊丹こども市展」

会に先立ち一言ご挨拶させていただきました

たくさんの人に参加していただき、大変うれしく思います

一人ずつ表彰を手渡しました
これからも、自分の個性を生かし自分らしい作品を創作してほしいと思います。入選されましたみなさん、おめでとうございました。
絵画の部

市長賞

議長賞

教育長賞
書の部

市長賞

議長賞

教育長賞
2月24日(金曜日)「第4回 教頭会」
本日、本年度最後の「教頭会」を開催しました。最初に今年度の「ふり返り」を行い、次年度の教育計画の策定に当たって「心がけてほしいこと」として、自校の課題や子どもを取り巻く環境の変化、学習指導要領のねらいなどを踏まえることなどを話しました。

令和5年度の方針について、資料を使って説明しました

各先生がしっかりメモを取って聞かれていました
今年度末には、小中学校で8人の校長が、就学前施設においては1人の管理職が退職されます。教育の成否は、管理職のリーダーシップによるところが大きいことから教頭には学校経営の責任者としての資質をしっかりと磨いていただきたいと思います。

私もプレゼン、リーフレットを用いて説明しました

説明の後には、個人ワークで各校の課題について考えていただきました
2月20日(月曜日)「第4回校園長・所長会」

一人ひとりに表彰を手渡し、謝辞を述べさせていただきました

今年度の課題を踏まえて令和5年度の取組を説明しました

絵に描いた餅に終わらせず、着実に実施してほしいことを伝えました

みなさん真剣に話を聞いていました

閉会の挨拶として学校教育部長より、年度末に各校で気をつけていただきたいことが話されました
2月17日(金曜日)「令和4年度教育委員会賞・ふれあい教育賞表彰式」
本日、午後から「令和4年度伊丹市教育委員会賞・ふれあい教育賞」の表彰式を行いました。表彰式には、教育委員会賞の受賞者として、横浜市で開催された「World Para Swimming公認2022ジャパンパラ水泳競技大会50m自由形、100m自由形」で優勝された加藤作子さんを始め、イタリアで開催された「UCIグランフォンドワールドチャンピオンシップ自転車ロードレース」で35位になられた前川元さんなど5人が出席されました。
教育委員会賞は、その他にも「第9回全日本アンダージュニアボクシング王座決定戦中学生54Kg級」優勝の永山銀次郎さん(北中学校3年)や「第106回日本陸上競技選手権大会男子200m」優勝の上山紘輝さん(住友電工)など50人の個人と「兵庫県中学校総合体育大会男子バレーボール競技大会」で優勝した荒牧中学校男子バレーボール部など7つの団体に授与しました。
引き続き、伊丹幼稚園において平成26年より園児への栽培指導や畑の管理、園庭の環境整備、樹木の剪定などを通して幼稚園教育に貢献された乾道広さんをはじめ阪部豊和さん、グリーンボランティアきらら(森川育子さん、伏屋祥子さん)、図書ボランティア「ドッグイア」(丹羽理恵さん)など2つの団体と2人の個人に「ふれあい教育賞」を授与しました。
表彰式では、私から本日出席いただいた表彰者一人ひとりに、多くの市民に元気と勇気を与えていただいたことに対し感謝申し上げるとともに表彰状を授与いたしました。
表彰状を渡しながら、表彰を受けられる方からにじみ出る表情や姿勢のすばらしさに触れ、自分ももっと頑張らねばという気になりました。
この他にも、本市には平成19年(2007年)に創設した「伊丹市児童・生徒顕彰」があるのですが、英検や漢検などの検定試験において他の模範となる成果を収めた児童生徒を顕彰するものであり、本年度は247名の児童生徒を顕彰しました。
これからも健康に十分留意され、益々活躍されますことを願っています。おめでとうございました。
冒頭ご挨拶
教育委員会賞授与の様子
ふれあい教育賞授与の様子
集合写真
2月16日(木曜日)「感染症対策本部会議(令和4年度卒業証書授与式のあり方について)」

学校園の代表にも参加していただき、ご意見を伺いました

ご意見を踏まえて方針を決定しました
令和4年度 卒業証書授与式のあり方について
1.方針
2.実施場所
体育館
3.基本的な考え方
- 児童生徒及び教職員については、入退場、式辞・祝辞等、卒業証書授与、送辞・答辞の場面など、式典全体を通じてマスクを外すことを基本とする。
- 来賓や保護者等はマスクを着用するとともに、座席間に触れ合わない程度の距離を確保した上で、参加人数の制限は不要とする。
ただし、学校の規模や状況に応じて入場制限を行うことがある。
4.参加者
- 卒業生、保護者、来賓とする。
- 在校生は、送辞を行う児童生徒のみ参加とする。
5.実施内容
- 卒業証書授与、学校長式辞、在校生送辞、卒業生答辞、国歌・校歌演奏とする。
・送辞、答辞は、密集しない形での実施に限る。
・国歌・校歌等の斉唱や合唱、卒業生全員による呼びかけ等は行わない。 - 祝電披露は、市長、議長、教育長のみとする。
6.留意事項
- 換気対策機器の活用等による効果的な換気の実施や、参加者への咳エチケットの推奨、手の消毒や手洗い等の手指衛生など、必要な感染症対策を講じる。
- 来賓や保護者等に対してはマスクの着用を求めるとともに、着席を基本とし、座席間に触れ合わない程度の距離を確保する。児童生徒・教職員の座席間はパイプ椅子1脚程度の距離を確保する。
- 発熱に限らず、咽頭痛や咳等、普段と異なる症状のある者については、卒業式への参加を控えるよう徹底する。
- 基礎疾患があるなど様々な事情により、感染不安を抱き、マスクの着用を希望したり、また、健康上の理由によりマスクを着用できない児童生徒もいたりすることなどから、学校や教職員がマスクの着脱を強いることのないようにする。また、児童生徒の間でもマスクの着用の有無による差別・偏見等がないよう適切に指導を行う。
- 卒業式の実施方法については、児童生徒や保護者等に対して、丁寧な説明や情報発信を行う。
- 幼稚園・認定こども園・保育所(園)の卒園式における小学校就学前の幼児については、これまでもマスク着用を一律に求めないとしてきたところであるが、感染状況等を踏まえ、必要に応じて上記の取扱いを参照する。また、教職員や来賓、保護者等のマスク着用等については上記の取扱いに準じる。
7.その他
2月16日(木曜日)「学校訪問 天王寺川中学校」

授業の初めに、AIドリルで各自が苦手な課題に取り組んでいました

デジタルとアナログを授業の中で上手に組み合わせていました
授業を参観した感想ですが、坂本先生は声が大きく、ユーモアのある語りにより、生徒たちがとても楽しそうに学んでいました。「全体学び」においては、教師の一方的な説明ではなく生徒との会話のキャッチボールがあり、生徒が意欲的に取り組んでいました。

今日の課題を、実際にじゃんけんするなどして、グループで検証していました
印象に残ったことは、1つは、「不易と流行のどちらも大事にしている。タブレットの活用だけでなく、紙に書くことにも力を入れている」と言われたこと。2つには、「先生が元気なことが生徒を元気にする」と言われたこと、3つには「知⇒覚⇒動⇒考(とも・かく・うご・こう)(ともかく動くこと)を大事にしている。考えてから動くのではなく、チャレンジすることを大事にしている」ということです。学校経営に全力をかけていることがひしひしと伝わってきました。
2月15日(水曜日)「学校訪問 荒牧中学校」

タブレットを用いて、基礎用語の復習を行っていました

初期微動継続時間からわかることをグループで話し合います

先生も各グループの意見を聞きながら、適切なアドバイスを送っていました
話を伺っていて印象に残ったことは、学校評価における教師の評価と全国学力学習状況調査における生徒の評価に乖離があり、ここを改善していきたいと言われたことです。具体的に乖離としてあげられた課題は、「学校に行くのが楽しいと思う」「家で自分で計画を立てて勉強をしていますか」「先生は生徒の悩みや不安に親身になって相談にのってくれる」「友だちと協力するのは楽しい」「課題解決に自ら取り組む」といった項目の評価が低いことです。しっかりと現状から目をそらすことなく現状を見つめておられると思いました。これらの課題を改善することが、学力の向上だけでなく、不登校の減少などにつながると思います。話を伺っている中で、荒牧中学校の生徒への熱い気持ちを感じました。市教委として全力で支援してまいります。
2月13日(月曜日)「令和4年度第2回市立伊丹高等学校特色化・活性化チーム会議」
本日午後から、第2回市立伊丹高校特色化・活性化推進チーム会議を開催しました。

新庁舎に移転したので、初めてペーパーレスでチーム会議を行いました
最初に、谷口校長等から今年度の学校評価の結果、生徒の主体性を育成するための取組、令和5年度高等学校入学者志願状況、大学等への進路状況、教員の勤務実態、総合模擬試験から見た学年別の学習状況、国際交流の取組、次年度事業予算要求の結果などについて報告がありました。推薦入試の志願が締め切られて、15日には推薦入試が行われますがGCコースが1.45倍、商業科が2.00倍ととても高い倍率となっておりました。教員の勤務実態については、時間外勤務が昨年度と比べて少し多くなっておりました。

これからも、選ばれる市高を目指し、意見交換を行ってまいります
その後、これらの報告事項に対して、意見や感想、質問などが行われました。学校評価において、生徒向けの質問に「授業はわかりやすく楽しいと思いますか」という項目があるのですが、「評価が他学年と比べ、低い学年があるが考えられる要因は」、また総合模試の過去5年間の結果から「結果が思わしくない学年があるけれども、何が要因か」といった質問や「主体性が育っているかどうかの客観的な評価はどのようにして行うのか」「授業において主体的・対話的な学びは行われているのか」「県立高校第3次改革における方向性は」など様々な質問が出されました。最後に谷口校長から「学年が一堂に会する場所が欲しい」といった要望が出されました。
毎年定期的に年2回学校現場と市教育委員会が一堂に会しこのような会を行っているのですが、本日も生徒から選ばれる学校としてこれからも存続していくためにどのような改革が必要かといった視点で真剣な意見交換が行われました。今の状況に満足せず、更なる発展を目指してまいります。
2月10日(金曜日)「瑞穂小学校 伊丹市教育委員会指定研究発表会」

1年生国語科「ずうっとずっと大すきだよ」

3年生国語科「モチモチの木」

6年生国語科「海の命」

教育長挨拶

学校長挨拶
2月8日(水曜日)「教育長とPTA連合会との教育懇談会」

教育長挨拶の様子

PTA連合会会長挨拶

皆さんから活発なご意見をいただきました
2月7日(火曜日)「令和4年度 第4回いじめ防止等対策審議会」

新井会長による挨拶の様子

会場の雰囲気

事務局の様子

委員の皆さまからたくさんのご意見をいただきました

いただいたご意見は今後の施策検討の際の参考にさせていただきます
2月6日(月曜日)「全国プラネタリウム研修会2022伊丹」

教育長挨拶

日本プラネタリウム協議会理事挨拶

たくさんの方にご参加いただきました
私は、宇宙や天体にとても興味があるのですが、それは子どもの頃に両親に連れて行ってもらった明石の天文科学館での感動が原点にあるのかもしれません。子どもたちにとって天体というのは、神秘的でスケールが大きくとても魅力的なものです。このような研修を通じで、子どもの心に火をつけ探究心を育んでいただきたいと思います。

分科会1「学習投影コース」

分科会2「天文基礎コース」
2月2日(木曜日)「神津小学校 伊丹市教育委員会指定研究発表会」

公開2 2年生国語「詩を作ろう」

公開3 中学年総合「猪名川発展プロジェクト」

公開3 高学年総合「神津を創ろうプロジェクト」

教育長挨拶

学校長挨拶
1月30日(月曜日)「令和4年度第2回阪神7市1町教育長協議会」

開催市を代表してあいさつしました

各市町に端末を持参していただき、ペーパーレスで行いました

皆さんから活発なご意見がありました
阪神7市1町の教育長協議会は、これまでも新型コロナ対応などさまざまなことで緊密に連携してきましが、これからも「こどもまんなか社会」の実現に向けて、さまざまな改革に取り組んでまいります。本日は大変有意義な意見交換をすることができました。

伊丹市役所新庁舎班から新庁舎の特徴をご説明いただきました

新庁舎見学の中で、教育長室(及び教育会議室)にもお越しいただきました
1月29日(日曜日)「二十歳を祝うつどい」
本日、スワンホールにおいて伊丹心身障害対策市民懇談会(以下心障懇)主催の「二十歳を祝うつどい」が開催されました。

大岡会長挨拶

藤原市長挨拶

教育長挨拶
「二十歳を祝うつどい」を開催していただきました「心障懇」の皆様に心から感謝申し上げます。

加藤市議会議長挨拶

会場の雰囲気
1月26日(木曜日)「伊丹小学校 伊丹市教育委員会指定研究発表会」
2年生 音読発表会をしよう(お手紙)
3年生 ポスタートーク大会をしよう(モチモチの木)
授業を見た感想ですが、1つめはどの学年の授業もフラッシュカードやワークシートを効果的に活用し、教室全体にこれまでの学習過程を掲示した環境構成など「この1時間を充実したものにしたい」という指導者の熱い思いが伝わってまいりました。2つめは子どもが学びの主体であり、子どもたちがのびのびとしており、まさに楽しく学んでいるなと思いました。3つめは「お手紙」、「モチモチの木」、「海の命」は、子どもの心をゆさぶる教材であり、この教材をじっくりと展開することにより人間として必要な「勇気」や「思いやりの心」が育まれるだろうと思いました。4つめは子どもたちが興味・関心のある「単元のゴール」を設定することで、意欲的に学習に取り組む姿勢が着実に育っていると感じました。また、友だちとの関わりを通して、「新たな見方」や「考え方」を生み出す力が育っていると感じました。「学習方法を工夫しながら主体的に学ぶ力が弱い」といった自校の課題に確かな変化が表れていると思いました。
6年生 太一のモノローグ展を開こう(海の命)
「子どもの姿」を通して全教員が一丸となって自校の課題の改善に向け授業改善に取り組んでこられたことがよく分かりました。4年間に渡り研究活動に取り組んでこられました伊丹小学校の礒田校長をはじめ諸先生方に心から敬意を表します。すばらしい研究発表会でした。
教育長挨拶
学校長挨拶
1月21日(土曜日)「兵庫教育会における講話『私の教師人生』」

奥村会長挨拶

これまで私が歩んできた教師人生についてお話ししました

たくさんの方に参加していただきました

たくさんの質問・意見を伺い、また新たな発見がありました
1月9日(月曜日・祝)「伊丹市二十歳の祝典」

市長挨拶
私はここ10年ほど「二十歳の祝典」に出席していますが、今年の祝典は、人の話をしっかりと聞くなどとても静粛な式となりました。実行委員会の皆さん、素晴らしい祝典を企画していただきありがとうございました。

実行委員開会宣言

たくさんの新成人の方々が参加されました
1月7日(土曜日)「国際平和ポスター・コンテスト表彰式」
本日、伊丹シティホテルにおいて、伊丹3ライオンズクラブ主催の「国際平和ポスター・コンテスト表彰式」が行われました。
今年度の「国際平和ポスター・コンテスト」では、市内小中学生の多くの作品の中から、最優秀賞に東中学校1年上原莉音さんの作品が、優秀賞に東中学校1年毛利咲笑さん、天神川小学校6年森田健慈さんの作品が選ばれました。どの作品も、平和の象徴である鳩や各国の国旗が描かれるなど、平和を強く願う気持ちが強く表現されていました。表彰式には、本人とご家族の方が出席されていました。

受賞者との記念撮影の様子
3ライオンズクラブ(伊丹猪名野LC、伊丹笹原LC、伊丹LC)の皆さんには、藤原市長からは、図書館のブックスタート事業の実施にあたって、ご寄付を頂いたことに対する感謝状の贈呈を行いました。この他にも、長年に渡り様々な子どもたちの健全育成事業を実施していただいておりますこと心から感謝申し上げます。

教育長挨拶

受賞者とそのご家族
1月4日(水曜日)「新年の抱負」
新年、明けましておめでとうございます。コロナ禍の生活も4年目に入りました。現在も第8波が襲来しており、今後、コロナがどのような経過をたどるか全く予測がつきませんが、今年も感染症対策をしっかりと行いながら、いかなる状況におかれても「学びを止めない」ことを念頭に伊丹の教育を推進してまいります。

指導主事にむけて、新年のあいさつを行いました

仕事に取り組む上で大切にしてほしいことをお伝えしました

各指導主事がメモを取りながら真剣に聞いていました

教育委員会内の各部長にも、施策を管理する立場としての心構えをお伝えしました
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会事務局教育総務部教育政策課
〒664-8503伊丹市千僧1-1(市役所2階)
電話番号072-784-8081 ファクス072-784-8083
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更新日:2023年04月03日