デング熱・ジカ熱について

更新日:2021年03月31日

デング熱・ジカ熱の感染防止 ~ヒトスジシマカの発生源を叩く!~

 デング熱の原因となるデングウイルスは、デング熱に感染した人の血を吸った蚊(ヒトスジシマカなど)の体内で増え、その蚊がまた他の人の血を吸うことで感染を広げていきます。感染してもすべての人に症状が出るわけではありませんが、高熱や関節の痛み、目の奥が痛くなるといった症状が1~2週間ほど続きます。

 ジカ熱は、中南米地域で多数の患者が報告されている蚊媒介感染症で、ジカウイルスを持つ蚊に刺されることで感染します。発熱や頭痛などデング熱より軽症ですが、妊婦がかかった場合、胎児の発育に大きな影響を及ぼす可能性があるので、妊娠中や可能性のある人は流行地への渡航を控え、蚊に刺されないよう十分に注意しましょう。

 ヒトスジシマカは、空き缶にたまった雨水など、小さな水たまりを好んで卵を産み付けます。住まいの周囲の水たまりをなくすことで、今シーズンや翌年に発生する蚊の数を減らすことができます。長袖シャツや長ズボンの着用、防虫スプレーの使用などヒトスジシマカに刺されないようにしましょう。

厚生労働省ポスター「デング熱 発生源編」より

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dl/dengue_fever_hasseigen.pdf

蚊の発生源をチェック

 

≪厚生労働省 啓発用ポスター≫

関連リンク

この記事に関する
お問い合わせ先

健康福祉部保健医療推進室健康政策課
〒664-0898伊丹市千僧1-1-1(いたみ総合保健センター1階)
電話番号072-784-8034 ファクス072-784-3281