池部会

更新日:2023年06月09日

活動について

昆陽池公園内で貴重種オニバスの保護・増殖を行っています。また昆陽池の周辺に、池の原風景であるヨシ原を再生しようとしています。
活動は年数回程度です。

オニバスとは

スイレン科に属する大型の水草で、葉は直径2メートルを超えるものもあります。8月末頃には、3~5センチメートル程の小さな紫色の花を咲かせます。古くから日本で親しまれてきた水草ですが、生息地が減少しており絶滅が心配されています。

オニバスの花

オニバスの花

オニバス

水面に葉を広げるオニバス

オニバスの保護活動

伊丹市のオニバスは、2002年に鴻池地区の西池・黒池で確認されたのを最後に姿を消してしまいました。池部会では、池に残っていた種を育てて数を増やし、昆陽池公園内でオニバスの保全活動を行っています。

オニバスの種まき

種まきの準備

オニバスの観察会

オニバス観察会のようす

ヨシ原の再生について

昔の昆陽池周辺には、ヨシの草原が広がっていました。昆陽池の原風景であるヨシ原や、かつてヨシ原に住んでいた多くの生物を取り戻すため、池の周囲にヨシを植える活動を行っています。ヨシには、池の水を浄化する効果も期待されています。

ヨシ植え

昆陽池のほとりにヨシを植えています

成長したヨシ

大きく成長したヨシ

ご支援・ご協力

ヨシ原の再生活動につきましては、2018年度から2021年度にかけて「TOYOTIREグループ環境保護基金」よりご支援をいただきました。

この記事に関する
お問い合わせ先

都市交通部みどり公園室みどり自然課
〒664-8503伊丹市千僧1-1 (市役所4階)
電話番号072-780-3521 ファクス072-780-3531