JR伊丹駅東地区地区計画の概要
地区計画の目標
本地区は、JR伊丹駅の東に位置し、大規模工場跡地が整備された地区であり、本市の都市計画マスタープランや中心市街地活性化基本計画において、中心市街地の東の拠点として位置付けられており、活性化の一核を担っている。
そこで本計画は、JR伊丹駅に近接するという高い利便性を活かし、広域的な商業施設を中心とする複合的な都市機能が集積する、市街地の活気あるアメニティ豊かな都市空間の維持と公共施設の保全を目標とする。
土地利用の方針
公共交通機関の結節点であるJR伊丹駅至近という利便性とリバーフロントという立地特性を利用した賑わいのある広域的交流拠点を創出するため、広域型商業機能とエンターテイメント・サービス機能を備えた複合的な都市機能の維持を図り、水辺を活かした水と緑ある魅力的な都市空間の保全を目指す。
地区施設の整備の方針
都市計画施設等との整合を図りながら、魅力ある都市空間を演出できる施設等を確保する。
(1)道路については、地区内外からの車輌の動線を考慮し、円滑な交通処理を行うために地区内幹線道路の保全を行う。
(2)歩行者動線については、歩行空間の連続性、回遊性、快適性を高めるための保全を行う。
(3)緑地については、一級河川の猪名川と駄六川が合流するシンボリックな箇所に、水辺を身近に感じる憩い空間として、緑地の保全を行う。
建築物等の整備方針
健全で魅力のある市街地の形成を図るために、建築物等の整備にあたっては以下を基本とする。
1) 河川空間への広がり、JR伊丹駅舎や猪名川対岸からのランドマークとなることなどを考慮し、新たな都市の顔としての景観を維持する。
2) 敷地境界部分については、植栽等を保全し、歩道空間と一体となった空間の確保を図る。
地区整備計画の区域面積
約8・7ヘクタール
地区施設の配置及び規模
その他の公共空地
公共空地1号面積約180平方メートル
公共空地2号面積約50平方メートル
公共空地3号面積約460平方メートル
公共空地4号面積約770平方メートル
公共空地5号面積約140平方メートル
公共空地6号面積約190平方メートル
公共空地7号(歩行者用立体通路)幅員4メートル以上延長約230メートル
建築物等の用途の制限 | 次に掲げる建築物は、建築してはならない。 (1)学校 (2)病院 (3)ホテル又は旅館 (4)個室付浴場業に係る公衆浴場、ヌードスタジオ、のぞき劇場、ストリップ劇場、専ら異性を同伴する客の休憩の用に供する施設、専ら性的好奇心をそそる写真その他の物品の販売を目的とする店舗その他これらに類するもの (5)キャバレー、料理店、ナイトクラブ、ダンスホールその他これらに類するもの (6)マージャン屋、ぱちんこ屋、射的場、勝馬投票券発売所、場外車券売場その他これらに類するもの (7)自動車車庫(建築物に附属するものを除く。) (8)倉庫業を営む倉庫 (9)自動車教習所 (10)畜舎 |
建築物等の形態、意匠の制限 | 建築物等の屋根、外壁その他戸外から望見される部分の意匠及び色彩は、周辺の景観との調和に配慮したものとする。 |
かき又はさくの構造の制限 | かき又はさくは、沿道緑化の支障とならないものとする。 |
この記事に関するお問い合わせ先
都市活力部都市整備室都市計画課(都市計画に関すること)
〒664-8503 伊丹市千僧1-1(市役所4階)
電話番号072-784-8067 ファクス072-784-8048
更新日:2021年03月31日