偽警告「ウイルスに感染している」に注意!電話をかけないで!

更新日:2024年06月14日

令和6年(2024年)6月15日号の広報伊丹に掲載

トラブル事例

パソコン利用中に、突然警告音が鳴り、実在する企業のロゴとともに「ウイルスに感染している」と警告画面が表示された。慌てて画面に書いてあったサポート窓口に電話をかけると不自然な日本語を話す人が対応した。言われるままに遠隔操作ソフトをインストールした後「コンビニでプリペイド式電子マネー5万円分を買って払うように」と言われたので不審に思い電話を切った。どうしたらよいか。(70代、男性)

パソコン操作

助言

パソコンに突然表示される警告画面は、偽警告の可能性が高く、よくある手口です。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のウェブサイトに遠隔操作ソフトの「アンインストール」と「システムの復元」の実施手順が載っていることを情報提供しました。
IPA情報セキュリティ安心相談窓口

ダマされないために

このような偽の警告画面は、ウェブサイト上に広告を表示する仕組みを利用したもので、実際のウイルス感染とは無関係のことがほとんどです。警告画面が表示されたり警告音が鳴ったりしても、記載されている番号に電話をかけないでください。

<偽警告の手口>

・突然警告画面や警告音が出て電話をかけさせる

・遠隔操作ソフトをインストールさせる

・遠隔操作で様々な画面を表示させ、不安をあおって有償サポートやセキュリティーソフト等の契約をさせ料金を支払わせる

<警告画面・警告音への対処>

1 音量を「0」(無音)にする

2 パソコンのキーボード「Alt」と「F4」を同時に押す

⇒「このサイトを離れますか」

⇒「はい」を選択

3  2で終了できなければ「Ctrl」と「Alt」と「Delete」を同時に押す

⇒表示された画面の右下の「電源ボタン」をクリック

⇒「再起動」を選択

(引用:消費者庁・独立行政法人国民生活センター)

サポート等の契約をした場合は、速やかに消費生活センターに相談してください。

消費生活や製品事故に関する相談は消費生活センターへ

電話775-1298(相談専用平日午前9時~正午、午後1時~4時15分)

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この記事に関するお問い合わせ先

市民自治部市民サービス室消費生活センター
〒664-0895伊丹市宮ノ前2-2-2伊丹商工プラザビル1階
電話番号072-772-0261 ファクス072-775-3811