食べ物を捨てていませんか? -食品ロスを減らしましょう-

更新日:2025年06月02日

食品ロスとは

「食品ロス」とは、まだ食べられるのに捨てられている食べ物を言います。伊丹市の家庭系食品ロスは、年間約2,095トンと試算されています。

これは、伊丹市民1人1日当たり約30グラムが毎日捨てられている計算となります。

調査結果を踏まえ、表記金額、定価、売価、グラム単価等を基に食品廃棄物ごとに価格を設定し、残存率を乗じて伊丹市の食品ロスの金額推計を行ったところ、伊丹市民1人当たり年間約1万4000円分となりました。(令和7年度推計値)

伊丹市では「食の大切さ」や「もったいない」の意識を高めていただくことで、「食品ロス」の削減を進めています。

一度に減らすことは難しいですが、まずは出来ることから始めてみませんか?

令和7年度伊丹市食品ロス実態調査(PDFファイル:685.4KB)

買いすぎず、使い切り、食べきろう‼ 「賞味期限」と「消費期限」の違いも理解を

1 買いすぎず

 食品が安いからとついつい必要以上に購入してしまうと食べきれず、捨ててしまうことになります。残っている食品を確認して買い物は計画的にしましょう。

  • バラ売りや少量パックなど使い切ることのできる量を買いましょう。
  • 珍しさだけで買って、実際に家庭で料理しないことのないようにしましょう。
  • 賞味期限と消費期限の意味を理解して買いましょう。
  • 残りの期間が短いものを早めに使い切りましょう。

 2 使い切り

 野菜の皮や茎のような部分にも、栄養が多く含まれていることがあります。

 エコクッキング(食材を無駄なく使う料理法)を心がけ、捨ててしまいがちな部分もしっかりと使い切りましょう。

エコクッキングの例

  • 大根やにんじんの皮などを使ったきんぴら
  • 大根の葉を使ったゴマ和え
  • おでんのダシで雑炊
  • 固くなったパンを細かく刻みパン粉にする。

 創意工夫で無駄に捨てている部分をできるだけ食べるよう工夫しましょう。

食べ切ろう

 最後まで食べ切っていただくことが一番のごみ減量になります。また、飲食店などで外食される時にもなるべく食べ残しがないように注文しましょう。

  • 好き嫌いをなくして残さず食べましょう。
  • 食べきれなかった料理は保存して早めに食べましょう。
  • 外食では食べきれる量を注文しましょう。食べ残しの持ち帰りが可能である場合は、自宅に持って帰って食べましょう。
  • 好き嫌いのある子どもが食べられるように調理を工夫しましょう。

 

それでも出てしまう食品ロスは、

家庭でコンポスターや生ごみ処理機があれば堆肥として利用しましょう。


 食べ物への感謝の心を大切にして「残さず食べる」「感謝の心を持つ」など食についての習慣を身につけましょう

 

「賞味期限」と「消費期限」の違いを理解をして無駄をなくそう。

 「消費期限」は劣化が早い食品に表示されている「食べても安全な期限」。過ぎたものは食べないほうが安全です。

 「賞味期限」は長期保存ができる食品に表示されている「おいしく食べられる期限」。過ぎたものは見た目や臭いなどで個別に判断すれば食べられます。

賞味期限と消費期限の表示例

 

賞味期限と消費期限の違いの表示

第2回食品ロス削減関係省庁等連絡会議より引用

フードドライブをやってみよう!

この記事に関するお問い合わせ先

市民自治部まちづくり室生活環境課
〒664-8503伊丹市千僧1-1 (市役所4階)
電話番号072-781-5371 ファクス072-784-8048