介護保険サービス

更新日:2021年03月31日

どんなサービスが受けられるの?

要支援と要介護とでは、サービスの種類が同じでも内容が異なってきます。

要支援の方は、生活機能の低下を防ぐ観点から、生活機能をできるだけ維持・改善し、またリハビリテーションで機能改善を図る予防中心のサービスとなります。

そして要介護の方は、重度化を防止し、生活機能の改善を図りながら、利用者本人ができるだけ自立した生活を送れるように支援するサービスを受けられます。

(1)居宅サービス

居宅サービスの一例
自宅を訪問するサービス
(1割~3割負担)

訪問介護: ホームヘルパーの訪問

訪問看護: 看護師等の訪問

訪問入浴介護: 入浴車の訪問

居宅療養管理指導: 医師等による指導

日帰りで通うサービス
(1割~3割負担+食費)

通所介護: デイサービスセンター等への通所

通所リハビリテーション: 介護老人保健施設等への通所

(注)一部負担(1割~3割負担)のほかに食費負担あり

施設への短期入所サービス
(1割~3割負担+食費+居住費)

短期入所生活介護: 介護老人福祉施設等への短期入所

短期入所療養介護: 介護老人保健施設等への短期入所

(注)一部負担(1割~3割負担)のほかに食費・居住費負担あり

福祉用具住宅改修
(1割~3割負担)

福祉用具貸与: 車いす・特殊寝台などをレンタル

福祉用具購入費支給: 腰掛便座などの購入費を支給(上限額:年間10万円)

住宅改修費支給: 手すりの取付や段差の解消などの改修費支給(上限額:同一住居で20万円)

その他

特定施設入居者生活介護: 有料老人ホーム等での介護

(注)一部負担(1割~3割負担)のほかに、食費・共益費・居住費などの料金について負担する必要あり

(2)地域密着型サービス

地域密着型サービスの一例
日帰りで通うサービス
(1割~3割負担+食費)

認知症対応型通所介護: 認知症高齢者向けの通所介護

(注)一部負担(1割~3割負担)のほかに食費負担あり

施設に入居して利用するサービス
(1割~3割負担+食費)

認知症対応型共同生活介護: 小規模住居での認知症高齢者の共同生活を支援

(注)一部負担(1割~3割負担)のほかに、食費・共益費・居住費などの料金について負担する必要あり

施設に入居して利用するサービス
(1割~3割負担+食費)
地域密着型介護老人福祉施設入居者生活介護:介護老人福祉施設のうち、29人以下の小規模な施設で、入浴・排泄・食事等の介護やその他の日常生活上の世話・機能訓練・健康管理や療養上の世話を受けられる。

(注)一部負担(1割~3割負担)のほかに、食費・居住費などの料金について負担する必要あり

その他 小規模多機能型居宅介護:一定のサービス拠点に利用者登録し、訪問・通所・短期の宿泊により、食事・入浴・排泄等の介護・その他の日常生活上の世話及び機能訓練が受けられる。

(注)複数の事業所を利用することはできません

看護小規模多機能型居宅介護:小規模多機能型居宅介護のサービスに加え、必要に応じて訪問看護が一体的に提供されるサービス。

(注)複数の事業所を利用することはできません

(3)施設サービス

「施設サービス」は、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、もしくは介護老人保健施設(老人保健施設)に入所して介護を受けるサービスです。

利用者が直接施設に申し込み、契約を結びます(1割~3割負担+食費・居住費)。

(注)「要支援1」「要支援2」の方は利用できません

介護老人福祉施設

常に介護が必要で、自宅での介護が困難な方が入所します。

食事・入浴・排泄などの日常生活の介護や健康管理が受けられます。

(注)平成27年4月より原則、「要介護3~5」の方が利用対象者となります

介護老人保健施設

病気やケガなどの治療後、病状が安定し、リハビリに重点をおいたケアが必要な方が入所します。

医学的な管理のもとで、日常生活の介護や機能訓練が受けられます。

この記事に関する
お問い合わせ先

健康福祉部地域福祉室介護保険課
〒664-8503伊丹市千僧1-1 (市役所1階)
電話番号072-784-8037 ファクス072-784-8006