「救急車の適正利用」について

更新日:2025年03月28日

伊丹市の令和6年中の救急出動件数は12,596件(前年比276件増)でした。

1日の平均出動件数は約34件、市民約15人に1件の割合で救急車を利用されていることになります。

119番通報があれば、現場から一番近い救急車が出動しますが、救急出動件数が多くなると、遠くの救急車が出動する確率が高くなるため、現場への到着が遅れてしまい、救えるはずの命が救えなくなる可能性があります。

次に伊丹市の令和6年中の救急搬送人員は11,377人(前年比448人増)でした。

【本市の傷病程度別の救急搬送の状況】

令和6年傷病程度別救急搬送者グラフこのうち、入院加療を必要としない軽症が6,293人(約55.3%)

3週間未満の入院加療を必要とする中等症が4,608人(約40.5%)

3週間以上の入院加療を必要とする重症以上が476人(約4.2%)

救急車で搬送された人の約55%が入院の必要のない「軽症」の方でした。生命の危険があり緊急に救急車を必要としている人の元に一秒でも早く救急車が到着できるように救急車の適正利用にご協力をお願いします!!

【本市の年齢別の救急搬送の状況】

令和6年年齢区分別救急搬送者グラフ

このうち、生後28日未満の新生児の搬送人員が12人(約0.1%)

生後28日以上7歳未満の乳幼児の搬送人員が619人(約5.4%)

7歳以上18歳未満の少年の搬送人員が495人(約4.4%)

18歳以上65歳未満の成人の搬送人員が2,988人(約26.3%)

65歳以上の高齢者の搬送人員が7,263人(約63.8%)

高齢者の救急搬送の割合が全体の約63.8%と6割以上を占めております。

 

★突然のこんな症状の時はすぐ119番!!★

(下をクリックすると救急お役立ちポータルサイトの画面になります。)

https://www.fdma.go.jp/publication/portal/post9.html

 

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