フォトギャラリー2019年3月

3月22日　「東リ　インテリア歴史館」竣工式典

  「東リ インテリア歴史館」の竣工式典に出席いたしました。
　東リ株式会社は、伊丹市に本社を置き、床材やカーテン、壁装材などを扱うインテリアの総合メーカーです。東洋リノリューム株式会社としてスタートされてから今年で創業100年を迎えられます。今では、いたみホールのネーミングライツパートナーとして認知されている市民の方も多いのではないでしょうか。

　「インテリア歴史館」は創業から、リノリュームをはじめとする製品や技術を紹介し、時代とともに豊かな空間づくりに貢献されてきたあゆみと、インテリアの歴史を紹介するミュージアムとしてオープンされました。

　本市と東リとのご縁は、今から128年も前に遡りまして、明治24年(1891)1月、神戸港から輸出する利便性を重視し、由多加織（ゆたかおり）の企業化をこの地で起こされたことから始まる、と聞いております。
　伊丹は古代から、都と西国を結ぶ、交通の要衝として開かれ、人・モノが往来してきた土地です。由多加織創業の1891年は、現在のJR線の出発点ともなる、川辺馬車鉄道が開業した年でもあります。明治期を通じ、労働者数では伊丹町で最も大規模な工場であった、と記録されています。
　そして100年前、大正8年(1919)12月1日に、国産初のリノリューム製造会社となる東洋リノリューム株式会社が創立され、それに並行し、工場他多数の建物が建てられました。

　100年という年月を経ながら、このような歴史が詰まった「インテリア歴史館」は、その愛称に相応しく、今後「百年の先」に向け、さらなる発展を追求されようとする、東リの歩みとともに物語は新しく創られ続け、歴史館は、より魅力ある空間となるでしょう。今後が楽しみです。

3月23日・24日　第14回全国高等学校なぎなた選抜大会（伊丹スポーツセンター）

　第14回全国高等学校なぎなた選抜大会が開催されました。
　ここ伊丹の地において、全国から選抜された高校生を迎えて、このように盛大な大会を開催できますことを大変嬉しく思っております。
　14回目となる本大会が年毎に隆盛をみておりますのも、全日本なぎなた連盟や全国高等学校体育連盟の皆さま方をはじめ関係各位のご尽力の賜物と、深く敬意を表し感謝申し上げます。
　本市には、230年余の伝統を有する日本の三大私設道場の一つと言われる「修武館」があり、あわせて全日本なぎなた連盟本部が設置されているなど、なぎなたは市民にも大変ゆかりの深い武道です。
　最近では、訪日外国人旅行者に伊丹へ足を運んでもらうため、PR動画と体験プログラムを作成し、世界に伊丹の魅力を知ってもらうために広く内外に発信するなど、「なぎなた」を本市固有の歴史と文化を活かした「伊丹ブランド」の一つとして、様々な事業を展開しております。

　ご来場の皆さんには、爽やかな溌剌とした選手の機敏な動き、なぎなた競技の醍醐味をご堪能いただけたと存じます。

　今後の選手の皆様の活躍や、なぎなた文化の更なる発展を願いつつ、次回の大会を楽しみに待ちたいと思います。