フォトギャラリー2019年2月

  第45回伊丹市人権・同和教育研究大会が、開催されました。
「人権の世紀」といわれる21世紀を迎えても、世界各地で地域紛争やテロが発生するなど人権侵害が後を絶ちません。国内においても虐待やDV、インターネット上での差別的な書き込み、ヘイトスピーチなど、様々な人権課題が山積しています。
本市におきましては、「多様性を認め合う共生社会」をまちづくりの基本方針の一つと掲げ、人間性豊かなまちづくりをめざして人権教育・啓発の推進に努めております。今年度も、人権教育指導員の派遣等を通して、学校、地域、企業などにおいて、人権感覚の向上を目指した研修を実施しました。特に学校では、人権作文・ポスターの制作を通して、小中学生の児童生徒が自分たちの体験から人権を考え、また今年度は性的マイノリティに関する教材を作成し学校で授業を行うなど、様々な人権課題の学習を進めていく機会を設けました。
今後とも、総合的・効果的な人権教育・啓発活動を推し進め、一人ひとりの人権が尊重され、市民の皆さんが安全に安心して暮らせるまちづくりの実現に向けて、鋭意取り組んで参りたいと考えておりますので、皆様方には、より一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。