令和2年8月

更新日:2021年03月31日

8月31日(月曜日)

伊丹の活力と新たな日常

 先日、1月1日現在の日本の総人口が1億2千713万人になったと発表されました。2008年の1億2千808万人をピークに減少が続いています。外国人の住民は増加していますが、日本人が対前年50万人を超える減で、1968年の調査開始以来、最大の減少幅となりました。
 そして多くの自治体で人口が減少する中、本市の人口は直近の8月1日現在で過去最大の19万8千626人。
 減少している月もありますが、年間を通して見ると微増傾向が続き、数少ない人口増加都市となっています。
 一方、人口と並んで地域の活力を定量的に示す客観指標として、地価の推移があります。
 相続税などの算定に用いられる地価である路線価(1月1日現在)が7月に発表されました。これによると、全国約32万地点の平均変動率は対前年1.6%上昇、兵庫県では0.1%下落。こうした中、伊丹市内は、平均2.32%上昇、下落地点はありませんでした。
 このような近年の人口-地価の推移は、伊丹の活力が評価された結果として、ありがたく思います。ただ、今回の新型コロナウイルス感染症が社会経済に大きなインパクトを与えています。現状に甘んじることなく、これからもしっかりと時代の変化に対応していく必要があると認識しています。
 さて、今月、5年に1回の大規模な統計調査である国勢調査が始まります。
1920(大正9)年に初めて行われ、今回でちょうど100年となります。我が国に住む人や世帯の現状を把握し、福祉・教育など、さまざまな施策の推進に不可欠で重要な調査です。コロナ禍などに伴う人の動きを知り、新たな日常に関する施策にも活用されるものです。
 感染症対策のため、今回は対面調査を行わず、自宅に届けられた調査票に記入、返送いただくか、インターネットでの回答をお願いします。お手数ですが、理解と協力をよろしくお願いします。

8月4日(火曜日)

感染拡大防止に向けた知事・阪神市町長共同メッセージ
~行政、県民、事業者一体となって感染拡大防止に取り組みましょう~

 兵庫県における新型コロナウイルス感染者数は、神戸・阪神間での増加が顕著になっており、県民の危機感が強まっています。「点」から「面」への取組が急務です。

 このような認識を共有し、県と阪神間の市町が一丸となり、取組を進めていくことを確認しました。

1. 濃厚接触者や関係者の迅速な特定とPCR検査等の弾力的実施により、2次、3次感染を阻止

2. 接待を伴う飲食店や酒類の提供を行う飲食店に対する、食品衛生法上の指導にあわせた感染防止策の周知の徹底

3. 県・市町が実施している対策や感染者発生情報など、県民にとってより一層わかりやすい情報提供の実施

4. 医療・検査は、しっかり対応すること

これからお盆休みの時期を迎え、人との接触機会も増加します。これ以上の感染拡大を防止するために、県民の皆様には、改めて次のことについて、取組の徹底をお願いします。

【県民の皆様へ】

○感染が再拡大している地域への不要不急の移動を自粛しましょう。

特に、県境をまたいでの、接待を伴う飲食店、酒類の提供を行う飲食店、カラオケ等の利用を控えましょう。

○お盆に県外から帰省客を迎える際には感染防止策をしっかりととりましょう。

○感染防止対策がなされていない施設の利用を控えましょう。
大人数での会食や飲み会をやめましょう。大声での会話もやめましょう。若者グループは特に注意してください。

○高齢者や基礎疾患のある人は、不要不急の外出を控えましょう。

○「3密」の回避、マスクの着用など、基本的な感染防止対策に取り組んでください。

【事業者の皆様へ】

○ガイドライン等に基づく感染防止対策を徹底し、「感染防止対策宣言ポスター」を掲示してください。

○「兵庫県新型コロナ追跡システム」への登録と、施設内でのQRコードの掲示をお願いします。

○在宅勤務(テレワーク)、TV会議、ローテーション勤務等により、出勤者数の削減をお願いします。

 感染拡大防止には、行政、県民の皆様、事業者の皆様が一体となって取り組むことが大切です。一層のご理解、ご協力をお願いします。

8月1日(土曜日)

 近畿地方では、記録上過去3番目に遅い梅雨明け宣言がされた7月31日にも、新型コロナウイルスに関する情報が多数入ってきました。

 東京都では感染者が初めて400人を超え、過去最多の463人にのぼるとのことです。また大阪府では216人の感染が確認されました。

 兵庫県におきましても、7月31日に過去最多の62人の感染者が確認され、8月1日には、この1週間で新規陽性患者数が40人/日以上となったことから、医療体制を「感染拡大期1」から、最も警戒が必要とされる区分「感染拡大期2」に移行し、対応する病床数を500床から650床程度に引き上げました。

 特に最近、東京や大阪、名古屋等感染が再拡大している地域において接待を伴う飲食店や酒類の提供を行う飲食店で感染した方が、帰宅した家族間において感染が拡大しているとの見方もあります。市民の皆さんには、マスク着用や3密の回避、身体的距離の確保等「新しい生活様式」への取り組みとともに、大人数での会食や飲み会を避け、検温や換気、人数制限、連絡先登録等がなされていない施設への出入りを自粛していただくよう、改めてお願いいたします。

また、発熱やだるさ等の症状がある場合は外出を控えていただきますこと、特にご高 齢や基礎疾患をお持ちの方につきましては、不要不急の外出の自粛をお願いいたします。

 市といたしましても、今後とも情報提供をはじめ、必要な対策を進めてまいりますので、ご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願いします。

新型コロナウイルス感染症に係る伊丹市対応方針(令和2年8月1日改定) (PDF:163.3KB)

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