LINE防災アプリ「伊丹市防災」について

更新日:2022年01月14日

伊丹市では防災に特化した、伊丹市LINE公式アカウント「伊丹市防災」を運用しています。(令和3年6月1日より)
市の取り組みやイベントなどの行政情報等を発信する伊丹市公式LINEの「伊丹市(@itami_city)」とは別に、伊丹市LINE公式アカウントとして運用しています。

伊丹市LINE防災アプリ「伊丹市防災」チラシ(PDFファイル:527.3KB)

1.目的

伊丹市LINE公式アカウント「伊丹市防災」(以下「本アカウント」という。)は、株式会社ウェザーニューズが提供するAI防災チャットボットを活用し、災害時に伊丹市内の状況を市民等のユーザーからリアルタイムに被害情報を収集・集約し、その情報を伊丹市役所内部および関係機関と情報共有を図るとともに、ユーザーに気象情報や避難情報をはじめとする行政情報(ひょうご防災ネット(伊丹市防災ネット向け)の連携により配信される情報含む。)を提供することで、災害時に自助および共助の適切な行動のツールとなることを目的としています。
そのため、本アカウントの利用によって、救助や行政支援等の公助を目的に情報収集を行うものではないため、法令に基づく通報、救助要請その他の緊急通報に該当するものではありません。
 

2.基本項目

(1)LINE公式アカウント名:伊丹市防災
(2)LINE ID:@itami_city_bosai

友だち登録

お使いのスマートフォンなどに LINEアプリをインストールしていただいた後に、「友だち登録追加ボタン」又は「LINE ID検索」、「QRコードの読み取り」により、友だち登録してください。
伊丹市マスコットキャラクター「たみまる」防災ver

友だち追加

(3)運営者:伊丹市
管理運営委託先:株式会社ウェザーニューズ

(4) ユーザー利用条件
本規約に同意する者。また、ユーザーにおける属性を登録する場合には、市が指定するIDおよびパスワードを付与された者に限り、そのユーザー権限に応じたサービスを利用できるものとします。

(5) 動作条件
次の条件が主な動作条件となりますが、これ以外にもお使いの端末や利用契約によって利用できない場合がありますが、ご了承ください。
・利用者はインターネットに接続可能な環境にあるものとします。
・端末側機能は端末利用者のスマートフォンのLINEアプリ上で提供します。
・スマートフォンの利用端末の動作環境(OSバージョン)は、iOS 13.3以上、Android7.0以上。(ただし、プラットフォームおよびLINEのバージョン等によっては、一部の機能が動作しない場合や画面が正常に表示されない場合があります。)

(6)費用
本アカウントの利用に係る費用はありません。ただし、LINEのご利用時の通信料は利用者負担となります。
 

3.利用規約

4.防災アプリ機能

本アカウントでは、防災アプリの機能として「初期設定(属性設定)」「被害情報収集」「避難支援(実証中)」「気象・防災情報」「情報発信」を提供しています。
各種機能の概要は下記のとおり掲載しておりますが、詳細な操作方法は、伊丹市防災チャットボット 操作マニュアル(PDFファイル:2.6MB)をご覧ください。

友だち登録~基本操作~事前の設定

友だち登録後に、属性設定や位置情報を設定することで、登録位置の天気予報や属性ごとに必要な情報をお知らせします。

属性設定

一般利用(市民)の方は、メニュー「一般の方はこちら」からログインします。
事前にIDとパスワードをお持ちの方は「関係者はこちら」からログインし、IDとパスワードを入力します。

位置情報登録

「ユーザ設定」→「位置情報登録」を選択

操作方法動画(友だち登録~基本操作~事前設定)

友だち登録~基本操作~事前設定までをまとめた動画です。
※適宜アップデートを行っているため、イメージが異なる場合があります。

1-1登録初期画面

初期設定(属性設定画面)

1-2初期設定(位置情報登録)

初期設定(ユーザ設定)

1-3初期設定(位置情報登録)

初期設定(位置情報登録)

避難行動要支援者関係者(避難要支援者及び支援者等)の登録について

LINE公式アカウント「伊丹市 防災・要支援者安否確認」において、避難行動要支援者の安否確認モデル事業に参加されている方(避難要支援者及び支援者等)は、今後は、福祉避難所等の情報を提供するため、「避難行動要支援関係者」という属性で登録いただけます。

災害情報登録~周辺の情報を見る

操作方法動画(災害情報登録~周辺の報告をみる)

災害情報登録~周辺の報告をみるまでをまとめた動画です。
※適宜アップデートを行っているため、イメージが異なる場合があります。

「災害情報登録」で、利用者から投稿された市内の被害状況を瞬時に収集し、「災害情報(地図)」に反映することで、自助・共助にご活用いただけます。

「災害情報登録」を押して、AI防災チャットボットのアナウンスに従って、災害情報の登録を行います。
「災害情報(地図)」では、利用者が登録した災害情報を地図上で確認できます。

災害情報登録

災害情報(地図)1

災害情報(地図)2

訓練:避難支援を受ける~気象・防災情報を確認する (実証中)

一人一人にあった円滑な避難を実現するために、事前登録した避難者の位置情報等の条件をもとに、AI防災チャットボットが避難の誘導を行います。
避難支援機能は研究開発中の機能で、訓練の際に使用するものです。実際の気象条件等とは連動していませんので、ご承知おきください。

避難支援(実証中)

「避難支援(実証中)」を押して、AI防災チャットボットのアナウンスに従って、災害リスクや避難情報をもとに、AI防災チャットボットが状況に応じた避難誘導を行いますので、その情報をもとに利用者の避難行動の補助(自助)としてご利用いただけます。
【注意】
実際の災害では参考程度にはご活用いただけますが、現在、実証中のため、この機能での避難誘導に従っての正確な避難までは担保できませんので、ご利用時にはご注意ください。

操作方法動画(訓練避難支援を受ける~気象・防災情報を確認する 実証中)

訓練避難支援を受ける~気象・防災情報を確認する 実証中までをまとめた動画です。
※適宜アップデートを行っているため、イメージが異なる場合があります。

避難支援の設定

避難支援(実証中)1

避難支援(実証中)2

実証中について

本機能は、ウェザーニューズとの共同研究及びAI防災協議会の協力のもと、内閣府のSIP事業の一環としても実証実験を行っているため、適宜アップデートを行っています。
そのため「現在混み合っております。申し訳ございませんが、もう一度同じ内容を入力してください。」と何度も繰り返しされる場合には、ご迷惑をおかけしますが、アップデートの影響によるものですので、しばらくお待ちください。

内閣府総合科学技術・イノベーション会議が主導する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第 2 期「国家レジリエンス(防災・減災)の強化」のテーマ1「避難・緊急活動支援統合システムの研究開発」のサブテーマ2「対話型災害情報流通基盤の研究開発」に位置づくもの

気象・防災情報

気象情報

気象情報・台風情報を取得できます。位置情報を登録することで、市内でもさらに詳細な場所の天気予報を取得できます。

「気象・防災情報」→「天気予報」又は「台風情報」

天気予報・台風情報

天気予報(12時間先まで)

台風情報イメージ

地震や気象警報等に関する災害が発生する恐れのある情報を情報ごとに、プッシュ型のメッセージ配信でお知らせします。

(メッセージのイメージ)
気象・地震情報配信イメージ


 

気象・地震情報の配信条件一覧(PUSH型配信)
項目 観測地域 通知条件
河川水位実況

猪名川(軍港橋)、武庫川(西野)

危険(氾濫危険水位)
最大危険(堤防高/計画高水位)

雨量実況

市消防局、天神川小学校、
池尻小学校、神津小学校

各観測地の雨量計が下記雨量を観測
(60分雨量)40mm以上
(連続量)20mm以上
雨雲レーダー 市内全域 雨量80mm以上の雨雲を観測
注意報・警報・
特別警報
市内全域 警報及び特別警報の発令及び解除
土砂災害警戒情報 市内全域 発令及び解除
地震速報・
各地の震度に関する情報
市内全域 (地震速報)
兵庫県南東部に震度3以上を観測
(震度情報)
伊丹市に震度1以上を観測

 

避難情報・避難所情報(Lアラート連携)

Lアラート(災害情報共有システム)と連動して、避難指示等の避難情報や最寄りの開設中の避難所の情報を取得できます。また、情報はプッシュ型(PUSH)とプル型(PULL)があり、プッシュ型では避難情報が発令されるたびメッセージが配信され、プル型では登録位置情報から開設されている避難所情報を近い順番に3つ閲覧することができます。

「気象・防災情報」→「避難所」又は「避難情報」

【避難情報】
市内に発令している高齢者等避難・避難指示・緊急安全確保に関する情報を取得できます。

【避難所】
Lアラートと連携し、避難所開設情報を登録位置情報から近い避難所を3つ取得できます。

避難情報・避難所情報の取得

避難情報(高齢者等避難・避難指示・緊急安全確保)

避難所情報

5.その他

政府のガイドラインへの対応について

「政府機関・地方公共団体等における業務でのLINEサービス利用状況調査を踏まえた今後のLINEサービス等の利用の際の考え方(ガイドライン)(令和3年4月30日)」に基づき、初期設定のユーザー認証時にはLINEサーバを介さず、委託先が管理するデータベースに直接格納されます。
また、災害情報登録及び避難支援(実証中)の機能については、利用規約で個人情報をはじめとする要機密情報の投稿(画像を含む。)を原則禁止することで、ガイドラインを沿った運用を行っております。

運用委託先である株式会社ウェザーニューズからの本件に係る報告は、防災チャットボットのLINE利用ガイドラインへの対応について(PDFファイル:358.7KB)のとおりです。

AI防災協議会

伊丹市は令和元年6月より、AI防災協議会(事務局はLINE株式会社)に加入しており、これまでLINEの災害活用について、総合防災訓練等を通じて実証実験を行っております。
現在も、避難支援機能については、AI防災協議会と協力して社会実装に向けて訓練等を実施予定しております。

この記事に関する
お問い合わせ先

総務部危機管理室
〒664-8503伊丹市千僧1-1伊丹市防災センター(伊丹市役所東館)
電話番号072-784-8166 ファクス072-784-8172