百日咳について
百日咳とは
百日咳菌の感染を主な原因とする感染症であり、感染後1~2週間の潜伏期間を経て発症します。
発症後の臨床経過は、症状の進み具合によって、「カタル期」「痙咳期(けいがいき)」「回復期」の3期に分けられます。
カタル期
風邪のような症状が1~2週間続き、症状が進むにつれてだんだん咳が強くなります。
痙咳期(けいがいき)
次第に発作性けいれん性の咳のなり、短い咳が連続的に起こり、しばしば嘔吐を伴う場合があります。このような状態が2~4週間続きます。
回復期
激しい発作は次第に治まり、2~3週間で見られなくなります。時折発作性の咳が出ることがありますが、2~3か月で回復します。成人の場合、長期にわたって軽症が持続することもありますが、回復へ向かいます。
百日咳の予防について
感染経路は、鼻咽頭や軌道からの分泌物による飛沫感染や、感染者と接触したりすることによる感染(接触感染)とされています。
「換気」「手洗い・手指消毒」「咳エチケット」などの基本的な感染対策を徹底しましょう。
百日咳にかからないためには予防が大切といわれ、生後2か月以降からのワクチン接種が推奨されています。重症化させないためには早期発見・早期治療が重要です。
詳しくは「定期の予防接種について」を確認してください。
関連リンク
厚生労働省ホームページ 百日咳
伊丹市ホームページ 定期の予防接種について
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部保健医療推進室健康政策課
〒664-0898伊丹市千僧1-1-1(いたみ総合保健センター1階)
電話番号072-784-8080 ファクス072-784-3281
更新日:2025年04月28日