地域福祉ネット会議

更新日:2024年08月15日

地域福祉ネット会議とは

伊丹市では全国に先駆けて平成14年度に「地域福祉計画」を策定し、以来本計画に基づき、地域において地域福祉を推進する場として各小学校区に小地域福祉拠点の整備を進めています。
これは高齢者や障がい者が可能な限り住み慣れた地域で、人としての尊厳を保ち、いきいきとそれぞれの個性を発揮しながら生活していく上で必要な地域での相互扶助を推し進めようとするものです。
具体的な取り組みとして、平成14年度から各小学校区に「地域福祉ネット会議」(以下「ネット会議」という。)の設置をすすめ、現在では16校区において設置されています。
このネット会議は、地域住民が身近な福祉問題に自ら取り組み、自発的な活動を促し、連帯意識を高め、地域でお互いが支えあい、支援する体制を構築することを目的としています。
構成員はそれぞれの地域によって若干異なりますが、市社会福祉協議会と地域包括支援センターが事務局となり、行政をはじめ、自治会、民生委員児童委員連合会などの関係団体、障がい者・高齢者などの当事者団体等の参加のもと、互いに連携し、当事者の視点に立って、地域(小学校区)内の現状の点検を行いながら福祉課題を抽出し、その改善、解決に向けて意見交換をするなど精力的に取り組んでいます。