伊丹市一般廃棄物処理基本計画
近年、本市における一般廃棄物の排出量は、市民、事業者のみなさまの環境意識の高まりや、排出の際のごみの分別が浸透していることなどにより、減少傾向を辿ってきました。これは、日常生活や事業活動をとおして排出されるごみの減量化と資源化への取り組みが継続的に実践されたことにより、その成果として結果が表れたものであると考えます。
本市では、平成20年(2008年)3月に、平成29年度(2017年度)を最終目標年度とする「伊丹市一般廃棄物処理基本計画」を策定しました。
その後、本市から排出される家庭系及び事業系のごみの中間処理を担う、豊中市伊丹市クリーンランドの焼却炉の更新(平成28年(2016年)3月供用開始)を控えた、平成22年度(2010年度)に将来ごみ排出量の予測について、実績値とのかい離を補正したうえでごみ排出量の減量目標値の見直しを行い、改訂版を作成しましたが、ここに至ってごみ発生量の減少傾向が、当時の推測に反して鈍化する兆しをみせています。
本市においては、平成30年度(2018年度)を初年度とする次期計画の策定にあたり、平成28年(2016年)8月に市廃棄物減量等推進審議会(会長:渡辺信久、大阪工業大学教授)に諮問し、慎重にご審議いただいた結果、平成29年(2017年)11月14日、同審議会より答申書をいただきました。(写真下。左:渡辺会長、右:藤原市長)
市ではこの答申を受け、「新たな減量目標値の設定を行い、伊丹市一般廃棄物処理基本計画(平成30年(2018年)3月策定)」を策定しました。
本計画では、減量目標値として、令和9年度(2027年度)のごみの発生量を平成27年度に比べ10%(年間6649トン)抑制し、令和9年度(2027年度)の資源化率を18.5%(年間11万84トン)に設定しました。
本市としましても、本計画の目標達成と循環型社会の実現のため、ごみの減量化及び資源化に向けた取組みをより一層推進してまいりますので、市民、事業者の皆様には、今後とも引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
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更新日:2023年07月24日