7施策やイベントの連携

更新日:2021年03月31日

これまでのアピールはそれぞれ個別に行っていたケースが多く、効率性や市民への周知にも課題があったため、施策やイベント相互の可能な限りの連携を行い、アピール効果を高める。行政だけではなく、市民や事業者等様々な主体との協力、連携に努める。

(1)統一テーマの設定・集中的開催

個別に実施しているイベント等のアピール効果を高めるため、統一テーマを設定し、時期を統一して実施する等の連携を図る。

1)重要文化財旧岡田家住宅・酒蔵築330年記念事業(再掲)

事業内容 実施期間
『重要文化財旧岡田家住宅・酒蔵築330年記念』のタイトルを冠し、統一して関連施設(柿衞文庫・美術館・工芸センター・博物館・長寿蔵)が、伊丹の酒造業と文化にかかわる催しを企画し、従来の各施設の事業を普及・拡大する形で実施する。今後も各館のイベントを一定の期間内で同時期に実施し、トータルで酒蔵のあるまちをアピールする。 短期

2)冠事業としての情報発信

市民活動の発表や文化施設の貸し館事業についても一定の時期に集中する事業について統一的な冠名称を付けてPRする。例えば、コーラスグループや大学の音楽関係の公演を一定期間や会場に集中させ、シリーズとしてPRする。 短期

3)道路に愛称設定

本市の代表的な道路、歴史施設や文化施設に通じる道路、住宅地内の特色ある道路に愛称を付け、これを表示することにより、アピール力を高め、地域住民にも親しんでもらう。 (例えば酒蔵通り、ケヤキ通り、ハナミズキ通り、バラ通りなど)なお、愛称設定の募集や審査などは市民主体により行う。 短期

4)いたみ八景の選定

本市の代表的な地域資源・風景を「いたみ八景」として、市民からの公募、市民による審査で選定し、PR資源として活用する。公園・水辺・歴史施設など、テーマを変えて、定期的に選定作業を実施するなど、継続的に市民の関心を集めるように工夫する。
市展や俳句のテーマとしても活用する。
短期

5)三軒寺前広場イベントの開催

三軒寺前広場において、毎週決まった曜日には何らかのイベントが行われるようにイベントを募集・相互調整し、イベントカレンダーを作成、PRする。三軒寺前広場を中心市街地内の屋外イベント空間として定着させる。(フリーマーケット、朝市、街角ギャラリー、ミニコンサート、ストリートパフォーマンスなど) 中期

(2)異分野間・広域的連携の推進

アピールについては、異なる分野間や行政の枠組みを越えた情報交換を行い、幅広く連携に取り組むものとする。

1)3市1町による文化イベントの開催

阪神北部の伊丹市・宝塚市・川西市・猪名川町が連携しながら、吹奏楽フェスティバルや市町展の優秀作品展などを会場持ちまわりで開催している。この事業の継続や博物館・美術館等において関連した企画展等を開催し、共通入場券等の発行も検討し、相互の利用者数の増加を図る。 短期

2)鉄道沿線や道路沿道等を意識した市町連携による観光PR

鉄道沿線や道路沿道の市町と連携した地域資源の紹介等の観光PRに取り組み、本市への立ち寄り来街者の増大を図る。 中期

3)伊丹名産の全国発信、地場産業フェアの開催

南京桃・自然薯をはじめとして、農産物、銘菓や工業製品など、市民や事業所が開発・育成した名産品が伊丹市には多く存在する。

これら名産品を全国発信するとともに、地場産業フェアを中心市街地などで定期的に開催する。 中期

(3)市民ぐるみの企画・運営

イベント等の実施にあたっては、企画から運営、参加に至るまで、多くの市民が様々な形で関わる仕組みづくりを推進する。

1)イベント実行委員会への市民参画

市民フォーラムなどイベント実行委員会のメンバーを一般市民から公募し、市民ぐるみでイベントの企画・運営を行う事を推進する。市のイベントだけではなく、民間のイベントに対しても、市民を取り込んだ企画・運営を推奨する。 短期

2)イベントや市民活動のコーディネーターの育成

市民活動や市民主体のイベントを広めるため、コーディネーターを育成する必要があり、育成講座や研修等の開催を行う。 短期

 

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