荒村寺の鬼貫句碑
荒村寺の庭前に立つ高さ158センチの句碑です。上島鬼貫が詠んだ「古城や茨くろなる蟋蟀(きりぎりす)」の句が刻まれています。
「城跡に立つと,いばらが茂り,その蔭でキリギリスが鳴いている」という句意です。江戸時代は「古城山」と呼ばれ荒廃していた有岡城跡のさまをはかなんで詠んだものです。
幕末の文人で鬼貫を慕った,山口太乙(たいおつ)・岡田糠人(ぬかんど)・梶曲阜(きょくふ)が建立しました。

所在地
伊丹市伊丹1丁目、荒村寺内
注意:境内への無断立ち入りはご遠慮ください。
交通
JR伊丹駅下車,南へ約100メートル
参考文献
「鬼貫句碑」『伊丹の文化財』伊丹市教育委員会、平成7年
地図情報
この記事に関するお問い合わせ先
都市活力部まち資源室文化振興課(文化財担当)
〒664-8503伊丹市千僧1-1(市役所4階)
電話番号072-784-8090 ファクス072-784-8048
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更新日:2021年05月25日