猪名野神社の鬼貫(おにつら)句碑

更新日:2021年05月25日

本殿の西側に立つ自然石の句碑で,上島鬼貫の代表句のひとつ「鳥は未(まだ)」が刻まれています。

本殿の西側に立つ自然石の句碑で,高さは136センチメートルです。かなり剥落していますが,表には伊丹の生んだ有名な俳人上島鬼貫(うえしまおにつら)の「鳥ハ未(まだ) 口もほとけす(ほどけず) 初桜」の句が刻まれています。宝永4年(1707年)鬼貫47歳のときの作で,原本は柿衞(かきもり)文庫にあります。碑の裏にはこの句碑が嘉永7年(1854)に伊丹の俳人,山口太乙(たいおつ)・岡田糠人(ぬかんど)・梶曲阜(きょくふ)によって建てられたことが記されています。

なお,句碑の後ろには有岡城跡岸の砦跡(とりであと)の土塁(どるい)が残っています。

猪名野神社の鬼貫(おにつら)句碑

所在地

伊丹市宮ノ前3丁目6番1号  猪名野神社本殿西側

交通

市バスJR伊丹駅前・阪急伊丹駅前1番のりばより全系統(49・50・51・52・53・54系統)で清水橋下車,北へ約250m。阪急伊丹駅から北へ徒歩で約700メートル

参考文献

  • 「鬼貫句碑」  『伊丹の文化財』  伊丹市教育委員会  平成7年

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先

都市活力部まち資源室文化振興課(文化財担当)
〒664-8503伊丹市千僧1-1(市役所4階)
電話番号072-784-8090 ファクス072-784-8048

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