自然居士(じねんこじ)の墓
旧北村の間道沿いに立つ,高さ62センチメートル,横26センチメートルの墓石です。自然居士の墓や庵(いおり)・井戸などが兵庫や京都・泉州など各地に伝えられていますが,自然が誰なのかはまだわかっていません。
江戸時代に刊行された『摂津名所図会(ずえ)』には,有岡城落城のときに殺された荒木村重の子自然(14歳)を憐れんで村人が建てたという説が紹介されています。

所在地
伊丹市高台5丁目
交通
JR伊丹駅前・阪急伊丹駅前1番乗り場より市バス53系統荻野南行きで伊丹坂下車,北へ約350mの畑の中

参考文献
- 「自然居士の墓」 『伊丹の文化財』 伊丹市教育委員会 平成7年
地図情報
この記事に関するお問い合わせ先
都市活力部まち資源室文化振興課(文化財担当)
〒664-8503伊丹市千僧1-1(市役所4階)
電話番号072-784-8090 ファクス072-784-8048
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更新日:2021年05月25日