児嶋晴海(せいかい)の顕彰碑
明治12年(1879)に初代川辺郡長になった児嶋晴海の顕彰碑です。地域開発の功労者として東野の村人によって建立されました。

碑面上部に「晴海翁」と大書し,その下に彼の業績が記されています。
それによると,彼はもと土佐藩山内公の家臣で,明治2年に兵部省(ひょうぶしょう)の役人となり,同4年から大阪城に勤務するかたわら東野を訪れて開墾し,このあたりが樹木の生産に適していることを見抜いて植樹を奨励したそうです。のち,12年に川辺郡長になってからは,地域の産業振興や教育の発展,運輸の改善に努めたとあります。
所在地
伊丹市大野2丁目地内
交通
JR伊丹駅・阪急伊丹駅前1番乗り場より市バスにて東野下車,西へ約250m

参考文献
- 「児嶋晴海の顕彰碑」『伊丹の文化財』平成7年、伊丹市教育委員会
地図情報
この記事に関するお問い合わせ先
都市活力部まち資源室文化振興課(文化財担当)
〒664-8503伊丹市千僧1-1(市役所4階)
電話番号072-784-8090 ファクス072-784-8048
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更新日:2021年05月25日