須佐男神社本殿

更新日:2021年05月25日

御願塚村の氏神はもと北・中・南の3社ありましたが,山陽新幹線の建設にともない中社が現在地に移転しました。この本殿は17世紀中ごろの建立と推定されています。昭和47年に伊丹市の有形文化財に指定されました。

須佐男神社本殿の写真

一間社春日造りで,正面の軒に唐破風(からはふ)をつけ,屋根は杮葺(こけらぶき)で,建物全体が覆屋(おおいや)に納められています。木割が太く,細部は複雑で,向拝の組物も斗肘木(ますひじき)を二重に重ねています。木部の極彩色もよく残っています。

所在地

伊丹市御願塚3丁目10番5号

交通

阪急新伊丹駅より南西へ約650メートル,稲野駅より北西へ約580メートル

参考文献

  • 「須佐男神社本殿」『伊丹の文化財』伊丹市教育委員会、平成7年
  • 黒田龍二「須佐男神社」『伊丹の歴史的建造物』伊丹市教育委員会、平成12年

地図情報

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都市活力部まち資源室文化振興課(文化財担当)
〒664-8503伊丹市千僧1-1(市役所4階)
電話番号072-784-8090 ファクス072-784-8048

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