春日神社本殿
一間社春日造りの建物で,近世初期の安定した構成をとっています。棟札から寛永18年(1641年)に建てられたことが明らかであり,昭和51年に兵庫県指定文化財に指定されました。
屋根の形を除いた社殿の構成は,同じ県指定文化財の鴻池神社本殿とほとんど同じです。寛永18年の棟札にも大工が「鴻池住橘朝臣松原三右衛門貞吉」とあり,同じ松原氏です。ほかに安政5年(1858)の修理の際の棟札も残っています。
注意:覆屋に納められているため,通常は扉越しにしか見られません。
(写真は鴻池神社本殿と棟札)

所在地
伊丹市口酒井1丁目1-8
交通
JR伊丹駅前・阪急伊丹駅前6番乗り場より22・23系統神津経由岩屋循環にて口酒井下車,西へ約230メートル
地図情報
この記事に関するお問い合わせ先
都市活力部まち資源室文化振興課(文化財担当)
〒664-8503伊丹市千僧1-1(市役所4階)
電話番号072-784-8090 ファクス072-784-8048
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更新日:2021年05月25日