オオサンショウウオを伊丹市内で見つけたら・・・

更新日:2022年04月07日

国指定特別天然記念物 オオサンショウウオが生息しています

オオサンショウウオ

駄六川に生息しているオオサンショウウオ

 

伊丹市を流れる猪名川・箕面川・駄六川・東川には「オオサンショウウオ」が生息しています。
オオサンショウウオは河川等の水中で生活していますが、8月下旬~9月中旬に産卵期を迎えるため、7月ごろから産卵の巣穴を確保に移動するなど、動きが活発になります。

 

水中にいる場合は、周辺に棲みかがあり、特に問題はないので、そっとしておいてあげてください。(オオサンショウウオは夜行性です。日中はゆっくり動きます。)

 

もし、伊丹市域の河川外・陸上衰弱して動けなくなった状態、または死体のオオサンショウウオを発見されたら


1.触ったり捕まえたりしない。
動けなくなったオオサンショウウオを見つけても、決して自分で捕まえない。
オオサンショウウオは目の前に動くものがあると反射的に噛みつきます

2.発見した場所が伊丹市域か確認。

3. 伊丹市域以外の場合→発見した市町村の文化財担当課へ連絡
(伊丹市域外からの連絡が増えています。ご注意ください。

4.伊丹市域の場合→伊丹市 文化振興課(文化財担当)(072-784-8090,土日祝休み)に連絡
(伊丹市域内において上記状態で発見した場合のみ連絡ください

5.オオサンショウウオの ( 1 ) 伊丹市域での発見場所 ( 2 )発見時間 ( 3 )その他(状況など)をお教えください。

 

触ると噛みつかれる危険があり、国(文化庁)から許可された専門家・団体以外の捕獲は文化財保護法違法となります。

オオサンショウウオは、“特別天然記念物”として文化財指定され、 保護されています

オオサンショウウオは世界最大の両生類で、人間による生息環境の破壊により住むべき場所や個体数も大きく減少し、“日本特有の産ではないが、日本著名の動物としてその保存を必要とするもの及びその生息地”という指定基準から、オオサンショウウオは特別天然記念物に指定されています。
死体や骨も「特別天然記念物」です。許可なく所持(譲渡)すると法律により罰せられます。
 

また、環境省のレッドリストでも絶滅危惧2類に指定されています。
 

そのため、専門家以外の人が許可なく、触ったり、捕まえたり、勝手に場所を移動させることは出来ません。(捕獲・保護は専門家のみに許可されています)
オオサンショウウオは許可なく捕獲・飼育すると、法律により罰せられます。
 

オオサンショウウオは、夜行性のため、日中活動することはありません(日没後から日の出までが活動時間。日中に活動する時は、産卵などのため)が、不用意に触ると噛みつかれる危険性もあり、オオサンショウウオは大変危険です。

オオサンショウウオ-1

専門家による保護・個体調査後、安全に生息できる場所に帰します。

オオサンショウウオ-2

兵庫県内のオオサンショウウオは、大部分が登録されています。
個体を調べると、どの川に生息していたか判定できることもあります。

問い合わせ・連絡先

伊丹市都市活力部まち資源室文化振興課(文化財担当)

電話: 072-784-8090(月~金、午前9時~午後5時30分)

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