令和4年度兵庫県尼崎市

更新日:2022年11月24日

1.視察出張委員

委員長      竹村 和人

副委員長  齊藤 真治

委員         北原 速男  

 〃            山薗 有理 

 〃            大津留 求

 〃            小西 彦治

 〃            鈴木 久美子

 〃            花田 康次郎

2.視察先

  ボートレース尼崎

3.視察日

  令和4年10月28日(金曜日)

4.調査事項

  下記報告のとおり

10:00~ ボートレース尼崎
                                           <事業及び施設概要説明について>

初めに、モーターボート競走事業管理者よりあいさつの後、竹村委員長よりお礼のあいさつがなされた。
その後、総務課長及び事業課長から別紙資料に基づき説明がなされた後、質疑応答がなされた。
<説明の概要>
●令和4年度4月~9月売上状況について
・令和4年度4月~9月の売上状況については、113億2,679万6,800円となっており、売上目標90億1,400万円と比較して23億1,279万6,800円、率にして25.7%上回ることとなった。売上増加の主な要素としては、電話投票による売上が増加したことがあげられ、電話投票の売上実績は、売上目標を23億3,600万円あまり上回った。
・今年度の当初予算での売上目標は192億6,400万円であるが、今年度後半も売上目標通りに売上が推移した場合、決算見込みは約216億円となり、令和3年度の売上が約201億円であったことから、前年度を上回る売り上げになるのではないかと予想している。

●H17~R3総売上金額と一般会計繰出金の推移について
・平成17年の一般会計繰出金は0円であったが、その後は毎年計上してきている。本場での売上が年々減少している中、一方で電話投票の売上が伸びてきており、今後についても電話投票での売上を伸ばしていくために、YouTubeでのライブ配信やWeb予想等に力を入れていく。

●BOAT KIDS PARK モーヴィあまがさきについて
・尼崎市によって整備され、今年度最初のレース開催日である4月10日にオープンとなった。面積は約687平米。年間の営業予定日数は約250日。営業時間については、平日は1、10時30分から12時30分 2、14時から16時となっており、休日は1、10時30分から12時 2、12時30分から14時 3、14時30分から16時となっている。利用料金は大人・子供ともに300円で、大人の利用料金300円にはボートレース尼崎入場料を含んでいる。事前の利用予約が必須となっており、公式LINEで受付を行っている。定員は各時間帯100人。9月末までの利用実績については、130日の営業日で27,479名の利用があった。大人と子どもの比率はおおよそ1対1である。施設内は子どもの年代ごとに3つのゾーンに分けられている。

<質疑応答>
問)平日午後のモーヴィあまがさきの営業時間は14時からか。
答)平日午後は14時から16時となっている。

問)令和4年度4月から9月までの売上目標90億1400万円の算定根拠は。
答)前年度の売上に加えて伸び率、日程等を総合的に勘案して予算を算定した。

問)モーヴィあまがさきについては、売上につながると考えて設置したのか。または、地域貢献として設置したのか、設置目的について問う。
答) モーヴィあまがさきの設置については、地域貢献の意味合いが強く、ボートレース場のイメージアップにつながればと考えている。

問)今年度、本場では何日開催されるのか。
答)伊丹市、尼崎市の両市で186日である。

問)本場開催がない日も、モーヴィあまがさきは開いているのか。
答)非開催の時でも、基本土日祝は開けている。

問)モーヴィあまがさきはいつからオープンとなったか。
答)本年4月からである。

問)モーヴィあまがさきに対する反響は。
答)子ども連れの若い年齢層の来場者が増えている。その中で、モーヴィあまがさきのみを利用する来場者がいる一方、舟券の購入につながる来場者も見受けられる。

問)本場の来場者が減っている中で、モーヴィあまがさきの設置は集客につながっているか。
答)今まで一度もボートレース場を訪れたことのない来場者の入場につながっている。
併せてその他のイベントについても積極的に実施していくことで、さらなる来場者数増を狙っていく。

問)令和元年度から電話投票の売上が急激に増加した理由は。
答)コロナ禍で外出がしづらくなったことによる巣ごもり需要をうまく捉えたと考えている。また、本場の無観客開催や場外発売場の臨時休業が行われた影響で、レースは開催しているが舟券を購入する場所がなく、結果、電話投票の売上が増加し、そのまま定着したことと考えられる。

問)旅行支援等がはじまると、売上は減少する見込みか。
答)旅行支援がはじまった直近9月の売上目標に対する売上実績の対比は、4月から8月等と比べると落ちている。他のレクリエーションの需要が回復してくると、売上が減少することが見込まれる。

問)来年度、G1・G2レースの開催見込はあるか。
答)伊丹市主催レースとしては、現状開催見込は立っていない。

質疑終了後、「モーヴィあまがさき」等を視察した。

 

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