伊丹市消防局~先輩職員の声お届けします~

更新日:2021年03月31日

これから伊丹市消防局の職員を目指す人のために、現在、伊丹市消防局で勤務する職員から、現在の仕事内容、職場の雰囲気、消防士の魅力等について語ってもらいます。

             【警防司令 Kさん】

1.現在の仕事内容を教えてください。

火災の消火活動、防火対象物の立入検査、心肺蘇生法等の救急講習、消火栓等の調査を担当しています。

2.職場の雰囲気はどうですか?

普段は規律正しく現場活動等を行っていますが、24時間勤務で共に過ごす時間が多いので時間が経つにつれ家族のように絆が強くなります。

3.消防士になろうと思ったきっかけは?

仕事は一生ものなので、人の役に立つ職業に就きたかったからです。

4.試験対策は何をしましたか?

専門学校と予備校で公務員試験対策をしました。また、体力面のことも考え、空いている時間にランニングや筋力トレーニングをしました。

5.消防士のやりがいは何ですか?

人命救助ができることです。命の危険が迫っている人を助けた時は、この仕事を選んで良かったと強く感じることができます。

6.消防士の大変なことは何ですか?

人命救助のプロなので、一人前になるには、知識や技術を習得し、経験を積むことが大切ですが、先輩方が指導してくれるので心配はいりません。また、同世代の仲間もたくさんいるので支えあいながら、人としても消防士としても成長することができます。

7.伊丹市で働く魅力は?

山や海がなく、コンパクトな市域ですが、のどかで過ごしやすいです。伊丹市には空港があるので伊丹空港に係る訓練等もあり、他市では経験できないようなこともあります。

8.ココだけの秘密教えて下さい!

隔日勤務は平日に休みがあるので、どこに行くのも空いてます。テーマパークや旅行に行くのも少しお得です。

9.プライベートでは何をしていますか?

スポーツジムに行ったり、友人と美味しいものを食べに行ったりしています。

10.受験生へ最後にメッセージ!

職員の平均年齢も若く、若い方も働きやすい職場です。是非一緒に働いてみませんか?お待ちしています。

 

 

 

 

 

【救助隊副隊長 Iさん】

1.現在の仕事内容を教えてください。

救助隊として、火災・交通事故・水難事故・ガス漏れ事故・地震災害等で、生命に危険が迫っている要救助者を、安全・迅速・確実に救出する仕事をしています。

2.職場の雰囲気はどうですか?

普段は話しやすい職場環境で、チーム力を高めています。災害が発生すれば「スイッチ」を切り替え、阿吽の呼吸で、勇猛果敢に活動します。

3.消防士になろうと思ったきっかけは?

テレビで見た「救助隊」があまりにかっこよかったからです。

4.試験対策は何をしましたか?

専門学校(公務員コース)に通っていたため、公務員試験の勉強を1日中行い、体力試験のために、懸垂・ランニングを実施していました。

5.消防士のやりがいは何ですか?

消防の救助隊は、人命救助のスペシャリストです。他のどの機関よりも、人命救助に必要な知識・技術・体力・資機材を有しています。救助隊が救出できない災害現場はありません。他の誰にも救出できない要救助者を救出することが、最大のやりがいです。

6.消防士の大変なことは何ですか?

24時間365日、災害が発生すれば、災害現場に向かう可能性があります。しかし、そこにやりがいを感じているため、個人的には大変なことは特にありません。

7.伊丹市で働く魅力は?

伊丹市は【1】歴史資源(旧岡田家住宅等)【2】文化資源(偉大な俳人上島鬼貫等)【3】自然資源(伊丹緑地等)【4】伊丹空港等、地域の資源がとても多く、市民が主体となった「まちづくり」を行う魅力あふれる市です。
伊丹市消防局の消火・救助・救急・予防等の各係は、専門的な知識・技術・資格を持った職員で構成されており、自分がやりたい仕事を、高いレベルで行えます。また、大都市と違い、全職員が顔の見える関係で、結束力の高い組織です。

8.ココだけの秘密教えて下さい!

伊丹市の救助隊でトレーニングすれば、かなりマッチョになれます。私は非力でしたが、今ではベンチプレス155キログラムまでパワーアップしました。ここだけの話、筋肉をつければ、かなりモテます。

9.プライベートでは何をしていますか?

家族と一緒にいます。現場対応の職員は24時間勤務ですが出勤しない日も多いため、家族と一緒に過ごす時間が長いことも魅力の一つです。

10.受験生へ最後にメッセージ!

消防士は、やりがいしかありません。伊丹市は、とても魅力的な市です。伊丹市消防局で働けてよかったと、心から感じています。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。頑張ってください。

 

 

 

 

 

             【救急隊主任 Eさん】

1.現在の仕事内容を教えてください。

救急業務に関することが主な仕事です。いつあるか分からない出動に備えながら下記のような業務を行っています。

  9時  示達、車両点検、無線テスト
10時  狭隘地区調査
12時  昼食
13時  資器材取り扱い訓練
15時  各種書類作成、窓口業務
16時  体力錬成
19時  夕食
20時  風呂
21時  救急活動報告書作成
  0時  仮眠

翌6時30分   起床、朝食
   7時 朝掃除、書類作成の続き等
   9時 業務終了

これらの業務の合間にその他の書類作成や資器材の在庫管理等、細かな仕事を行います。

2.職場の雰囲気はどうですか?

私は他の本部からも採用内定の通知をいただきましたが、最終的に伊丹市消防局に決めた理由は、受験日に本部で働いていた職員や試験官が笑顔で挨拶している姿が印象的で、働きやすそうな雰囲気が感じられたからです。
実際働き始めて感じたことは、訓練中や現場はもちろん厳しく、ピリッとした雰囲気ですが、休憩時間は趣味やプライベートの話をしながらゆったり過ごせています。
現在の隊では救急出動の帰り道に現場活動のフィードバックをすることも多いですが、もっといい活動にするにはどうしたら良かったか等、上司部下関係なく意見を言い合える環境です。

3.消防士になろうと思ったきっかけは?

大学生の頃、救急救命サークルに所属しており、消防署の方と一緒に様々な企業や学校で心肺蘇生法の講習会を行っていました。講習後のアンケートには、「楽しく学べた」「たくさん質問できた」等の嬉しいコメントが多く、やりがいを感じていました。そこで出会った女性消防士の方は親切丁寧であり、受講者が積極的に練習できるような雰囲気づくりをされていました。その方の活躍を見て、私も消防士になって普及啓発や広報活動をしていきたいと思い、消防士になろうと決心しました。

4.試験対策は何をしましたか?

筆記試験対策は、公務員試験対策の参考書を購入し、同じ参考書を何回も解けるようになるまで繰り返し解きました。各科目の学習時間を決めず、やりたい科目から取りかかり、行き詰ったり飽きたりしたタイミングで違う科目にチャレンジする等、楽しく続けられるよう工夫し毎日8時間程度勉強していました。論文に関しては、某学習塾の通信講座を利用し、論文の書き方を学んだ後、添削してもらうことで十分対策可能でした。
体力試験対策は、消防士を目指す友人と集まって平日は毎日19時から持久走や筋力トレーニングを行っていました。トレーニングをしながら採用試験の情報交換をしたり、励まし合ったりすることで、モチベーションが保てました。
面接試験対策は、よくある質問をインターネットで検索し、鏡の前で実際に声を出して録音しながら練習し、表情や声の印象が暗くないかを確認しました。自身の考えを伝えられるようにするため、大学や塾の面接対策は受講しませんでした。

5.消防士のやりがいは何ですか?

心肺停止状態で救急搬送した方が、後日、社会復帰し消防署まで会いに来てくださったことがあります。その時は、救急隊として頑張ってきて良かったとやりがいを感じました。
救急現場で傷病者や家族が安心したと言ってくださることも多く、救急隊は比較的やりがいを感じやすい仕事だと思います。

6.消防士の大変なことは何ですか?

昼夜問わず出動要請があれば迅速に出動する必要があります。仮眠時間に出動が続き、一睡もできない日は大変だと感じます。
救急隊であっても予防業務や警防業務等、他隊の業務を行うことがあります。また消防法が改正されたり、救急救命士の行える処置が拡大したりと、日々数多くの専門分野を勉強する必要があるのは大変だと感じます。

7.伊丹市で働く魅力は?

伊丹市消防局の職員数は約200名で全職員と顔が見える関係を築くことができます。大規模な本部では上司に声が届きにくいところもあるかと思いますが、伊丹市消防局ではアピール次第でやりたい仕事を任せてもらえる機会も多いので、そこは魅力だと思います。
また、消防士は出動があれば迅速に現場に向かう必要があるため、市内の道路に精通していないといけません。伊丹市は面積が小さい町なので、伊丹市出身ではない方でも割と早く道を覚えることができると思います。

8.ココだけの秘密教えて下さい!

体力に自信がある人が消防士になるイメージをお持ちの方が多いと思います。私は文化部出身であり、本格的に運動をしてきた経験がなかったため、入庁当初はかなり苦労することになりました。
しかし、伊丹消防では仕事として体力錬成の時間が設けられており、また効率よく筋力アップできる方法を知っている職員も多くいるので、一緒にトレーニングするだけでかなり体力が上がると思います。
とはいえ、入庁前にしっかりトレーニングをしておくことをおすすめします。

9.プライベートでは何をしていますか?

最近は書道教室に通っています。展覧会や全国大会に出品したり、師範の資格を取ったり、本格的に取り組んでいます。他にも同僚と登山に行ったり、友達とご飯を食べに行ったりすることもあります。
隔日勤務は自由な時間を作りやすいので、趣味や自己啓発に時間を使うことができ、充実した生活を送ることができます。

10.受験生へ最後にメッセージ!

伊丹市消防局に興味が出てきた方はぜひ受験してみてください。
来年の春から一緒に働けることを楽しみにしています!!

 

 

 

 

 

 

            【予防課主任 Tさん】

1.現在の仕事内容を教えてください。

現在は予防課危険物グループで勤務しています。例えばガソリンスタンドや危険物を取扱う工場を建てたり工事をする時、利用者や周囲の安全のために、消防法と照らし合わせてその位置や構造、設備等について業者の方と協議をしたりしています。建物や設備が完成したら、検査のために現場にも行きます。

2.職場の雰囲気はどうですか?

予防課は現在予防課長以下7名で勤務しています。カタい雰囲気なのではと思うかもしれませんが、そんなことは決してありません。とても風通しが良く、報告・連絡・相談がしやすい環境で非常にありがたいです!

3.消防士になろうと思ったきっかけは?

もともと幼い頃から消防士になりたいと思っていましたが、一度は民間企業に就職しました。ですが、仕事で消防署に出入りすることが多く、そこで初めて火災を未然に防ぐ予防業務という今まで知らなかった消防の仕事を知ったことをきっかけに、改めて消防士になりたいと思いました。

4.試験対策は何をしましたか?

社会人になり10キロ太ってしまったので、目指すと決めてからはひたすら減量に励みました。笑
勉強は通信教育で頑張りました。

5.消防士のやりがいは何ですか?

予防業務でのやりがいを言うと、達成感、充実感です。様々な人と出会い、話し合い、折衝し、防火のため、安全のために、たくさんの人を巻き込んで作り上げていき、その建物や施設、設備等が完成したときは、達成感だけでなく、市民の安全のために貢献できたという充実感を得、さらには様々な困難を乗り越えたことでの自分自身の成長をも実感することができます。

6.消防士の大変なことは何ですか?

予防業務は消防法をはじめとする関係法令に精通し、様々な深い知識による正確な指導をしなければならない難しさや厳しさがあります。ですが、前述のとおり困難な課題を克服することによりさらに自分自身を大きく成長させることができます。

7.伊丹市で働く魅力は?

伊丹市消防局の職員平均年齢は約36歳と県内でも2番目に若いので活気に満ち溢れ、魅力的な方ばかりです。個人的な見解ですが、採用試験では面接を最も重視しているのではと思っています。

8.ココだけの秘密教えて下さい!

学生時代は体力に自信がありましたが、採用試験のシャトルラン、最下位でした!

9.プライベートでは何をしていますか?

ゴルフが趣味なので月に1回はゴルフ場にいます。職場でのゴルフ人口も多いですので、ぜひ一緒に行きましょう!
また、アウトドア好きな方も多く、職場の人といろんな所へ行ったりすることも多いですよ!

10.受験生へ最後にメッセージ!

消防士は火災が発生した後の現場活動が注目されがちですが、火災が起きる前に未然に防ぐという予防の業務は、市民に安全安心を届け、より市民のために貢献できる業務だと思います。予防だけでなく消防には様々な業務があります。どの業務も人のためであり、人との繋がりによって成り立ち、何よりコミュニケーションが一番大切です。面接では長所短所含めて自分という人間を自分の言葉でしっかりアピールして頂き、ぜひ一緒に働きましょう!

 

 

            【警防隊消防士 Tさん】

1.現在の仕事内容を教えてください。

現在私は警防隊という隊で働いています。
警防隊の任務は主に災害が発生すれば現場に出動し、消火活動や救助活動を行ないます。出動がない時は、あらゆる状況を想定した災害に備えて訓練を実施しています。出動から戻ると出動の内容や火事の原因を調べて記録として残し、報告書を作成します。また、市民の皆さんに向けて消防訓練指導や救急講習を行っています。他ににも消火栓の点検や立入検査などを行っています。

2.職場の雰囲気はどうですか?

上司、後輩関係なく何でも気軽に相談できる環境です。
休憩中は、わきあいあいとしていいてアットホームな雰囲気です。

3.消防士になろうと思ったきっかけは?

父親が消防士で幼い頃から父親の働く姿を見て小学生の頃から自分も消防士を目指すようになりました。

4.試験対策は何をしましたか?

高校生の時の受験だったので、部活動の合間を縫い、購入した参考書でとにかく問題を解きました。

5.消防士のやりがいは何ですか?

こども達の憧れの職業に就いているということにやりがいを感じています。
町で消防車の乗っている時に小さい子供たちに手を振ってもらえたり、消防士になりたいと言ってくれる子供たちの声を聞くと、より一層仕事を頑張れます。

6.消防士の大変なことは何ですか?

24時間勤務で出動に備えて常に緊張感を持っていないといけなかったり、大きな火災現場に出動すると、何時間も消火活動が続くこともあったりするので心身共に大変な仕事だなと感じます。

7.伊丹市で働く魅力は?

伊丹市は昆陽池公園をはじめとして自然が豊かで安心して暮らせるまちなので、市民のみなさんは心豊かだと感じています。
そんなまちで働くことで市民の皆さんの温かさと自然を感じながら働けるところが伊丹市の魅力です。

8.ココだけの秘密教えて下さい!

訓練や筋トレばかりしていると思われがちですが、デスクワークもしています。

9.プライベートでは何をしていますか?

映画鑑賞や邦楽ロックが好きなのでライブに行ったりしています。

10.受験生へ最後にメッセージ!

試験勉強などで苦しい時期があると思いますが、諦めずに頑張って下さい。
みなさんとお会いできる日を楽しみにしています。
ぜひ、私たちと一緒に働いて伊丹市を守りましょう。

 

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