マイナ救急の実証事業開始について

更新日:2025年09月25日

令和7年10月1日から「マイナ救急」の実証事業を開始します

伊丹市消防局では、総務省消防庁と連携し、マイナンバーカードを活用した救急業務「マイナ救急」の実証事業を実施します。救急車を利用する際には、マイナ保険証(健康保険証の利用登録をしているマイナンバーカード)の携帯をお願いします。

【マイナ救急とは】

傷病者(病気やけがにより救急車で搬送される方)のマイナ保険証を活用し、搬送先の病院を選定する際に役立つ情報(受診歴、処方薬など)を救急隊が把握し、救急活動をスムーズに行うための取り組みです。

【実証事業について】

全国すべての消防本部で実証事業が実施され、その結果を踏まえて運用方法等の改善が行われます。伊丹市では、令和7年10月1日から令和8年3月31日まですべての救急隊(5隊)が実施します。

【マイナ救急のメリット】

・傷病者の情報を受入医療機関に正確に伝えられる

傷病者の症状により救急隊員の質問に答えることが負担となる場合や、本人や家族等がお薬や病歴などの情報を正確に把握していない場合に、マイナ保険証をカードリーダーで読み取ることで、傷病者が受診した病院や処方されたお薬等の正確な医療情報を救急隊員に伝えることができます。

・救急車で搬送する病院の選定や、搬送中に適切な応急処置が行える

マイナ救急により、素早く正確に傷病者の医療情報を把握することで、救急隊員はより適切な応急処置や病院への受入調整をすることができます。

・搬送先の病院で治療の事前準備ができる

マイナ救急で入手した傷病者の病歴やお薬などの医療情報を救急隊が事前に医師や看護師に伝えることで、病院側が検査や手術などの治療に向けて適切な受入準備をすることができます。

【マイナ救急を実施できる条件】

・傷病者がマイナンバーカードを所持していること

・健康保険証の利用登録をしていること

・傷病者等の同意が得られること

(注)傷病者が重篤な症状等で同意を得られない場合は、状況に応じて情報を閲覧する場合があります。

【マイナ保険証の携帯にご協力をお願いします】

マイナ救急を実施するためには、健康保険証の利用登録をしたマイナンバーカードを(マイナ保険証)を携帯していただく必要があります。もしもの時に備えて、マイナンバーカードの取得とマイナ保険証の利用登録、マイナ保険証の普段からの携帯にご協力をお願いします。

 

・総務省消防庁ホームページ あなたの命を守る「マイナ救急」

http://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/mynakyukyu/mynakyukyu.html

マイナ救急チラシ

この記事に関するお問い合わせ先

消防局救急課
〒664-0881伊丹市昆陽1-1-1
電話番号072-783-0322