01 地域展開(移行)で変わること
「地域展開(移行)」って何?
部活動が、今、目まぐるしく変わっています。

少子化

働き方の変化
時代の変化により、これまでの部活動をつづけていくことが難しくなっている
こういうことが全国各地で起こっています。
地域展開(移行)は、学校の枠を越え
子どもたちの気持ちを応援する新しい時代のしくみです

「勝利をめざす」
「気軽に楽しみたい」
「やりたい活動が選択できる」
「自分の体力にあった指導」
「他校の友達をつくりたい」・・・
多様な子どもたち
「やりたい」気持ちを

地域のスポーツクラブ
文化芸術団体
クラブチーム
非営利団体や民間事業者
・・・など
多様な担い手で支える
しくみづくりを進めます
「地域移行」から「地域展開」へ
学校内で運営されてきた学校部活動を活動を広く地域に開き地域全体で支えていくこと、新たな価値を創出し、より豊かで幅広い活動を可能とすることを目指して、国において今後、「地域移行」の名称を「地域展開」に変えていく予定です。
本市においても、国の動向を見ながら名称を順次変更していきます。
なお、本市における「地域移行」は基本方針等により国の方針を踏まえたものであるため、本市の「地域移行」の説明に係るホームページや発行する資料は「地域展開」同じ意味になります。
スポーツ庁 「地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関する実行会議」最終とりまとめ
地域展開(移行) ~3つの理念~

校区に関わらず、生徒が自分のやりたいことを選んで活動できるようにします

専門性のある指導者の指導や気軽な活動など、ニーズに合わせた形を創ります

誰もが無理せずに維持できる持続可能な
スポーツ・文化芸術環境を整備します
子どもたちの声
アンケートを実施しました

地域クラブ活動を選ぶ小学生たち
部活動にとりくむ中学校たち
子どもたちの声を
聞いてみました
アンケートから見えてきた課題
アンケートの分析から、子どもたちの選択肢の点から以下のような課題があると考えています。
- 他の学校にある活動が選べない
- 部活動にやりたい種目がない
- 「やりたい」活動の形を選べない
課題1 他の学校にある活動が選べない

- 部活動は学校が実施主体です
- 原則、所属している学校の生徒が参加します
- 他の学校の部活動に所属することはできません

学校によって差がある?
部活動の数は在籍する生徒数やそれにともなう教員の数で決まります
伊丹市でも部活動の数に大きな差があり、今後少子化が進むと、さらに部活動の数が減ることが心配されています。
学校によって選べる部活動に差があります
他の学校の部活動は選べません
課題2 部活動にやりたい種目がない

- 部活動で選べる種目は限られています
- 新しい活動を希望する子どもたちがいます
- 先生が指導できる活動の種類にも限界があります
どんな種目がやりたい?
グラフで青紫色の種目は部活動にある種目、赤紫色はない種目です
上位は部活動にある種目で占められています
ただし、現在、部活動にない種目の活動を希望する子どもたちもいます

子どもたちが望む種目は多様です
課題3 「やりたい」活動の形を選べない

- 部活動では中学校総合体育大会や各種コンクールがあります
- 子どもたちの「やりたい」活動の形は多様です
- たくさん活動したい子どもがいる一方で、週1回ぐらいがちょうどいいという子どももいます

どんな「形」がいい?
- 「勝利」よりも、「気軽に楽しめる」ことを望む子どもが多い傾向にあります
- 「やりたい活動が選択できる」ことを望む子どももかなりの数にのぼります

どれくらい「やりたい」?
- 週3回以下の活動を望む子どもは全体の7割以上、4分の3を占めます
- 4人に1人が週4回以上の活動を望む一方、週1回以下の活動を望む子どもが同じ位います
「勝利」「楽しめる」「選択できる」「友達」・・・
子どもたちの「やりたい」形は多様です
アンケートの諸元
- アンケート期間は令和6年5月15日から6月5日
- 小学生は5・6年生を対象(回答率は84.5%)
- 中学生は全学年対象(回答率は84.8%)
- 教職員は中学校対象(回答率は70.6%)
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会(未来教育プロジェクト)
〒664-8503伊丹市千僧1-1(市役所2階)
<未来戦略チーム>
電話番号 072-784-8122 ファクス番号 072-784-8083
<部活動地域移行チーム>
電話番号 072-784-8156 ファクス番号 072-784-8083
更新日:2025年07月29日