生き物を野外に放すことは絶対にやめてください
安易に生き物を放すことがダメな理由
ペットや外来種はもちろんですが、在来種を放す場合であっても生態系に悪影響を及ぼすことがあります。
正しい知識を持ち、安易な放出は絶対にやめましょう。
- 地域の遺伝的特性が失われる
生き物は地域ごとに独自の遺伝的特性を持つグループをつくっています。別地域から生き物が持ち込まれると、遺伝的特性を持たない子ども(交雑種)をつくることがあり、交雑が進めば遺伝的特性が失われることになります。 - 病気の拡散
ウイルスや寄生虫などの病原体が地域に持ち込まれ、結果的に個体数が減少してしまう恐れがあります。
在来種を持ち込んでも外来種になる
在来種であっても違う地域から持ち込まれた場合は、それらは国内外来種と呼ばれ、国外からの外来種と同様に生態系に悪影響を及ぼすことがあります。
希少種を保全する目的で他の地域よりメダカやホタルなどを持ち込んだ結果、地域の生態系に悪影響を及ぼした例が報告されています(詳細は参考リンク)。
在来種・外来種にかかわらず、安易に生き物を野外に放すことは絶対にやめてください。
参考リンク


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都市交通部みどり公園室みどり自然課
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更新日:2025年12月02日