特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の情報提供について

クビアカツヤカミキリ成虫オス
(提供:埼玉県環境科学国際センター)
クビアカツヤカミキリは、サクラやウメ、モモなどのバラ科の樹木を食害する外来のカミキリムシです。人体に影響はありません。
クビアカツヤカミキリの成虫の特徴
- 全長2.5mmから4.0mmほどで、体全体に光沢がある
- 胸部のみが赤く、突起がある
- 6月から8月にかけて出現する
クビアカツヤカミキリの詳しい特徴などは、次のチラシをご参照ください。
被害木の特徴について

特徴的なミンチ状のフラス
(提供:埼玉県環境科学国際センター)
クビアカツヤカミキリの幼虫は、4月から11月ごろにかけて、内部から樹木を食害し、特徴的なミンチ状のフラス(木くず)を排出します。このミンチ状のフラスが幼虫による食害のサインです。
その他のカミキリムシが排出するフラスとの鑑別については、次のチラシをご参照ください。
伊丹市の状況(2025年7月1日時点)
これまでにクビアカツヤカミキリは確認されていませんが、近隣自治体では成虫や被害木が確認されており、本市においても注意が必要な状況です。
クビアカツヤカミキリ及び被害木を見つけたら
- 本種は外来生物法に基づき「特定外来生物」に指定されているため、飼育・保管はもちろん、生きたままでの運搬等も禁止されています。
これらの行為をしないとともに、本種が確認された場所やその周辺で、本種を運ぶ可能性がある作業(荷物の運搬や草木の移動など)を行う際は、生きた個体がついていないことを十分確認してから行ってください。 - もし、成虫やフラスを見つけた場合は、クビアカツヤカミキリ目撃情報通報フォームから通報をお願いします。
クビアカツヤカミキリ目撃情報通報フォーム(外部サイトへ)
この記事に関するお問い合わせ先
都市交通部みどり公園室みどり自然課
〒664-8503伊丹市千僧1-1 (市役所4階)
電話番号072-780-3521 ファクス072-780-3531
更新日:2025年07月16日