JTAトイレ賞を受賞しました(令和7年11月10日)

更新日:2025年11月27日

昆陽池公園多目的広場トイレがJTAトイレ賞を受賞しました。

外観

昆陽池公園多目的広場トイレ

<内容>

令和7年11月10日に、一般社団法人日本トイレ協会が主催する「2025年度 第17回JTAトイレ賞」にて、令和6年11月に完成した昆陽池公園の多目的広場トイレが、建築作品部門12作品の中で最も優秀な作品とされる「JTAトイレ賞」を受賞しました。
JTAトイレ賞は「みんながいつでもどこでも気持ちよく使える」トイレ環境をつくり、それを持続できる社会をつくることを目標とし、顕著な活動の実践や提案を行っている団体や個人が表彰されます。本トイレにおきましては「多様な利用者の意見を取り入れたこと」や「公園の景観と調和したデザイン」「太陽光パネルや蓄電池を設置することにより、災害時にもトイレが利用できること」などが評価されました。

<建物概要>

昆陽池公園多目的広場トイレは「人にも環境にもやさしく災害に強いトイレ」をコンセプトに建替えました。公園の利用者をはじめ、地域の方々、障がい者団体の方々、公園を利用するイベント団体の方々などの様々なご要望をお聞きして設計に反映させました。
また、ゼロカーボンシティ宣言を行った本市の取り組みとして、太陽光パネル及び蓄電池の設置や木材を積極的に利用することにより、二酸化炭素削減に寄与するとともに、災害における停電の際にも安心して使用できるトイレとなっています。

特徴

人にやさしい

  • 通路や個室を広く設計し、全ての個室に両側手すりを設置
  • ベビーカー利用者や高齢者、体の不自由な方も快適に使用が可能
  • バリアフリートイレ内には介助用ベッド、オストメイト、音声案内装置を設置
  • こどもと大人が一緒に利用できる親子トイレを設置
  • 安全・安心のため緊急ブザーや、入り口付近にまちなかミマモルメ(防犯カメラ)を設置

環境にやさしい

  • ネット・ゼロ・エネルギーの実現
  • 木材の活用、姉妹都市である飯南町の木材を壁面に使用
  • CO2吸収コンクリートを使った平板ブロックを使用

災害に強い

  • 太陽光発電により停電時も安心
  • 断水時には隣接する池の水を使用
  • 強度の強い CLT 材の活用
太陽光パネル

太陽光パネル

バリアフリートイレ

バリアフリートイレ

屋根や壁の一部に木材を使用

屋根や壁の一部に木材を使用

基本情報

利用時間

午前5時~午後9時 (年中無休)

場所

昆陽池公園 多目的広場 (伊丹市昆陽池3丁目1)

主な設備

  • 男性用トイレ、女性用トイレ、バリアフリートイレ、親子トイレ

この記事に関するお問い合わせ先

都市交通部みどり公園室公園課
〒664-8503 伊丹市千僧1-1(市役所4階)
電話番号072-784-8134 ファクス072-780-3531