長野県千曲市に市職員を派遣

長野県千曲市での活動報告内容

10月24日から長野県千曲市にて災害対応の支援業務に従事していた職員2名が、30日に帰着し、31日に副市長に活動内容等を報告しました。

伊丹市の担当業務

家屋被害認定調査（水害・風害）

長野県千曲市の被害概要

千曲川の支川である尾米川の排水を千曲川に対してできず、内水氾濫が発生した。また、霞堤（堤防）の一部が切れてしまい、千曲川の水が流入した可能性が高いと検証している。（令和元年10月29日千曲市長会見より）

家屋被害認定の状況

水害：40件（伊丹市調査件数）

被災地区をAからG地区に分けて、床上浸水した家屋を対象に、現地へ赴き、ローラー調査を実施した。一日の調査件数は10件程度となった。

風害：30件（伊丹市調査件数）

地域を限定せず、風害の罹災証明申請があった家屋を調査した。申請件数は多くなく、一日の調査件数は3件程度となった。風害の家屋被害認定調査は、昨年の台風21号の経験をもとに、伊丹市が専属的に行った。

水害による被害

風害による被害
風害により屋根がなくなり、全壊家屋

Smart Itamiの取り組み

タブレット型パソコン3台（マイクロソフトから1台無償貸与）を持参し、ネットワークについては、株式会社インターネットイニシアティブからUSBドングル2台を無償貸与いただくことで、現地での家屋被害認定調査において、ネットワーク環境での作業を行うことができた。そのことにより、図面などの書き直しなど二重で行う作業がなくなり、他の応援自治体の調査処理速度より5割（1時間）以上の削減ができ、大幅な効率化を達成し、千曲市の負担軽減に寄与した。

タブレット型パソコンを活用した調査

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