還付金などの詐欺にご注意!!

更新日:2021年03月31日

2019年2月15日号の広報伊丹に掲載

事例

電話で市役所職員を名乗り、
「医療費の還付金の通知書を発送しましたが、連絡がないので電話をしました。ATM(現金自動預払機)で手続きをすれば、今ならまだ間に合います。携帯電話とキャッシュカードを持って、すぐに近くのスーパーのATMに行き、着いたら連絡してください。手続きの方法を説明します」
と言われたが本当か。(70代女性)

電話を受け驚く女性のイラスト

助言

市役所などの公的機関が医療費の還付のために電話をかけることはありません。
ましてやATMの操作を求めることは絶対にありません。還付金詐欺なのですぐに電話を切りましょう。


「今なら間に合う」と急がせるのは、周りの人に相談させないための手口です。
第三者の目が届きにくいスーパーなどのATMに誘導され、指示通りに操作をすると、自分の口座から相手の口座に振り込むことになりお金をだまし取られます。

この他にも、電話で百貨店の社員を名乗り、
「あなたのクレジットカードを使い商品を購入しようとした人がいる。カードの不正利用かもしれないので今からそちらに行く」
などと言い、言葉巧みに取引銀行、口座番号、暗証番号を聞き出してキャッシュカードを預かろうとする詐欺も発生しています。

不審な電話に出ないために、日頃から在宅中でも「留守番電話」に切り替えておくと効果的です。特に高齢の方の被害が多いので、注意が必要です。

ハガキや封書・メールなどでも、公的機関や実在する企業をかたり、身に覚えのない料金を請求する架空請求が多発しています。
詐欺は多様な手段や状況を利用し、だれもが標的になる可能性があります。
不安や不審に思ったら、すぐに警察や消費生活センターに相談してください。

この記事に関する
お問い合わせ先

市民自治部市民サービス室消費生活センター
〒664-0895伊丹市宮ノ前2-2-2伊丹商工プラザビル1階
電話番号072-772-0261 ファクス072-775-3811