アライグマの被害に遭わないために

更新日:2021年12月10日

アライグマが出没していますので、ご注意ください。

市内で、アライグマの目撃情報が多数寄せられています。

また、家屋に浸入し建物を傷つけたり、糞尿による悪臭等の生活環境被害も増えています。

 

アライグマ被害写真

アライグマを発見しても近づかないでください!

アライグマは、昔から日本に生息している動物ではなく、ペットとして飼われていたものが野生化し、山間・農村部だけではなく、街中でも増えてきて問題となっています。
通常、人に対してアライグマの方から襲い掛かってくることはありませんが、犬の散歩中に犬が襲われたという例がありますので、注意が必要です。
見かけは可愛いアライグマですが、気性が激しいので決してエサをあげたり、発見しても近づかないで離れるようにしてください。

被害に遭わないための予防措置

アライグマは、春から初夏の繁殖期に、出産や育児のために人家の屋根裏等に侵入し棲みつくことがあります。侵入され被害が生じる前の予防措置が重要となります。

 

〇誘引条件の排除
 1 犬や猫などのペットの残り餌を放置しない。
 2 残飯を屋外に放置しない。
 3 ごみ集積場ではごみを出す時間を厳守し、ネットをかける。
 4 農作物の未収穫物、落果実等を農地や庭先に放置しない。
 

〇家屋等への侵入防止
屋根裏等に侵入できないように、換気口や隙間を金網などでふさぐなどして侵入を防止する。
 

アライグマ被害写真 

〇侵入箇所からの追い出し
人家の屋根裏や納屋等への侵入を確認した場合は、屋根裏燻煙剤の使用(あぶり出し)をして追い出した後、侵入箇所をふさぎましょう。

 

上記写真については、兵庫県森林動物研究センターのホームページより引用

 

伊丹市アライグマ防除実施計画を策定

本市では、「兵庫県アライグマ防除指針」に沿って、「外来生物法」に基づく「伊丹市アライグマ防除実施計画」を策定し、平成23年2月7日付けで、環境大臣及び農林水産大臣による確認を受けています。

このことから、市では箱罠による捕獲・処分を行っております。

また「伊丹市アライグマ防除実施計画」については、令和3年4月に改訂しています。

私有地にもアライグマ・ヌートリア捕獲用の罠を設置できるようになりました

これまでは、目撃場所近くの水路等に箱罠を設置し、捕獲に努めてまいりました。

しかし近年、市民の生活の場となる市街地や住宅街に、頻繁に出没しているアライグマの捕獲をさらに効果的、かつ効率的に捕獲するため、「アライグマ等捕獲にかかる箱罠の設置に関する要領」を策定し、私有地に箱罠を設置できるようにしました。

詳しくは環境クリーンセンターまでご相談ください。

 

農作物に害を加えるおそれのある生物の防除等に関すること

農作物に害を加えるおそれがある生物の防除等に関することは、市農業政策課が所管しております。

下記リンク「アライグマ・ヌートリアによる農作物被害にお気をつけください」からご覧ください。

この記事に関する
お問い合わせ先

市民自治部環境クリーンセンター
〒664-0843伊丹市岩屋2-2-8
電話番号072-782-0968 ファクス072-775-3179