フランドルの鐘について
伊丹市の国際姉妹都市であるベルギー王国ハッセルト市より、国際姉妹都市提携5周年と伊丹市制執行50周年を記念し、平和と友好の象徴として、1990年(平成2年)に伊丹市へ寄贈されました。
JR伊丹駅西側に記念塔を建設し、記念塔の上部にカリヨンの演奏室と大小43個の鐘を設置、一般公募により「フランドルの鐘」という愛称が付けられました。
屋内には照明装置を備えており、夜間はJR伊丹駅前の街を美しく彩ります。
毎年8月15日(終戦記念日)の「平和の鐘カリヨンコンサート」をはじめ、各種演奏を実施し、市民の皆様にベルギー本場の音色を楽しんでいただけます。
カリヨンってなに?
カリヨン(Carillon=組鐘。ラテン語で「4個で1組」が語源)とは、中世フランドル地方(現在のベルギー・オランダを中心とする低地地方)の繁栄を背景に15世紀頃から登場したもので、教会の塔や鐘楼に設置された複数の鐘を巨大なシリンダー式のドラムで自動演奏したり、奏者が鍵盤とペダルで演奏する楽器です。
世界中には演奏可能なカリヨンが多数存在しており、ベルギーやフランス北部のカリヨンは世界遺産にも指定されています。
本市のカリヨンは「世界カリヨン連盟(WCF)」に登録されています(日本では他に滋賀県、長崎県ハウステンボスにあります)。
概要
所在地 伊丹市伊丹1丁目(JR伊丹駅西側周辺)
鐘の数 43鐘(しょう)
寄贈日 1990年(平成2年)11月9日
カリヨン演奏会等について
- 参加無料、申し込み不要
- 客席(椅子の設置)はありません
- 荒天時は中止となり、延期はありません
- 演奏予定が追加されれば場合は、随時ホームページ等でお知らせします
この記事に関するお問い合わせ先
市民自治部共生推進室同和・人権・平和課(多文化共生・平和関係)
〒664-8503伊丹市千僧1-1 (市役所5階)
電話番号072-784-8148 ファクス072-780-3519