モバイルバッテリー(小型充電式電池)が火災の原因に?

更新日:2023年01月10日

モバイルバッテリー火災

小型充電式(リチウムイオン)電池の出火の危険性

小型充電式(リチウムイオン)電池とは?

小型充電式(リチウムイオン)電池は、小型で大量の電力を必要とする製品に使用されています。

小型充電式(リチウムイオン)電池が使用されているのは、モバイルバッテリー、加熱式たばこ、スマートフォン、ノートパソコン、デジタルカメラ、携帯型ゲーム、コードレス掃除機などがあります。

一般的に使用されているニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池などと比べて高容量、高出力、軽量という特徴があり、過充電や損傷、経年劣化により出火する危険性が高くなります

出火防止のために

出火防止のため、充電器は指定のものを使用し、膨張、異音、異臭または充電中に熱くなるなどの異常が生じたものは使用せずメーカーや販売店に相談してください。

また、ごみとして捨てられた小型充電式(リチウムイオン)電池は回収時や廃棄物の処理過程に出火することがあります。小型充電式(リチウムイオン)電池はごみとして捨てずにリサイクルボックスへ出しましょう

 

伊丹市環境クリーンセンターホームページ

伊丹市生活環境課ホームページ

一般社団法人電池工業会ホームページ

 

モバイルバッテリーを購入の際はPSEマークの確認を!!

モバイルバッテリーの発火事故の急増を受け、電気用品安全法の規制対象外であったモバイルバッテリーが規制対象として取り扱われることになり、2019年2月1日以降は、基準に適合した製品でなければ販売できなくなりました。

PSEマークが表示されていないものは技術基準への適合を確認していないものであり、そのような製品の購入は絶対に止めましょう!!

PSEマーク

コイン型電池やボタン電池から出火することがあります

パッケージから出した電池を大量に保管すると、電池同士で回路が形成され、出火することがあります。特に、コイン型電池やボタン電池はその形から、大量保管すると回路が形成されやすく火災となる危険性が高くなります

電池の火災を防ぐために

パッケージから出したコイン型リチウム電池やボタン電池は、他の電池や金属製品と一緒に持ち運んだり保管したりせず、またコイン型電池やボタン電池に限らず電池を保管又は廃棄する時は、安全のためプラス極とマイナス極をセロハンテープやビニールテープを貼って絶縁してください

廃棄の際は、各自治体で定められた方法に従ってください。

 

伊丹市環境クリーンセンターホームページ

一般社団法人電池工業会ホームページ

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