市民リポーターの”声”
2025年度に伊丹市共催事業として実施した「市民リポーター養成講座」受講者による取材記事です。
目次
- 飛行機の離発着が間近で見られる!「伊丹スカイパーク」
- 家族連れでゆったりと楽しめる!「イタミ朝マルシェ」
- 給食は"子育て支援"の大黒柱「中学校給食無償化」
- 子育て応援!公園のような図書館「伊丹市立図書館 ことば蔵」
- "ミュージアム"が日常生活に「市立伊丹ミュージアム」
- 知的好奇心を刺激「伊丹市昆虫館」 / 緑豊かなオアシス「昆陽池公園」
- 子育て世代にとって心強い味方 図書館「ことば蔵」
- 便利で住みやすい街「伊丹」 イベント開催で活気に溢れる街
飛行機の離発着が間近で見られる!「伊丹スカイパーク」
JR伊丹駅から自転車で15分。
伊丹スカイパーク(外部リンク:同公園ホームページ)の北エントランスの階段を上ると大空が広がり、すぐ目の前にある伊丹空港(大阪国際空港)の滑走路から飛行機が大迫力で飛び立っていきました。
スカイパークにはもう何十回も来ていますが、この離着陸の瞬間はいつもワクワクします。

子どもが思いっきり遊べる場所
滑走路を並行に南に進んでいくと「冒険の丘」が見えてきます
子どもが嬉しさを爆発させながら駆け出しでいく先には、キューブアドベンチャー(巨大立体迷路)やジャングルジム、ローラ滑り台やふたご滑り台、砂場があります。





特に人気のキューブアドベンチャーは中がネットでできた迷路で、どう進んでいくかは子ども次第。
自分の力で出口にたどり着いた時は、達成できた子どもの大満足の笑顔が見れます。
冒険の丘は芝生が広がっているので、シロツメクサが咲く時期には花冠をつくったり四葉のクローバーを探したり。網をもった親子が夢中で虫とりしている姿もみかけました。小さなこどもものびのびと駆け回ることができます。


大空の下で食べるランチは美味しい!
中央駐車場を越え南に進むと、だんだんテラスに囲まれた「中央エントランス」があります。その中心にあるスカイテラスは3階建ての展望台。
4月にリニューアルしたスカイテラスショップではランチで食べたいピザやカレーなどのメニューのほかに、小腹が空いたときにちょうどいいポテトやからあげ。おやつにおすすめの生ドーナツやかき氷などがあります。
もちろんお弁当をもってきてのピクニックも最高です。スカイパーク内にはベンチが多く、休日にはキッチンカーも出店し、北駐車場の近くにはコンビニもあるので突然の子どもの「お腹へったー」発言にも臨機応変に対応できます。
(中央エントランスからコンビニは距離があるので、最初に買い出ししておくか体力がある時に買いに行くのがベター)



スカイテラスのベストシーズンは初夏から真夏。
約2,500本のひまわりが6月に開花予定で、満開のひまわりと飛行機を眺めることができます。また噴水の時期には水遊びでたくさんの子どもたちでにぎわいます。
小さな子どもとのんびり
一番南側にある「翼の丘」には1歳~3歳対象の乳幼児遊具があります。
平日にはママさん達がベビーカーを押してゆっくりおしゃべりしながらお散歩したり、ベンチに座って飛行機を眺める親子の姿をよく見かけます。
人混みが苦手な方やゆったりとした親子時間を過ごしたい方には、ほぼ貸し切り状態の平日がおすすめ。
小さな子ども連れやベビーカーでの来園には南駐車場が便利です。また授乳室はパークセンター内にあり、乳幼児向けのオムツ替え台も随所にあるので安心です。


イベントに参加してみて
先日伊丹スカイパーク(外部リンク:同公園ホームページ)のウェブサイトをチェックしていると、「チューリップ球根掘り体験」という楽しそうなイベントがあり、後日小学4年の娘とお弁当をもってスカイパークへ出発。
中央駐車場で駐車し、スカイテラスのまだ咲いていないひまわりの前のベンチでお昼を食べました。目の前に離着陸する飛行機を感じながら会話も弾み、広い空の下で食べるお弁当は美味しかったです。
目的のイベントにはたくさんの家族連れが参加していました。
スコップを借りて土を何度か掘っていくと、ニンニクぐらいの大きさのチューリップ球根が出てきました。1人10株の球根を持ち帰ることができるので、子どもたちは宝探しのようにスコップで球根を掘り起こし、球根を片手に大満足の様子でした。
このイベントの他に、フリーマーケットや飲食・ペットイベントなど様々なイベントが開催されます。ぜひスカイパークのウェブサイトをチェックしてお出かけください。

取材を終えて
この取材の写真を撮るために、一週間で4回スカイパークを訪れました。
平日は写真スポットを探しながらゆったりと散歩し、休日には娘とイベントに参加し親子で一日満喫。そして夜の景色の写真を撮るためパパと三人で日没後のスカイパークへ。
空港と滑走路がライトアップされたスカイパークは日中の雰囲気とは違い、幻想的な風景を体験できました。
仕事で忙しく疲れ気味だったパパですが、大好きな飛行機を見ながら家族時間を過ごし気持ちがリセットできたようです。
スカイパークの魅力は、子どもはもちろん大人も一緒に楽しめることです。
飛行機を眺めて、ゆっくり散歩。思いっきり遊んで、広い空の下でランチを楽しむ。
スカイパークにいるとゆったりとした気持ちになれるのが不思議です。
一日中思い思いに過ごせるスカイパークは家族の思い出がたくさんできるおすすめスポットです。




注意事項
スカイパークで楽しく過ごすため、次の行為は禁止されています。
- ボール遊び、フリスビー、バトミントン等
- テント、タープ等の設営
- バイク、自転車、一輪車、スケートボードの乗り入れ、持ち込み
- バーベキューや花火等、火気の使用
- 園内での喫煙
- ゴミの不法投棄(園内にゴミ箱はありません。ゴミは全て持ち帰っていただいています)
- 広場やテラスでのランニング
- 路上駐停車での入園
スポット情報
伊丹スカイパーク
所在地
兵庫県伊丹市森本7-1-1
スカイパークへのアクセス
伊丹市営バス「伊丹スカイパーク・上須古」
- 阪急伊丹駅から6番のりば、25系統「神津経由大阪国際空港行き」または22・23系統「岩屋循環」に乗車
- JR伊丹駅から6のりば、25系統「神津経由大阪国際空港行き」または22・23系統「岩屋循環」に乗車
- 大阪国際空港から市バス7番のりば25系統「神津・阪急伊丹経由JR伊丹行き」に乗車
駐車場
- 有料駐車場341台(北駐車場114台、中央駐車場75台、南駐車場152台)
- 入庫は夜8時30分まで(20分100円)
お問い合わせ先
伊丹スカイパークセンター
電話番号:072-772-3447
URL:ウェブサイト(外部サイト:同公園ホームページ)
Written by 升香里
家族連れでゆったりと楽しめる!「イタミ朝マルシェ」
こんにちは。伊丹市に引っ越して1年ちょっと、伊丹ビギナーのMOEです。
2024年11月17日(日曜)に開催された「イタミ朝マルシェ」(外部サイト:同イベントホームページ)に初参加してきました!
「イタミ朝マルシェ」は今回でなんと144回目、12年前から開催しているそうです。
私も以前からポスターで見かけて気になっていたものの、毎度「起きたらもうこんな時間!」とか「子供を連れて朝から出かけるのもちょっと大変……」という理由でなかなか出かけられなかったのですが、今回は「イタミ朝マルシェ」のリポート記事を書くという使命を受けて、ようやく参加することができました。
初めて行ってみて思ったのは、「来てよかった~!!」朝からこんなに爽やかで気持ちの良い、充実した時間を過ごせるなんて!もっと早く来ておけばよかったと思ったほどです。
三軒寺前広場にはところ狭しと屋台がズラリ。
カフェのようなBGMをバックに、ゆったりした雰囲気が流れています。
中心には飲食テーブルもたくさんあり、屋台で買った食べ物もテーブルで落ち着いて食べられます。犬を連れている方もたくさんいらっしゃって、なんだかオシャレな空間です。
紅葉もキレイで、秋の空気が気持ちいい。辺りに漂うコーヒーの香りがたまらないですね。
生演奏ライブも毎回の見どころのひとつだそう。今回出演されたのは「461モンブラン」(外部リンク:461モンブランオフィシャルホームページ)さん。「クロマチックアコーディオン」と「コンサーティーナ」という、珍しい組み合わせの楽器で演奏されているお二人です。
演奏者のカナさん曰く、イタミ朝マルシェは「パリのマルシェような雰囲気がステキ」とのこと。選曲も雰囲気に合わせてフランスの曲やポルカなど、オシャレな心地よい音楽ばかり。アコーディオンの生演奏がカフェのような、異国のような、ステキな雰囲気を作り上げてくれていました。
ライブと言っても、スタンディングでノリノリに聴く感じではなくて、ステージ前の芝生シートに座ってのんびりと聴くことができます。家族連れでゆったりされている方が多かったのが印象的でした。飲食テーブルで、屋台で買ったものを食べながら生演奏を聞くのも贅沢でいいですね!
マルシェは魅力的なお店がいっぱいで、何を食べようか悩みに悩みました!今回は「糀カフェCOTOBA」さんのクレープと、「キュロス」さんの生ドーナッツ、「みどり園」さんのほうじ茶ラテを頂きました。
他にも、本格珈琲やパンケーキ、ハンバーガーやスムージー、牛すじカレーやインド料理まで多種多様な魅力的な食べ物が。あっちもこっちもいい匂いで美味しそうでした。
今回食べられなかったお店は、次回の楽しみにしておきます!
飲食だけでなく、物販のお店やワークショップなどがさまざまで、キラキラのアクセサリーや色とりどりの雑貨、絵本など、眺めているだけでもとても楽しいです!
「841SAN」さんの手作りアクセサリー
「花*唯美」さんのミニチュアフード、ブリザードフラワーなど
「福中農園」さんのお野菜販売
「カスタムクレヨンはれのひ」さんの手作りクレヨン、ワークショップ
「古書 みつづみ書房」さんの古書販売
お店の方もみなさんフレンドリーで、お客さんと楽しそうにお話しながら出店されているのが印象的。
色んなお店を巡っていると、お客さんの中には、「朝7時に起きて、神戸から久しぶりに来ました。」という方も!イタミ朝マルシェ、地元の方からも、遠方の方からも愛されているのですね。
イタミ朝マルシェ、朝から楽しく清々しい空気を味わうことができました。
娘にも大好評で、「次も絶対来たい!」と喜んでいました。
朝マルシェ、こんな方にお勧めです!
- 普段と違う、異国のような雰囲気を味わいたい方
- 朝から充実した一日を過ごしたい方
- ピクニック気分で、ゆったり外の空気を味わいたい方
- おいしい食べ物や新しいお店や発見したい方
私のような「朝早くから出かけるのはちょっと……」という腰の重い方も、朝ごはんは食べずに、着替えだけして朝マルシェに出かけてみてください!きっとステキな一日が待っていますよ♪
まだ行ったことがない方も、久しぶりに参加の方も、ぜひこのステキな空気を味わってみてください!次回は冬も本番、防寒対策もばっちりしてきてくださいね。
出店者の方々も、快く撮影に応じてくださりありがとうございました!
次回以降のイタミ朝マルシェ
日程は、イタミ朝マルシェウェブページ(外部リンク)でご確認ください。
時間:午前8時~午前11時
場所:三軒寺前広場(伊丹市中央2-9-29。JR伊丹駅と阪急伊丹駅の中央に位置する広場)
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Written by MOE
給食は"子育て支援"の大黒柱「中学校給食無償化」
伊丹市で、市立中学校にも給食が導入されて8年。また、2024年度からは無償化となり、成長期の子どもたちの「食」と子育て家庭を支える仕組みとして、大きな役割を果たしています。
(伊丹市PR動画より)
私自身は、現在27歳と23歳の子どもたちが中学校進学と同時にお弁当作りが始まり、高校生活と合わせると11年間、朝の戦争?を経験してきました。
ただでさえ慌ただしい時間に、お弁当を2つ、しかも長男のお弁当箱はおかずを詰めても詰めても隙間があり、ご飯も一度に2合ほどぎゅうぎゅう押しこんで……。生活費の中に占める食費の割合もバカにならない、振り返ると懐かしくもあり、厳しくもあり(笑)
一時期、小学校の給食費について議論がなされたこともありましたが、今では全国の約9割の公立中学校で給食が実施され、更に約3割の自治体で無償化が取り入れられているとのこと。
そもそも学校給食とは、「日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと」などを目的とし、無償化にすることで、少子化対策も視野に入れた施策ととらえられています。
時代の移り変わりを感じるとともに、全国でもいち早く施策に取り組んだ伊丹市で、今まさに子育て真っ最中のママに、この「公立中学校給食無償化」についてお話を伺ってみました。
「給食の無償化」が家庭にもたらすもの 〜働くお母さんたちの本音〜
伊丹市で4人のお子様を育てながら、バリバリとお仕事もされているワーキング・マザーのクミさん。
高校3年生のご長女が中学校に入学した時は既に給食があり、3人目のお子様から、無償化を経験されているとのこと。
給食費について、有償無償の両方を経験されている、クミさんが感じている「学校給食」とは…… 。
中学生にも給食が当たり前になりつつある昨今。さらに「無償化」の動きが進むなか、家庭にどのような影響を与えているのでしょうか。伊丹市で子育てをしてきたママの声から見えてきたのは、給食がただの“食事の提供”ではないという事実でした。
朝の“あの時間”が自由になる
クミさんをはじめ、お友だちの働くママたちの多くが口をそろえて言うのは、「朝のお弁当作りから解放されたことが何より大きい」ということ。
「給食があるから朝ゆっくりできる。弁当が3つあった時期は本当に大変だった」「朝早く出勤する前にバタバタとおにぎりを握っていた頃とは生活が違う」といった声があり、給食は単なる食事提供を超えた“生活のゆとり”を生んでいます。
栄養面も安心「うちの子、毎日おかわりしてます!」
「ご飯に牛乳は……という不満はあっても、栄養士さんが考えたメニューはやっぱりありがたい」
「家では出せない多国籍メニューが出てきて、子どもが楽しみにしている」
こうした声からは、給食が食育や偏食の改善にもつながっている様子がうかがえます。
さらに「うちの子は毎日おかわりするぐらい食べてて(笑)」というエピソードも。反対に「食が細い子は結構残している」という声もあり、クミさんは食品ロスについての取り組みが必要では、と話されていました。
(伊丹市ウェブサイトより)
「ありがたい」だけじゃない、無償化の本当の意味
給食の無償化により、「1人あたり月に6,000円~7,000千円の給食費が浮くこと」は、家計への直接的な支援になります。
「その分、塾代や習い事に回せる」という具体的な実感が、子育て世代にはあるようです。
中学生になると、高校受験を見据え、当たり前のように通塾が始まります。
文部科学省の「2021年子どもの学習費調査」によると、中学1年生で平均年間15万円、3年生だと40万円ほど出費になる、とのこと。
更に今後、部活動の地域移行により、子どもの教育費はが増えることが予想されています。無償化は、子育て世代の家計にとってありがたい制度ではないかと感じます。
また、家庭の事情により十分な食事がとれない子どもにとっては、学校給食が“命綱になることも。
支援を必要としている子どもは、5人に一人……と言われています。
更に「不登校気味でも、給食だけは食べさせてほしいと学校に連れてくる親がいる」との現場の声からは、給食が単なるサービスではなく、「教育と福祉のセーフティネット」としての役割を果たしていることが伝わってきます。


それでも残る課題と向き合う
前述の、食べ残し問題。私が子どもの頃と違い、現代はアレルギーや嗜好など、一人ひとりの個性に対応しており、完食を強要されない世の中です。
「食べ残しの量が多くて、もったいないと思う」「好き嫌いで手をつけない子がいて廃棄が出る」など、無償化(食のありがたみが薄れる)ニアリーイコール 無駄が増えるという懸念もあります。
また、財源の問題も避けて通れません。「給食が無償になっても、部活の外部委託でかえって出費が増えるかも」という声もあり、全体のバランスを見ながらの制度設計が求められます。
最後に—給食は“子育て支援”の大黒柱
「有償でもいいから、給食は継続してほしい」
「お金を払ってでも、自分で作るよりずっとありがたい」
そう語る、ママの声には、給食制度への信頼と感謝が込められています。
共働き家庭が当たり前になった今、「子どもの「食」を社会で支える仕組み」として、給食の役割は今後ますます大きくなるでしょう。そこに「無償化」という、行政のサポートが加わることは、未来を担う子どもたちへの、確かな“応援”でもあると感じました。
子育て応援!公園のような図書館「伊丹市立図書館 ことば蔵」
伊丹市では、ブックスタート事業として生後4ヶ月検診後に絵本を一冊無料でプレゼントするなど、子どもの読書環境に力を入れています。
今回は、そんな伊丹市を代表する図書館、伊丹市立図書館「ことば蔵」(内部リンク)を子育て応援のポイントからご紹介します。
「ことば蔵」とは?
伊丹市立図書館の本館。2012年に移転リニューアルで開館しました。
コンセプトは、誰もが気軽に訪れて交流することができる「公園のような図書館」。
2016年には、先進的な活動を行う公立図書館や大学図書館、図書館関連のプロジェクトなどを表彰する「ライブラリー・オブ・ザ・イヤー2016」の 大賞(内部リンク)に選ばれました。
子育て応援ポイント「1」
子どもたちが、自分で本を楽しむ仕掛けがいっぱい!
2階の「親子ふれあいコーナー」は、広々としたスペース。子どもたちが自由に本と触れ合うことができます。ベビーカーでの移動も安心な広さです。


蔵書の豊富さはもちろん、動物のイスやお花の机などかわいい仕掛けがたくさん。赤ちゃんから小学生まで、自分で本を選び、机に座って読むことができます。

子育て応援ポイント「2」
パパ・ママも安心の設備がたくさん
育児中は、本を読む時間がなかなか取れないパパ・ママも多いのではないでしょうか?
ことば蔵では、そんなパパ・ママの休憩スペースや雑誌があるところも嬉しいポイント。
幼児用のトイレや授乳室も完備しているので、時間を気にせずゆったりと過ごせます。
子育て応援ポイント「3」
本のほかにも!公園のように地域とつながる
1階は「交流フロア」として、イベントや展示が開催されています。
飲食や声出しがオッケーな休憩にも使えるフロアです。小学生だけで参加できるイベントも開催されています。
また、ことば蔵の側には街のシンボルの猪名野神社(外部リンク:Googleマップ)や老舗の和菓子屋 中満(外部リンク:Googleマップ)さんが並びます。
お子さまとことば蔵に立ち寄る前や帰り道に、神社にお参りしながら自然に触れ合ったり、和菓子屋さんでお菓子を選ぶことが定番の人もいるのではないでしょうか。
今回は、伊丹市立図書館「ことば蔵」の魅力を、特に子育て応援のポイントからご紹介しました。ことば蔵は、子ども・本・地域を結ぶ大切な場所になっています。
スポット情報
伊丹市立図書館「ことば蔵」
所在地
伊丹市立図書館「ことば蔵」(伊丹市宮ノ前3-7-4)
電話番号
072-783-2775(代表)
開館時間
火~金曜:午前9時30分〜午後8時
土・日曜、祝日:午前9時30分〜午後6時
休館日
月曜、年末年始
下記の期間、図書サービスは利用不可(1階・4階は可)
- 毎月第1木曜日(祝日・休日と重なる場合は除く)
- 特別整理期間(6月)
Written by Anna Moriguchi
"ミュージアム"が日常生活に「市立伊丹ミュージアム」
「清酒発祥の地」伊丹。
酒を造りたしなむ習慣は、多くの文化を生みだしました。
「I/M 市立伊丹ミュージアム」(外部リンク)には、美術・工芸・俳諧俳句・歴史を守り伝える場所であり、伊丹市民のみならず、他府県の人々をも虜にして紡ぐと同時に、近所の子ども達の「遊び場・学び場」でもある、稀有な場所。
「遊べる 学べる 作れる “ミュージアム”」
かつて大尽が支えてきた芸術家や研究者、そして歴史。その名残が感じられるのが「I/M 市立伊丹ミュージアム」
贅沢極まりない芸術や文化を、我が物のように味わえる最高の場所!
実際に伊丹市民がどうやって楽しむのかを解説します。
旧岡田家住宅・酒蔵と旧石橋家住宅でタイムトリップ
旧岡田家住宅・酒蔵(外部リンク:同ミュージアムホームページ)(国指定重要文化財)に足を踏み入れるやいなや、当時の清酒の香りがしてきそうな旧建造物でタイムスリップ。
梁がむき出しの圧巻の天井も見事ですが、床の土間「たたき」にも注目してください。かつての日本家屋にも「素足で歩かないスペース」があったんです。
スライド見学も、このスペースなら楽しい。
名物ガイドさんからも色々教えて貰え、古民家で「タイムスリップ感覚」で学べます。
酒蔵という文化財でおこなうイベント
秋のイベント「鳴く虫と郷町」(外部リンク:同イベントホームページ)でも有名な旧岡田家住宅・酒蔵。こちらは現在貸室にもなっており、講演、演奏会はもちろんの事、360度を使っての演劇の舞台なども面白そうです。 酒蔵でのイベントは無限大の可能性を秘めています。
<参考>貸室料金:1時間1,500円(2025年現在)
町家づくりの古民家は絶景の“映えポイント”
旧岡田家住宅・酒蔵は、雨の日のお散歩にもオススメ。写真撮影にもピッタリな「映えポイント」なんです!
旧家で「歴史ごっこ遊び」
(旧石橋家住宅。1階和室)
「旧石橋家住宅。1階和室」
旧家の和室で「歴史ごっこ遊び」もいいですね!
今では考えられない程の「急こう配の階段」で2階に上がると「茶室」もあります。
<参考>貸室利用ができます。1時間あたりの貸室使用料は、1階和室が300円、2階和室が250円です。(2025年現在)
秘密の場所で昔のおままごと道具発見 ツシ2階
旧石橋家住宅ツシ(厨子)2階(江戸時代から明治時代にかけて、京町家などに多く見られた)には秘密の場所があります。そこには当時の「おままごと道具」をはじめとする遺跡があるんです。見つけられるかな?
発掘でみつかった泥面子(どろめんこ)たち。これがおままごと道具なんて羨ましい。型を取って作っていますが、今ほど大量生産の無い時代。温かみを感じてください。
週末は「期間限定ショップ」の開催が話題
話題のショップが週末限定でイベント。この日は〈favors展 関連企画〉ラフエイジアと紅茶喫茶2cupsの出店(外部リンク:同ミュージアムホームページ)でした。ミュージアム全体を楽しむ「文化芸術三昧の1日」になります。
このスペースは旧石橋家住宅「厨房」だったそうです。この日もたくさんのお客様で賑わっていました。雑貨やカフェの出店など、色々催しています。
俳句のまち伊丹を知る柿衞文庫
ミュージアムゾーンの奥をてくてく歩くと、そこは「柿衞文庫」だった!
岡田家22代当主・岡田利兵衞(1892~1982、号は柿衞(かきもり)が収集した俳諧資料をもとに設立された「柿衛文庫」(外部リンク)は、その貴重な資料の多さから「日本三大俳諧コレクションのひとつ」と言われています。なんと芭蕉の直筆もあるんです。
おや!俳句コーナーを発見。柿衞文庫の入口前にある「俳諧・俳句ひろば」
「ちびっ子俳人達の句」を展示。柿衛文庫に来て学んだら、「一句」書いてみよう。
多目的スペースでミルクもおむつ替えも
「I/M 伊丹市立ミュージアム」2階には「多目的スペース」があります。おむつ替えやお着替え、授乳もできます。乳幼児が居ても安心してお越しください。オストメイト対応トイレも完備です。
伊丹の歴史を知る
展示室4(常設)では、伊丹市域の歴史を紹介。
縄文時代~近現代まで、伊丹市の成り立ちが良く分かります。市民だけでなく、ひとつの町が出来上がる事を知れる大切な場所です。
伊丹郷町クラフトショップで作家作品を手に取る
毎年開催される伊丹国際クラフト展には、国内外から多くの優れた作品が集まります。その入賞・入選者などがつくる作品を手に取れる、購入も出来るのが、この「伊丹郷町クラフトショップ」(外部リンク:同ミュージアムホームページ)。
珍しいアート作品を生活に取り入れられる貴重なショップです。
アトリエで手仕事・工芸
伊丹ミュージアムの中には工芸実技講座の教室があり、本格的な手織り機もあります。
大人だけでなく、小学生向けの講座もあり、いずれもプロから学べるので、手仕事や工芸が興味のある人にはたまりません。幼い時から本物に触れる機会が、身近にあるのも嬉しい。
夏休み「1日クラフト教室」もあり、ちょっとした体験~本格的に学べる講座もあるので、こちらも貴重な体験と学びを得られます。
古民家と現代建築の美術館をつなぐ美しい日本庭園
古きよきものと、現代建築、アートを繋ぐ「美しい日本庭園」。
旧石橋家住宅の縁側で、座ってゆっくり鑑賞することが出来ます。
盛りだくさんの市立伊丹ミュージアム。気軽にゆっくり遊びに来てくださいね。
知的好奇心を刺激「伊丹市昆虫館」 / 緑豊かなオアシス「昆陽池公園」
都会の喧騒を忘れさせてくれる緑豊かなオアシスで、子どもたちの知的好奇心を刺激する、忘れられない体験をしてみませんか?
伊丹市には、奈良時代の名僧・行基が築造した昆陽池(内部リンク)があります。1968年に伊丹市が一部公園化し、1972年に、昆陽池公園(内部リンク)として開園しました。
昆陽池公園は、関西屈指の渡り鳥の飛来地で、都市部では珍しい野鳥のオアシスとなっています。
面積は27.8ヘクタールと大変広く、昆陽池公園の中には伊丹市昆虫館(外部リンク:同館ホームページ)もあります。
今回は、伊丹市昆虫館と昆陽池公園とについて紹介させていただきます。
チョウ温室は最大の魅力!伊丹市昆虫館
昆陽池公園の中には伊丹市昆虫館があります。
1990年11月の開館から約34年6カ月となった2025年5月4日(日曜)に、累計入館者数500万人を達成(外部リンク:同館ホームページ)しました。
まさに伊丹が誇る伊丹市昆虫館の最大の魅力は、なんといっても年間を通して25℃に保たれた「チョウ温室」。
一歩足を踏み入れると、まるで熱帯のジャングルに迷い込んだかのような、しっとりとした空気に包まれます。
そこには、日本最大級のチョウ「オオゴマダラ」をはじめ、南国のカラフルなチョウたちが何百匹も優雅に舞い、頭上や肩に止まってくれることも!その美しさと生命力に、子どもたちは目を輝かせ、大人も思わず息をのむほど!
普段なかなか見ることのできないチョウの羽ばたきや、蜜を吸う姿を間近で観察できるのは、ここならではの貴重な体験ができます。


展示室では、映像やパネルだけでなく、本物の昆虫たちを間近で見ることで、子どもたちは「なぜ昆虫にはこんな形をしているの?」「どうやって生きているの?」といった素朴な疑問を抱き、それが学びの第一歩に!

自然にふれて思いっきり遊べる昆陽池公園
昆虫館から昆陽池公園の広場へ続く散歩道もおすすめ。
野鳥の鳴き声がBGMとなり、池や自然の草花、竹やぶなど自然を感じながら歩けます。
昆陽池では、白鳥や鴨などたくさんの鳥たちが池で泳いでいることも!
池の近くの広場には、青々とした芝生が広がり、お花見の季節になると、家族でお弁当を広げてピクニックを楽しんだり、寝転がって空を眺めたり、ボール遊びをしたり……。
遠出をしなくても1日中自然にふれながら思いっきり遊べる昆陽池公園です。
私が昆陽池公園で好きな場所は、トリムランニングコースからみる昆陽池の景色です。時間帯は夕方!
雲の切れ間や端から夕日が漏れ、地上に向かって放射状に光が伸びて見える、通称「天使の梯子」がきれいにみえる時があります。
きれいな景色がみえた時、明日も頑張ろうという気持ちになりますよ!
学びも遊びも癒しも全部体験できるのが、伊丹市昆虫館と昆陽池公園です!
ぜひご家族全員で思いっきり遊びにきてみてください。
スポット情報
昆陽池公園
所在地
伊丹市昆陽池3丁目
開園時間
常時(ふるさと小径は午前9時~午後5時)
休園日なし
交通アクセス
伊丹市営バス、JR伊丹・阪急伊丹両駅前4番のりば
- 17系統「伊丹市役所西経由西野武庫川センター前行き」で昆陽池公園前下車
- 18系統「松ヶ丘経由西野武庫川センター前行き」で松ヶ丘下 車
駐車場
151台(高さ制限全高2.1メートル。うち3台は身体障がい者用スペース)
時間:午前9時~午後5時(入庫は午後4時30分まで)
料金:1時間まで200円。以降30分毎に100円加算
(ただし、30分未満の場合は30分とする)
伊丹市昆虫館
所在地
伊丹市昆陽池3-1(昆陽池公園内)
電話番号
072-785-3582
開園時間
午前9時30分~午後4時30分
(入館受付は午後4時まで、チョウ温室の入室は午前10時から)
休館日
火曜(火曜が祝日の場合は翌日休)、年末年始
入館料
- 大人400円
- 中高生200円
- 3歳~小学生100円
- 0~2歳児は無料
交通アクセス
伊丹市営バス、JR伊丹・阪急伊丹両駅前4番のりば
- 17系統「伊丹市役所西経由西野武庫川センター前行き」で昆陽池公園前下車
- 18系統「松ヶ丘経由西野武庫川センター前行き」で松ヶ丘下 車
駐車料金:1台につき1時間まで200円、以降30分ごとに100円追加
駐車場の車両高さ制限は2.1m以下となっております。2.1m以上のお車でお越しの方は昆陽池公園駐車場にお問い合わせください(電話072-785-2148)
駐車場
昆陽池公園駐車場をご利用ください。
Written by ecashira
子育て世代にとって力強い味方 伊丹市立図書館「ことば蔵」
伊丹市にある伊丹市立図書館本館「ことば蔵」(内部リンク)へ行ってきました。
地域の文化拠点であると同時に、子育て世代にとって心強い味方となる図書館です。

剣菱酒造の酒蔵が建っていたことから伊丹郷町の酒蔵をイメージした外観に。伊丹は、清酒発祥の地と言われている。

昔ながらの酒蔵を思わせる趣のある外観は、伊丹の歴史や文化が感じられます。



2012年に伊丹市の中心部分にオープンしてから、子どもがまだ小さい頃から何度も通っている馴染みのある図書館なのですが、何度訪れても飽きのこない落ち着いた建物が魅力!

施設の中に入ると市民ギャラリーがあり、広々としたロビーへと繋がっています。

名誉館長は小説家の田辺聖子さん。

第2・4水曜日には、2歳~4歳向けのおはなし会(内部リンク:ことば蔵)も。

1階は誰でも自由に使える交流スペースになっていて、地域では「公園」とも呼ばれているそうです。
子ども達が安心安全に過ごせる居場所があるのは、子育て世代には本当にありがたいです!
交流スペースは明るく開放的で気持ちのよい空間になっています。


実際に、「公園のような図書館」というコンセプトでつくられたことば蔵は、地域に根ざした図書館として、「ライブラリー・オブ・ザ・イヤー2016」(内部リンク:ことば蔵)の 大賞を受賞しているそうですよ。素晴らしい〜!


どんなところが評価されたのかひとつひとつみていくと、市民参加のイベントや子ども向けのお話会が開催されていたり、多彩な交流プログラムが充実していました。


そのひとつに、「交流フロア運営会議」という市民なら誰でも参加できるオープンな会議があって、市民が主体となって様々なアイデアをカタチにしていくような取り組みが行われているのだとか。なんだかワクワク!

イベントは年間200回以上開催されていて、地域とのつながりを育む役割を果たしているそうです。
市民として、自分のやりたいことを実現できる場があるというのは、地域活性にも繋がり素晴らしい取り組みだと感じました。
今回、交流スペースで見つけた面白い企画……。
1.こどものZINE(ジン)つくってみませんか
”ZINE” こちらではじめて知ったのですが、自分の好きなことや趣味、主張、日常の記録などを自由なテーマで制作する手作り小冊子のことだそう。写真やイラスト、文章や漫画など表現方法も自由で、作る人も見る人も楽しめるZINE。自分のアイデアや表現をそのままカタチにできるのが特徴だそうです。
共通の趣味をもつ人たちが集まるきっかけや、交流の場となるおもしろい企画ですね!
SNSで発信することが主流となった今、手作りのぬくもりや情報交換、交流するためのツールとして素敵だなと思いました!
2.カエボンコーナー


おすすめ本の交流会として「カエボン部」があるようです。8月のテーマは”夕焼け”で、テーマに沿った本を持ち寄ってゆったりトークしたり、気になる本があればその場で交換(カエボン)もできるようですよ!
本好きさんにはたまらない魅力的な取り組みですね。一度わたしも参加してみようかな!
各フロアごとに様々なスペースがあることば蔵。
子どもたちが小学生の頃は、こちらの多目的室でバレエの発表会をしたり、イベントに参加したり(レオレオニのイラストを描くバリスタ体験など)いろんな思い出があって懐かしいです!
(バレエ発表会(2018年3月))
(cafe MON×ことば蔵 バリスタ体験(2018年9月))





最近では、中学生と高校生になった子どもたちは、テスト前になるとよく自習室を利用しています。自習室はいつもたくさんの学生さんが勉強に励んでいるそうですよ(伊丹市の児童は熱心な子が多い印象!!)
交流スペースで軽食をとったりお友達と話したりもできるので、過ごしやすく一日中いることもしばしば。子どもにとっても、活用しやすく環境が整っていて、居心地のよい場所になっているようです。


ことば蔵は猪名野神社(外部リンク:Googleマップ)の参道のすぐそばにあるので、お参りに来られた帰りに立ち寄られる方も多いのではないでしょうか。


お隣にある昆布屋さんと和菓子屋さん。

和菓子屋、中満(外部リンク:Googleマップ)さんで人気の酒饅頭、絶品です~♪
(伊丹出身の有名人 Da-iCE花村想太さんも絶賛されてさらに有名に!)
夏のかき氷も大人気!

館内には約40万冊の蔵書を備えていることば蔵。
図書館としてはもちろんおすすめですが、本を楽しむだけではなく様々な活用法があってそこに集まる人がまた新しい魅力を生み出していく、といった循環が ”愛され続けることば蔵” の秘訣なのだと感じました。
交流スペースから生まれる面白い企画やアイデアに今後も注目していきたいと思います!
わが子たちはあっという間に大きくなって、一緒に図書館へ通う年齢ではなくなってしまったけど、こうした魅力に改めて触れることができて、ことば蔵を訪れる楽しみがまたひとつ増えました。
そしてなんと!ことば蔵は、家族で楽しめる親しみのある活動が充実していることから、市外からの子育て層が「移住を考えるきっかけになる図書館」としても注目されているそうです。大人も子どもも通いたくなるような場所として、ますます魅力的な場所へと進化していきそうですね♪
これからの「ことば蔵」も、わたしたち市民や地域の人たちにとって、大切な居場所であり続けてほしいと感じました。
施設概要
伊丹市立図書館「ことば蔵」
所在地
伊丹市宮ノ前3-7-4
電話番号
072-783-2775(代表)
開館時間
火~金曜:午前9時30分〜午後8時
土・日曜、祝日:午前9時30分〜午後6時
休館日
月曜、年末年始
下記の期間、図書サービスは利用不可(1階・4階は可)
- 毎月第1木曜日(祝日・休日と重なる場合は除く)
- 特別整理期間(6月)
Written by Suu.
便利で住みやすい街「伊丹」 イベント開催で活気に溢れる街
夫の転勤で日本各地を渡り歩いた20年。そろそろ落ち着きたいと選んだ街が伊丹市でした。
いろいろな施設がコンパクトに揃っている、阪急・JRどちらも使え、なんと新幹線・飛行機へのアクセスもいい。市内の移動も縦横無尽に市バスが走っていて(しかも70歳になれば無料で乗り放題!)とにかく便利で住みやすい街…というのが最初の印象です。
実際暮らし始めてみると、期待を裏切らないどころか、それ以上に魅力的で「VIVA伊丹!」と叫んでいます。
建築家隈研吾氏が基本設計を手掛けた新庁舎(2022年11月28日開庁)
2025年3月23日にグランドオープンした伊丹市役所・市民広場「ひろまる」
転居して半年後、新型コロナウィルスが世界中に蔓延し、日常生活がほぼ停滞することに。ワクチン接種や、特別定額給付金の支給、罹患者への対応など、市町村が担うことになりましたが、伊丹市政の動きの速さには驚くばかり。
もちろんスピードだけでなく、きめ細やかな配慮がなされ、ワンランク上の「住みやすさ」を実感しました。
世の中が落ち着き始めた頃、三軒寺前広場を通る度にイベントが開催されていることにびっくり!
マルシェはもちろん、伊丹市が誇る日本酒のイベントあり、歴史を感じさせる郷町の街並みと秋の虫の声を愛でる「鳴く虫と郷町」(外部リンク:同イベントホームページ)は、イベント継続のために、市民が協力してスズムシを育てる「スズムシ里親プロジェクト」(外部リンク:同ホームページ)の取り組みがあると知り、伊丹市のイベントは、主催だけでなく市を挙げて盛り上げようという意気込みが感じられます。
「ふだん使いの音楽プロジェクト 伊丹オトラク」ウェブサイトより
中でも私が一番気に入っているのが、「伊丹まちなかバル」と共に開催される「伊丹オトラクな一日」(「ふだん使いの音楽プロジェクト 伊丹オトラク」(外部リンク:同イベントホームページ)によるイベント)
「ふだん使いの音楽プロジェクト 伊丹オトラク」ウェブサイトより
この日は街のあちらこちらでLIVEが繰り広げられ、また飲食店の前には長い行列ができ、活気にあふれています。
活気といえば、伊丹を初めて訪れて時に感じたのは、シニア世代は当然のことながら(笑)、若い世代のエネルギー!
<イメージ画像です>
イベントで様子を見ていると、20~30代の方々がスタッフとして頑張っている姿をよく見かけますし、近所の公園では毎日、子どもたちが楽しそうに走り回っています。
<イメージ画像です>
私の住んでいるマンションでも、子育て真っ最中のパパとママが集まって、住民が気軽に参加できるイベントを企画運営しています。なんとお楽しみだけではなく、マンションを越えた地域交流や「防災」にも取り組んでくれており、頼もしい限り。
次代を担う世代が元気な街……これってなによりの魅力だと思いませんか。
伊丹市民歴5年。これからの伊丹ライフがますます楽しみな私です。
Written by ひろりん
この記事に関するお問い合わせ先
総合政策部 経営戦略室 広報・シティプロモーション戦略課
〒664-8503 伊丹市千僧1-1(市役所3階)
電話番号 072-784-8010 ファクス 072-784-8107
更新日:2025年08月14日