第6回「エコ川柳」結果発表
エコや省エネに関する「エコ川柳」の受賞作品が決定しました。
ことば蔵では2月の「もったいない月間」にちなみ、エコにまつわる「川柳」とその思いを募集し、今年は合計115作品が集まりました。各受賞作品は、以下のとおりです。
柿衞文庫賞
川柳
足るを知るそこでエコ知る知恵を知る
思い
日々の暮らしの中で、電力をはじめとする恩恵に頼らず「足る」を知れば不自由はない。そうすることで「エコ」の大切さを知り、自ずと「知恵」が生まれる。
筆名
ファンタ爺
講評
「足る」を知ることは現代を生きる我々にとって大切。心の底にこの気持ちがあれ、おのずと「エコ」を理解し、人間の「智恵」で解決を工夫できる。節度をもって慎ましく生きたいものだ。五・七・五のリズムが軽快。
スリーR・センター賞
川柳
分別で増やす資源と減らすゴミ
思い
捨てる前ゴミもきれいに分別すれば資源として再利用できるものがたくさんあります。再利用することでゴミも減ります。
筆名
黒飛 義竹
講評
ごみの分別をすることで、リサイクルできる資源が増え、最終的に廃棄されるごみを減らすことにつながる、スリーRの基本を的確に表現した一句です。「増やす資源」と「減らすゴミ」の対比が明確で、分別の大切さをシンプルかつ分かりやすく伝えています。日々の生活の中で、ちょっとした意識の積み重ねが環境負荷の軽減につながることを、改めて考えさせてくれる作品です。
ことば蔵賞
川柳
リサイクル 物にも命 大切に
思い
使い捨てを止めて極力再利用を心掛けましょう。
筆名
永島 哲紀
講評
生活の利便性を理由に使い捨ての文化が定着してきたが、もともと日本では物を大切にする伝統があり、そのための技術や習慣も育てられいる。今一度日本の良き習慣を見直すのも良いのではないだろうか。
特別賞
川柳
旬を食べ 早寝早起き それもエコ
思い
ゴミを減らすために買い物の回数を減らします。買い物では添加物のない食品に目を向け、特に旬の野菜等を食べます。また、早く起き、一日の予定をこなし、入浴後早く寝ます。規則正しい生活は健康の秘訣であり、医療費もかかりません。
筆名
染野 享子
講評
想いで述べられている、「医療費」のエコに目を向けているのが良かった。ゴミを減らす工夫も大事だが、それができるのは「健康」であること、それが大事だと気付かされた。
地図情報
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更新日:2025年02月23日