伊丹市幼児教育カリキュラム

幼児期は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要な時期であり、「学校教育のはじまり」です。
近年、忍耐力や自尊感情等の非認知的能力を幼児期に身に付けることが、将来を大きく左右すると言われています。
我が国においては、目まぐるしく変化し続ける現代社会に対応するために、質の高い幼児教育を全国どの施設でも、同じ水準で確保することを目指し、3歳児以上の指導において就学前教育の基本となる「幼稚園教育要領」、「保育所保育指針」、「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」が改められ、「ねらい及び内容」等がおおむね共通化されました。
そこで、本市においては、この度、幼稚園教育要領等や「伊丹市幼児教育ビジョン」を基に、指導内容の手引きとなる「伊丹市幼児教育カリキュラム」を公私立の幼稚園・保育所（園）・認定こども園の保育者を中心メンバーとしたカリキュラム作成ワーキングチームにおいて作成しました。
今後、乳幼児期から小学校接続期までの発達や学びの連続性を確保するために、「伊丹市幼児教育カリキュラム」に基づき、発達の流れを踏まえた教育・保育を推進してまいります。
乳幼児に関わる全ての保育者の皆様に、ご活用いただき、幼児教育のさらなる質の向上へと結びつけていただければ幸いです。