令和3年12月

更新日:2021年12月17日

12月15日(水曜日)

   子育て世帯を支援するため、18歳以下の子ども1人当たり10万円の臨時特別給付金を支給する事業がいよいよスタートします。
   当初、「まず5万円を現金で給付し、そして残りの5万円は子育て関係に使途を限ったクーポン券で、その後給付するように」との説明を国から受け、全額国庫負担の事業でもあり、伊丹市は国の方針に沿って準備を進めてきました。
   そして、来週の12月20日(月曜日)に兵庫県下で最も早く、15歳以下で児童手当を受け取っておられる方々にまず5万円を振り込む準備が完了し、その旨、対象の皆さんにお知らせしました。
   ところが、ご存じのように様々な議論があり、国の方針が二転三転。最終的には、10万円全額現金で可、一括給付も可ということになりました。
   では、どうするか。市民の皆さんからは、全額現金で、できるだけ早くとの声が寄せられました。そこで伊丹市では、10万円全額を現金でお届けすることに決めました。予定していた20日に10万円を一括で振り込めれば良かったのですが、もうセット済みで変更はできませんでした。そこでクリスマス前の20日に予定通り5万円、そしてその1週間後、お正月前の27日に残りの5万円を振り込ませていただきたいと思います。
   高校生等で児童手当のスキームが活用できない支給対象の方々は、あらためて申請が必要となります。12月23日(木曜日)に申請書を発送する予定です。申請書が返送され、要件が確認でき次第、年明け1月7日(金曜日)から順次、現金10万円を一括で振り込ませていただく予定です。
   コロナ禍で厳しい影響を受けておられる子育て家庭に対する年末年始の応援策です。ご活用いただければ幸いです。

12月1日(水曜日)  

   総務省が2020年国勢調査の確定値を発表し、各報道機関が一斉にこれを取り上げています。

   我が国は、本格的な人口減少社会に入っており、前回の2015年調査に比べ、全国47都道府県のうち39道府県、全国1,719市町村のうち1,419市町村(約82.5%)で人口が減少しています。

   こうした中、兵庫県は5,534,800人から5,465,002人へと約1.3%の減少でしたが、本市は196,883人から198,138人へ約0.6%増と微増傾向が続いており、県下41市町中5つしかない人口増加都市となっています。ありがたいことです。

   ただ直近では、本市でも人口減少の月もあり、予断を許さない状況です。人口増自体が市政の目標という訳ではありませんが、引き続き「住みたいまち、住み続けたいまち」を目指したまちづくりを進めていきます。

令和2年国勢調査 人口等基本集計結果の要約(総務省)(PDFファイル:899.8KB)