令和元年8月

更新日:2021年03月31日

8月29日(木曜日)

 6月に「Smart(スマート) Itami(イタミ)宣言」を行いました。と言っても市民の皆さんはご存じないでしょう。


 この宣言は、私から市役所組織内部に向けて、職員自ら、それぞれの職場をスマートに変革し、業務の効率化を進めていこうと呼びかけたものです。職員の業務を効率化できれば、職員間の、あるいは市民とのコミュニケーションや情報共有の時間を生み出せ、市民サービスの向上や地域の課題解決に向けてさらに注力できるようになります。


 間もなく新市役所庁舎の整備工事が始まり、3年後の令和4年秋には新庁舎での執務がスタートします。業務を効率化し、新しく整備される執務スペースを最大限有効に活用することにより、質の高い行政サービスを実現する改革が「Smart Itami」です。


 現庁舎が建築された昭和47年からほぼ半世紀を経て、社会経済環境は大きく様変わりし、現在、国をあげて働き方改革が進められています。人生100年時代といわれる一方で少子化が進行し、わが国は、本格的な人口減少・超高齢社会に突入しています。そして働き手不足が大きな社会問題となりつつあります。


 この問題への対応として重要なのは、女性・高齢者の活躍と外国人労働力の活用に加えて、ビッグデータ、AI(人工知能)、5G(第5世代移動通信システム)などのデジタル技術の積極的活用です。変えるべきものは変え、取り入れるべきものは取り入れ、市役所全体の生産性を向上させ、市民サービスの充実を図っていきます。


 本市では、8月1日現在の推計人口が過去最高の198,482人を記録しました。ありがたいことに人口減少時代にあっても現在、微増傾向が続いています。「住みたいまち」「住み続けたいまち」であり続けるため、「Smart  Itami」の取り組みを着実に進めてまいります。

この記事に関する
お問い合わせ先

総合政策部秘書課
〒664-8503伊丹市千僧1-1(市役所3階)
電話番号072-784-8009 ファクス072-784-8133