令和元年6月

更新日:2021年03月31日

6月13日(木曜日)

 昨日、兵庫県から今年4月1日現在の県内の保育所の定員・申込者の状況等に関する速報値が発表されました。

これによれば、
1.保育所等定員 110,421人(対前年:4,657人増)
2.利用申込者数 111,948人(対前年:3,237人増)
3.待機児童数    1,569人(対前年: 419人減)

とのことです。 

 つまり、女性の就労意欲の高まり等で保育所等への利用申込者は前年から3,237人増加したが、保育の受け皿整備を推進したため、全国的に社会問題化している待機児童数は前年比419人減の1,569人となったということです。
 市町別に見ると、神戸・阪神間等の都市部で、減少傾向ではあるものの引き続き多くの待機児童が発生しています。
 こうした中、伊丹市では3年連続待機児童は発生していません。これは多くの関係者の皆様の大変な尽力の結果であり、感謝申し上げます。とは言え、この待機児童数は国が定めた全国統一のカウント方式に基づいたものであり、すべての児童が希望される保育所等に入れた訳ではありませんし、年度途中では待機児童が発生しています。さらに、今年10月からは国の保育料無償化制度がスタートし、さらに利用希望者が増加することが予想されます。
 伊丹市内の子育て環境の向上を図るため、今後とも保育所等の充実に努めてまいりますので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

6月10日(月曜日)

 【伊丹市名誉市民 田辺聖子氏のご逝去について】

 日本の文学史に大きな功績を残された田辺聖子先生の、突然の訃報に接し、大きな悲しみと喪失感を禁じ得ません。

 伊丹市名誉市民、伊丹大使さらに伊丹市立図書館「ことば蔵」名誉館長にもご就任いただき、伊丹市の文化振興とイメージ向上をはじめ、本市のまちづくりに多大なご貢献を頂きました。

 ご生前には「いろんな所に住んできたけれど、人が穏やかで暮らしやすい伊丹のまちにこのままずっと住んでいたい」という、お言葉をいただき、市長として大変うれしく思ったことを思い起こします。

 これまでの田辺聖子先生のご功績に心より感謝申し上げるとともに、衷心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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