平成31年3月

3月22日(金曜日)

今朝の朝刊各紙一面の話題は「イチロー引退」です。イチローといえば、メージャーリーグでの活躍が大きな業績として記録されるのでしょうが、私にとっては、1995年、私が兵庫県災害対策本部員として阪神大震災の復旧・復興に大わらわの時に、「がんばろうKOBE」をユニホームに付けてオリックスを優勝に導き、我々を鼓舞してくれたことが一番思い出されます。

閑話休題。

一昨日、地価に関する記事が大きく各紙に掲載されました。国土交通省が今年1月1日時点の公示地価を発表したのです。
私は、まちの元気を客観的に数字で示す指標として、人口を取り上げ、「伊丹市は数少ない人口増加都市で、ありがたいことです。」と言っていますが、人口と並んで地価の推移にも注目しています。
新聞記事だけではわかりにくいかと思いますので、ここで伊丹の地価の動きについて説明させていただきます。

伊丹市内では、住宅地は7年連続、商業地は6年連続、工業地は4年連続で地価が上昇し、4年連続で兵庫県内では唯一、地価下落地点がありませんでした。特に住宅地は＋1.1％（昨年は＋0.9%）と、阪神地域7市1町の中で芦屋市に次いで第2位、大阪圏内63市の中でも第5位の上昇率でした。地価が大幅に急上昇することには問題もありますが、この程度の上昇は本市が住宅地として評価されている証として、人口増加と並んで、うれしく思います。

今後とも、住みたいまち、住み続けたいまちを目指し、市民のみなさんとともにまちづくりを進めていきますので、どうぞよろしくお願いします。

3月19日（火曜日）

このたび、2月に開催された「パラクライミング日本選手権大会2019」で、みごと3連覇を達成され、今年8月に東京八王子で開催予定の世界選手権に出場が決まった大内秀之選手が私を訪ねて来てくれました。

大内選手は、障害の有無に関係なく誰にでも可能性があることを伝えていく目的で、一般社団法人フォースタートを設立し、自らも理事長として活動しています。また、車いすバスケットボールも長年続けており、そのチャレンジ精神に触れ、私も勇気をいただきました。

世界選手権での活躍を期待しています。

みなさん、一緒に応援しましょう！