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自ら考え、行動できる子に きっかけはプログラミング  kidsPG代表 見取聖子さん(広報伊丹2020年11月1日号掲載)

kidsPG代表 見取聖子さん

 プログラミング体験イベントの企画・運営を行うkidsPG(キッズピージー)代表、見取聖子(みとりせいこ)さん(左写真)は、市内を中心に子ども向けのプログラミング体験イベントを多数開催しています。
 過去に勤務していたシステム開発会社で社員採用の担当をした際、使用していたプログラミング体験ソフトを当時4歳の息子にも見せたところ、大はしゃぎ。子どもたちが簡単なプログラミング体験でも楽しんでいることに衝撃を受けたのが事業を始めるきっかけでした。
 他の子どもたちにも体験してもらいたいと思いましたが、どうすれば良いのか分からず、市民まちづくりプラザに相談します。アドバイスを受け、最初に開催したのは、同プラザでの親子対象プログラミング体験講座でした。
 義務教育でプログラミング教育が必修化されたことや、図書館「ことば蔵」での活動が評判となり、イベント開催や講演の依頼が相次ぐようになります。中でも毎年開催している「kidsPGフェスいたみ」は約650人も来場する中心的な活動となっています。
 「プログラミングは特別なことではありません。プログラムを学んで役立つのか、プログラマーになれるのかという質問をよく受けますが、算数を学んだからといって必ず数学家になるわけではありません。また、体育を学んだからといって必ずスポーツ選手になるわけでもありません。」

  「プログラミングは、他のさまざまな教科と同じく基礎の一つだと思います。仕組みや考え方を学ぶことで新たな発想の役に立ったりするのではないでしょうか」と見取さんは話します。
 「子どもたちには、やりたいことを自分で考えて、行動できる人になって欲しいと思います。イベントの中で下手でも失敗してもいいから自由にプログラミングしてみようと言うと、手が止まってしまう子と、進んで取り組む子に分かれます。さまざまな制約のある社会の中で、受け身ではなく、失敗を恐れず行動できる人、また行動できる社会であって欲しいです」と笑顔で語りました。