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母と二人三脚で発明 有岡小の加藤美典さん(広報伊丹10月1日号掲載)

笑顔で特許証をもつ加藤さん

 有岡小に通う加藤美典さん(12。伊丹3)は、商品に付属しているベルマークを簡単に切り抜ける装置「ベルマーク型抜き機」を発明し、昨年9月28日に、特許権を取得しました。
 加藤さんは、昨年3月に、「母がPTA役員の仕事で学校中で集めたさまざまな大きさのベルマークをはさみで切り取り、時間をかけて整理しているのを見て、少しでも楽にならないかな」と思い、ベルマークを切り取る機械の設計を考え始めます。
 弁当作りで使用する海苔を切り抜く調理器具と針なしホチキスの構造を観察しているうちに、「ベルマーク部分を型抜きできる装置が作れるのでは」とアイデアが浮かびます。
 夢中で考え、試行錯誤を重ねていきました。

 「商品によって大きさが異なるさまざまなベルマークを切り抜ける装置を作らないといけない」など週一回、お母さんから助言を受けて考えを磨き上げ、設計案の改良を行いました。
 昨年6月には、特許事務所に特許取得に向けた相談に行き、6月11日に特許庁へ特許出願をしました。着想から実に半年で特許を取得するという異例の速さでした。
 「学生のうちに、年1回特許の申請・取得を目標」と意気込む加藤さん。現在は、キッチン用具で特許を取得しようと試行錯誤を重ねています。
 さらに先の目標として、「特許など知的財産権に関わる弁理士の資格を取りたい。犬や猫、鳥などの動物が好きなので、動物を保護する仕事に就きたい」、「自分が取得した特許をもとに、お金を稼いで動物の保護に使っていきたい」と笑顔で夢を語りました。